2024/04/02

CHILL CLASSIC CONCERT@大さん橋ホール


2日間 6公演が、無事に終わりました。
毎公演ホールいっぱいのお客様に聴いていただき
本当にありがとうございました。


春ならではの楽曲を中心に
素敵な演奏者の方々と共演できて、
舞台上で心が震える体験ができました。

ピアノのお隣がハープという位置で、
池城菜香ちゃんとピアノとハープの
アンサンブルが貴重で楽しかったです。

オケの中でメロディーがピアノになる瞬間は
いつも緊張感がありましたが、
スコアを見ながら
楽器一人一人が奏でる音色を
全身で感じ、弾かせていただきました。





ビルマンくん、リハ中チルの図...笑
(中山撮影)
MCが上手だったなあ。。

お二人あってのコンサートでした。

 



舞台上から、クッションやハンモックで
思い思いの時間を過ごされている
聴き手が見える光景。

なかなか新鮮で、
普段のコンサートとはまた違い
こちらも自然とリラックスした気持ちに。




ロビーの出演者パネル




夜公演だけ背後のカーテンが開き
船や飛行機の行き交う様子や
夜景が楽しめました。



チルグッズもかわいい。

プログラムカードや
中山とビルマンくんの直筆メッセージ付の音源カードも。
クッキーサンド、とっても美味しかったです!


8月、10月にも公演決定。
是非チェックしてみてくださいね。







2024/03/29

CHILL CLASSIC CONCERT SEASIDE 2024 spring


 明日からこちらのコンサートに2日間

ピアニストとして出演させていただきます。




https://chill-classic.jp/2024_spring/


海の見える会場で、

素敵な奏者の方々との共演が

今から楽しみです。


コンサート名のCHILL(チル)は、

英語圏の砕けた表現として

「くつろぐ、落ち着く、リラックスする」

を意味することば。


プログラムはクラシックの他、

季節感あふれる桜に因んだ J-popの作品を

この公演のためだけにオーケストレーション

された音楽。編曲はすべて、夫の

中山博之が担当しています。公演のたびに

 並々ならぬ精魂を注いでおります‥


この新しい「聴き方」と音楽が

たくさんの人たちを魅了して、

5回目の今回含め、毎回チケットは

 即完売だそう。


客層は圧倒的に若い方達。

普段はクラシックを聴かない人たちが

生の音に触れて、他のクラシックも

聴いてみようかなという気持ちになる

きっかけにもなってくれたら。

奏者の一人として

心を込めて演奏したいと思います。


そして私も、特別な瞬間を

CHILL(自分の時間を大切に)

したいなと思います。




2024/03/28

レコーディング@Kindergarten

先日、娘が幼稚園を卒園しました。

自然豊かな恵まれた環境で、
たくさんの原体験や季節の行事を、
親子共々 楽しませていただきました。

家族で大好きな場所でした。




秋祭りコンサートのアンコールで
園歌をピアノソロにアレンジしたものを
演奏したのがきっかけで、

園長先生よりお話をいただき、
2月に園のピアノで
幼稚園歌をレコーディングしました。

現園長先生の
お父様が作詩、お母様が作曲の
歴代の園児たちに歌い継がれてきた歌。

元気な園児たちの声で歌われ
親にとっても聴くたびに思い出が蘇る音楽で、
ピアノの1音1音に気持ちをのせて
弾かせていただきました。

朝の登園時間をはじめ、卒園式でも
早速流してくださり、
とても嬉しく思っています。

これからもずっと、
心のままに生きる純粋な幼少期を
彩ってくれますように


卒園式の翌日は、


ママたちとたくさんの準備をした
卒園パーティー。

こちらでは、園児たちが主役の
園歌や卒園式で歌ってくれた歌を、
ピアノで一緒に弾きました。


幼稚園の先生はもちろん、園で通っていた
習い事も、お教室が変わる為
先生とのお別れや、新しい出逢いが
いくつかありました。

先生からのお手紙には親の私が涙。
娘も今月は、気持ちを伝えるために
沢山のお手紙を書いていました。






私は3月に、
またひとつ年を重ねられました。

大好きなパティスリーのケーキと花束、
家族からのお手紙と
大切な人たちからのメッセージ。

幸せ。

心に響くことがたくさんの季節を
過ごしています




 

2024/01/30

ピアノ五重奏の響きvol.2

先日、トリフォニーでの
ピアノ五重奏の響き
〜ブラームスとミュージカル映画の世界〜
無事終演いたしました!

チケットは完売✨
本当に、ありがとうございました。




前回と同じ新日フィルの素敵なメンバーと
2回目の共演でした。

前回はシューマンでYAMAHA、
今回はブラームスでスタインウェイを
選び、どちらも良い音色の楽器でした。

弦楽器の方達から、
トリフォニーの会場とカルテットに対して
スタインウェイのバランスが難しいことを
聞いていたので、そのあたりも含め、今回
ブラームスの大曲をどう響かせたら良いのか、
探しながら本番を迎えました。





室内楽は、ソロとは違った面が
引き出される感覚が、興味深いのです。

弦の美しいカルテットの響きに合う
タッチやイメージが
音を重ねる度に、膨らみました。

ブラームスのピアノ五重奏は
最初は弦楽五重奏、その後2台ピアノを経て
今のかたちになったもの。

編曲を感じさせない、作品の
重厚感のある圧倒的なエネルギーや、
弦やピアノを熟知した書法、考え抜かれた構成は
毎回 弾きながら感動します。

弦楽のメンバーの音が
あのメンバーにしか出せない
また絶妙なバランスの音色で
それにあったタッチが自然と創りたくなります。

本番、アンサンブルが楽しいと感じる瞬間が
何度もあって、幸せな時間でした。

前半は緊張感のある室内楽、
後半は映画やミュージカルを彩る、
中山がこの日の為に編曲した作品の数々。
私は個人的にガーシュインメドレー、
ニューシネマパラダイスが大好き。

様々な世界を堪能していただけて、終演後
あたたかな感想を沢山いただきました。

お客様の笑顔が忘れられません。





前日の実技試験を終えた大学の教え子たちも
たくさん聴きに来てくれました。

卒業生を中心に、ブーケと
寄せ書きまで用意してくれて。。涙
幸せです。


このシリーズ、続編も
是非 ご期待ください。




 

2024/01/08

Oper GRAZ

Oper Grazで2公演、鑑賞しました。
娘は初めてのオペラ観劇。




会場の華麗な雰囲気は、いつ来ても
特別な気持ちになれます。




オッフェンバック作曲 ホフマン物語と
ガーシュイン作曲 Crazy For You




ホフマン物語は
字幕もセリフもフランス語かドイツ語。
当然、娘には難しい中、
有名なオリンピアのアリアを楽しんだり、
私が説明をしながら、登場人物の表現を感じて
3幕までは物語を追っていましたが、



4幕は、夢の中。。
ロジェ(個室)で良かった笑

その後しばし、私と母は鑑賞に集中させてもらえました。

様々な作曲家に影響を与えたE.T.A.ホフマンの3つの恋物語。
多様な幻想性がプロジェクションマッピングや斬新な演出で
表現されていて、オーケストラやコアの質の高さも
舞台をしっかり支えているように感じました。




大晦日のCrazy For Youは ミュージカル。
父と夫と娘と、今度は舞台上手側のロジェで鑑賞。

リズミックなダンスに、ガーシュインの生き生きとした音楽。
同じ3時間ほどの舞台でしたが、英語とドイツ語でも
感覚的に理解できるコミカルな演出に、
最後まで楽しく、笑いながら鑑賞できていました。

2夜とも家族が出演していたのも大きく、
普段過ごしている人が舞台で表現する姿に
何かを感じ取っている様子でした。




6歳くらいの子は珍しかったようで
会場の人や、お隣のロジェに座った方に

初めてのオペラ?楽しんでね。
素敵な新年をね!

と声をかけてもらえました。



ジルベスターで特別盛り上がった
カーテンコールの後

会場で振舞われたワインを戴き、
(娘にはオレンジジュースを用意していただけました)
コンサートの余韻を楽しみながら帰りました。

ホテルに戻っても、興奮冷めやらぬ様子で
踊っていた娘。今回は最後まで見られたことも
自分なりに嬉しかったようです。

会場にいる人全てが一体となって楽しむ素晴らしさを
肌で感じられて、素敵な経験ができました。



 

オーストリアでのクリスマス


留学していた頃から

ヨーロッパのクリスマスは
童心を大切にしていて、なんて素敵なんだろう
と思っていました。
















今回子供と来られて

またひとつ 夢、
叶えられました。





行きのスーツケースはプレゼントでいっぱい。

クリスマスの日に
ツリーの下の山のようなプレゼントを
家族で開けていく楽しさ。

そのひとつひとつの思いやりがあたたかくて
かけがえのない時間です。






グラーツ大聖堂にも立ち寄れました。





荘厳で静謐な空間に
しばし浸りました。


 

2024/01/07

姪っ子@GRAZ


クリスマスから年始にかけ、オーストリアで
妹家族と私たち家族、そして両親と
休暇を過ごせました。

初めて娘と一緒の海外旅行。

時差ボケや、慣れないドイツ語の飛び交う中、
日々初めて見る光景を、思いっきり
楽しんでいたように思います。



GRAZオペラ座内のCafeにて

今回の旅の一番の目的は
生まれて間もない姪っ子に会うこと。



妹と姪っ子
Meszaros Macaron & Dessert Boutique



お歌をたくさん聴かせてあげました。


家族みんなで、赤ちゃんをいっぱい
抱っこさせてもらい

こんなに小さかったかな、と
何度も口にしてしまいました。

娘が可愛がって遊ぶ姿が
何より幸せでした。

どんな子に育ってゆくのかなあ。
これからたくさん遊ぼうね。