2025/05/27

アカデミーボンポワン第8期生


先日初めて、

アカデミーボンポワン(L'ACADEMIE BONPOINT)に

参加してきました。


私は子供服が大好きで、娘の大切な機会に着用してきた

美しいボンポワンの世界観の中で、アートが学べると知ってから

ずっと興味を抱いていました。今年は第8期生。



娘は8歳になり、最近工作や絵は

時間を忘れるほど没頭するし、音楽はピアノを弾くのが好きな様子。

やってみる?と聞くと、やりたい!と即答。

抽選で貴重な枠と知っていたので、子供が自主的に参加したいと

思える年齢で今回初めて応募。お返事をいただけた時は

母娘、飛び上がるほど嬉しくて。


音楽、建築、絵画、写真、デザイン、ファッション等、

様々な視点から、月に1回、1年間を通して

アートについて理解を深められるプログラム。

1回目のテーマは “カラー”でした。




作品を鑑賞したり、実際描き方を知ったりすることで、

美しい色彩や色の不思議について

娘なりに感じているようでした。


自主性を重んじるため子供とは離れて見学が可能とのこと、

私は端のほうから見せていただきましたが、ブティックの方々が温かく

お水のお気遣いをくださったり、プログラムについて丁寧に教えてくださったり。


チェリーの付いたオリジナルの机や椅子でボンポワンの

お洋服をきた子が座って学ぶ姿だけでも本当に可愛いのですが、

子供たちが先生と交流しながら 思い思いに創作に励んでいて

とても雰囲気が良かったです。





5月生まれのため、サプライズでオードリー先生
セレクトの絵本をプレゼントしていただけて(!)
少し緊張も解けたようでした。


これからはフランス語でご挨拶も🇫🇷





さっそくお友達もできて、ますます通う楽しみができたよう。
親子でこれから、ワクワクしながら通いたいと思います。









2025/04/28

ピアノ五重奏の響き vol.3


週末、無事2公演を終えることができました。
ありがとうございました。

今回で3回目を迎えられたコンサート。
2つの会場でたくさんのお客様にお会いできて
嬉しく思いました。




5人でのアンサンブルは、何度一緒に弾いても
心から楽しい、に尽きます。




ソロとは異なる、音楽を共に構築していく楽しさが
どの楽章にも溢れるシューマンの五重奏。






アンコール1曲はカメラ解禁

後半は同じピアノでも
私と夫で全く異なる音色と音楽の内容、
編曲の魔法で変幻自在なのは羨ましい。

南大沢文化会館主ホールではYAMAHA、
トリフォニーではスタインウェイでしたが
どちらも信頼する調律師さんのおかげで
素晴らしい時間になりました。

これは演奏者みなが一致する意見なのですが、
ホールで響きの良いピアノや楽器の配置などの
データは、正確に取っておいて欲しいと思います。
演奏会の趣旨や奏者の好みは勿論様々ですが、
大体ここがベストな音響という場所が必ずあり、
利用者の残す情報が会場の財産という
共通の認識があると良いなと思います。

譜めくりをしてくれた
野川ちゃん、恵糸ちゃん、ありがとう。


来年の公演は、新しいレパートリー予定。
是非ご期待ください!





 

2025/02/20

岐阜県芸術文化顕彰・奨励表彰式/公演会

お花の香りが部屋いっぱいに広がっています。

昨日、岐阜県芸術文化顕彰・奨励賞の
表彰式と公演会に参加して参りました。




受賞の言葉は、公演会よりもずっと緊張しました・・・!





江崎知事より、表彰状及び記念品を賜りました。

知事のご挨拶の中で、

受賞者の共通点は探求者であり挑戦者であること。
伝統は守っていく、と思いがちだが、
芸術家は日々新しいことに挑戦し、
それが何十年か後に道になってゆく
それが未来を切り拓いていく。

というお話が、胸に響きました。

ここまで私を導いてくださった
全ての方々に感謝をしております。
そして
より一層、演奏を深く追求し、
研き続けたいと思います。





第2部の公演会は、4名の受賞者演奏の
最後に弾かせていただきました。






ショパンのノクターンop.15-2と幻想即興曲、
パデレフスキの幻想的クラコヴィアク
を演奏。



ブラボーの声まで、
ありがとうございました。





関ヶ原や国民文化祭でお馴染み
小島紀夫さんと。
そのお人柄が家族で大好きな方。

そして

公演会で演奏された、受賞者の皆さまと



左より 琵琶奏者 田中旭泉さん、私、
打楽器奏者 松尾志穂子さん、箏奏者 鹿野竜靖さん

華やかなお祝いの舞台、みなさま素敵でした。


ここのところ続いた緊張のおかげで
数キロ痩せたのに
いただいた美味しすぎるお心遣いによって
戻りそうな予感大。気をつけます笑 


また次の公演に向け
新鮮な気持ちでピアノに向かいたいと思います。








ソロリサイタル終演!

先日、ホールいっぱいのお客様に見守られて
ソロリサイタルを終えることができました。

心から、ありがとうございました。



Program


J.S.Bach : French Overture h-moll BWV831

F.Chopin : Nocturne Fis-dur op.15-2

             : Mazurka cis-moll op.63-3

I.J.Paderewski : Cracovienne fantastique op.14-6

(pause)

Szymanowski : 4 Etudes op.4

I.Stravinsky/G.Agosti : The Firebird Suite 〜

      Danse infernale, Berceuse, Finale

(encore)

I.J.Paderewski :  6 Humoresques de concert op.14-2 Sarabande

Mozart/Liszt : Ave verum corpus K.618






聴いてくださる方々に
すべてが詳らかに伝わる緊張感と
アットホームな雰囲気の
両方を感じる空間でした。

静寂を、自分の音で満たしていく難しさ

思い描いた歌が鍵盤に乗せられる喜び

瞬間的に混在していて、
ものすごく大きな精神的葛藤があるのですが、

それを共有させてもらえたこと、
構成した内容を一緒に感じてくださったことが
何より幸せな時間でした。







今回のリサイタルは、初めて
フライヤー、チケット、プログラム、
お問合せフォーム等、すべて
自分で作ってみました。

いつもやっていただけていたことの大きさを実感し、
今後本当に自分でできることは何かを、
考える良い機会になりました。

曲目解説執筆、ホール打ち合わせやスタッフ手配、
集客。。。演奏会のプログラムを準備しながら、
本当に一人でできるのか不安もありましたが、
お越し下さる方々が少しずつ増えていくのを確実に
把握しながら準備ができたことは
心の支えになっていきました。






新たなレパートリーばかりだった今回の挑戦。
音楽のうつくしさに心を動かされながらも、
先の見えない暗闇をずっと走っている気持ちにもなりましたが
気付けば周りに、人の優しさが溢れていること。

ひとつのことを追求する中で
私が見つけた 希望の光です。



ここまで一緒に伴走してくれた家族に
感謝しています。





娘1年生の絵日記をみてほっこり




ありがとう。









2025/01/21

長野量雄先生発表会

みなさま、発表会大変お疲れ様でした。
最後に弾かせていただきました。

リサイタルまでにやるべきことがしっかり見えた
この舞台経験を糧に、また精進したいと思います。






生徒さん達に囲まれた長野先生が
本当に幸せそうで。

菊里高校はそろそろ実技試験かな。
応援しています!





 

2025/01/17

岐阜県芸術文化奨励賞受賞


この度、令和6年度岐阜県芸術文化奨励賞を
受賞いたしました。

ここまで私を導いてくださった
すべての方々へ、心より感謝申し上げます。

名誉ある賞をいただくことができたことを
大変光栄に思うと同時に
より一層真摯にピアノと向き合い
演奏を深く追求したいという想いを
新たにしております。

2月19日(水)には、ぎふ清流文化プラザにて
表彰式・公演会に出演いたします。

詳細はこちら

数日前の東京でのリサイタルプログラム
より抜粋して、演奏予定です。

是非みなさまにお聴きいただけましたら
嬉しいです。







 

2025/01/05

謹賀新年2025


本年もみなさまにとって

愛と笑顔に溢れた 実り多い一年となりますよう、

心よりお祈りしております。


2025年も 人として成長できるよう、

個の力を信じて挑戦を続け、

音楽と共に 歩んでいきたいと思います。



新年、家族で葉山へ


2月のリサイタルまで、

まだまだ先が長く感じますが

苦しいときは、上っているとき。

と自分を鼓舞しながら、前に進んでいます。


人の心に音で寄り添えるように

まずは自分の心に素直でありたい

毎日楽譜を見て、ピアノに触れる度、

新しい何かを感じて音楽が変化する

この時期を、大切にしたいです。


本年も、どうぞよろしくお願い申し上げます。



粥川愛