2026/04/27

ピアノ五重奏の響き vol.4


 ピアノ五重奏の響き、2公演を無事、終えることができました。

今年で4回目。皆と続けられたことに、心から感謝です。




かなっくホールは平日のお昼にも関わらず沢山の方々に、

トリフォニーホールは毎年お気に入りの席で楽しみに

聴いてくださる方々が多く、本当にありがとうございました。



トリフォニーはとくに、ピアノ五重奏の演奏で それぞれの楽器がベストに響き合う

舞台配置をこのメンバーで作り上げて来たので、リハからスムーズでした。



真剣な中に笑いの絶えないリハ



毎年恒例の、前半はクラシック、後半はミュージカル映画の作品より、

この演奏会の為に編曲された珠玉の作品の数々を、というスタイルはずっと継続。


今年はドヴォルザーク(ドヴォジャークが原語に近い発音)の

ピアノ五重奏 イ長調 op.81、このメンバーで初挑戦しましたが、

弾いてみてさらに大好きな作品のひとつになりました。


彼の音楽は、『古典派の作曲家に対する深い尊敬の念と、

同時代の音楽の発展状況に対する強い関心とを結びつけ、

伝統にしがみついている人々にも、変化を歓迎する人々にも、

等しく訴える音楽を作ることに成功した。』

(ニューグローブ音楽辞典より)

とある様に、伝統と新しさのバランス感覚に優れ、

ピアノ五重奏でも、彼の民族性や芸術性が

4楽章を通じて凝縮されています。


室内楽曲を愛し、たくさん書き残したドヴォルザークの作品の中でも、

特に演奏される機会の多い傑作で、緻密な構成の中に、

心の底から溢れるような旋律が顔を覗かせ、

ピアノと弦の対話が楽しく、弾きがいがあります。

第2楽章のドゥムカは白眉。




2公演ともまた違った、一期一会の音楽になりましたが、

この経験が 私にとって宝ものです。




アンコールは連弾で6人で演奏。





かなっくホールは室内楽にとても良い音響。



尋常でない忙しさの中、このメンバーを大切に
室内楽を続けてくれて、ビルマン君ありがとう。


アンサンブルする時の人とのコミュニケーションもまた、
学ぶことの多い時間。


自分にはない感覚を、それぞれの奏者から音で教えてもらい、
一緒に音楽を創っていける幸せは、何にも代え難いと
あらためて感じています。





2026/01/20

ChorKlang日比谷演奏会


先週末、ChorKlang日比谷(旧JFEスチール東京混声合唱団)の
演奏会、無事に終演いたしました。

約6年間の、長い練習の積み重ねと想いが
歌声に現れたハーモニーと共に、
ピアノが弾けて、幸せでした。

小金井宮地楽器大ホール、演奏者に心地よい響きで、
2階席までたくさんのお客様に聴いていただけたこと、
本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。



左より
山本悠尋先生、cb.澤田知世さん、私、指揮の福田光太郎先生、Perc.篠崎智さん

前半は全てミサ曲、後半はオールブラームスプログラム。

モーツァルトのK.192は初期の作品で、管弦楽のピアノ版は
ソロとは違い、楽譜通り弾くと合唱とのバランスが難しく、
オケを聴いて本当に大切なパートを厳選して弾く必要がありました。

K.192のミサで1番規模の大きいCredoには、
モーツァルト最期の交響曲「ジュピター」で使われている動機
『ド・レ・ファ・ミ』の音形が使われ、モーツァルトの音楽を凝縮した
このモティーフが言葉と共に展開し、結実する見事な書法で、
ピアノでその音楽構成を担えて、興味深かったです。

周藤諭さんのミサは、親しみやすい旋律で自然体で聴ける音楽。
指揮の福田先生とも交流のある作曲者で、思い入れもひとしお。

チルコットは、ドラムとベースが加わって、一気にJAZZの世界に。
リズムの躍動感とピアノ前後や舞台の足元から響いてくる音に、
私も高揚感が増して、楽しくアンサンブルさせていただきました。


後半のブラームス3曲は、人間の置かれた運命の厳しさをうたった詩が
テキストという共通点がありますが、それぞれがとてもキャラクターの異なる音楽。

ピアノ伴奏版はすべてブラームス自身が編曲に携わっているため、
合唱とのバランスも考えられ、かつ彼のピアノソロの作品やコンチェルトを
弾くような響きの重厚感もあり、弾きごたえがあります。

ウィーンで学ばれた福田先生のブラームス愛溢れる
指揮とともに、緻密で美しいハーモニーを支え、
合唱と溶け込む音に、と心がけて弾きました。

皆さま苦労されながらも、ドイツ語の発音には時間をかけて取り組み、
本番、3曲続けても最後まで集中力を切らさず歌いきって素晴らしかったです。

プログラム最後の曲、Nänie op.82は、
団の新しい名前の考案者でもあり、長く一緒に歌ってきた故人への想いも込めて、
皆で演奏させていただきました。



譜めくりをしてくれた里見有香先生と。


一人では得難い音楽経験、
次の演奏に生かしていきたいです。






 

2025/12/09

NHK交響楽団メンバーとの共演、無事終演!

 
12/6、NHK交響楽団メンバー with 県出身音楽家
“夢”の共演 コンサート
ホールいっぱいのお客さまに見守られ、
無事 終演いたしました。

心より 感謝申し上げます。



指揮の岡崎さん、筝の鹿野さんと共に

終演後、聴いて下さった方々の喜びの感想や笑顔に出会えて、
あぁ、無事終わったんだなと ほっとしました。

前半は、鹿野さんの自作自演(素晴らしい才能!)から始まり、

私はショパンの作品から3曲を演奏。
今回の演奏会は、様々な楽器が聴けるので
ピアノならではの音楽を演奏したいと思ったこと、

またどの作品も、後半の
モーツァルトのコンチェルトに繋がることを
イメージして、選曲しました。

革命のリクエストがあったのもありましたが、
気持ちの配分的にも、プログラム全体でショパンの音楽の
流れをつくりながら演奏させていただきました

フレッシュな指揮の岡崎さんにも
たくさんの拍手が送られていました。



オケ作品のリハの風景


N響の皆さんとは、初合わせの時から
たくさんのことを学ばせてもらえました。

このオケの人数の為だけに特別に編曲されたので、
別の楽器が別のパートを弾くことも多々ありましたが、
なんの違和感もなく自然に聴こえたことに感動しました。

力みのない音ですっと合わせられる感覚を
間近で聴き、どれだけ支えてもらったことでしょう。

私自身は、会場で弾く最後の1音まで葛藤でしたが、
本番、オーケストラのMozartの冒頭が始まった瞬間から、
音楽だけに集中できました。

暗闇の石畳を駆ける馬車が見えるような、
そんな音を感じました。

すべてのピースが揃い、その流れの中で演奏できる幸せ。

音楽を、続けてきて良かったと
心から感じました。




終演後に皆さまと
左から音楽監督・編曲の中山博之さん、コンサートマスターの三又治彦さん
   私、箏の鹿野竜靖さん、指揮の岡崎広樹さん


主催の(公財)岐阜県教育文化財団の皆さま、
ぎふ清流文化プラザの小島さま
素晴らしい機会を、心よりありがとうございました。


また見たことのない 次の演奏に向けて
前進できたらと思います。




2025/08/29

NHK交響楽団とモーツァルト共演




12月6日(土)、NHK交響楽団の皆さまと

モーツァルトのピアノ協奏曲二短調 K.466を演奏いたします。


この素晴らしいモーツァルトの作品をN響と演奏できると思うと、

この瞬間から幸せです。


自身のベストの演奏をすることは勿論、

共演が叶うメンバーとのアンサンブルを

心から楽しみたい。


聴いて下さるすべての方々の心に届く演奏を目指して

日々、ピアノと向き合いたいと思っています。

 


指揮者は、加納高校・藝大の後輩で、新進気鋭の音楽家・岡崎広樹さん


ソロは、ピアノでしか表現できない音楽を、と

ショパンより3作品を選びました。


昨年度、共に岐阜県芸術文化奨励賞を受賞した

箏奏者の鹿野竜靖さんは自作品を。


オケの作品も、どうぞお楽しみに。


チケットはフライヤーにあるお問い合わせ先、

もしくは私まで。


ぜひ聴きにいらしていただけたら幸いです。


皆様にお会いできることを

心より楽しみにしております。






 

夏の思い出 2025


まだまだ暑さが厳しいですね、
みなさまどんな夏をお過ごしでしょうか。

今週から娘の学校が始まりました。

楽しかった夏休みの出来事を
振り返りたいと思います。




母の浴衣を久しぶりに着ました。




お友達に誘われて、椿山荘にて
パン作り体験。






娘は小鳥と音符を、私はピアノを
作ってみました。




焼き上がったら鍵盤が波打ったのも、いい思い出です笑

娘は焼きたてのチョコの部分をつまみ食い、
写真を撮る時には正体不明のかたちに。。。笑

でも、ふんわり焼けた手作りパンを
美味しく戴きました。





アメリカから帰国したお友達と
1年ぶりの再会もありました。

会うたびにお互い背が伸びて、
今年は新しいファミリーの一員にも会えて。




「デザインあ」の番組が大好きなので一緒に、
デザインあ展neoへ。

大人も子供も楽しめる色々な仕掛けが面白かったです。





今年は、娘の習い事のバレエの発表会がありました。
演目はポーランドが舞台のコッペリア。




音楽と、言葉のない身体の動きだけで表現をする
美しさに、バレエって素敵だなとあらためて思いました。

舞台で素敵な衣裳を着て、練習の成果を披露できたこと、
そしてお友達が見にきてくれたことも、嬉しそうでした。





今年は美濃市の実家に、娘一人でお泊まりをしました。

重要無形文化財に指定されている
美濃和紙の紙漉きを体験。




紙遊さんにて。優しく教えてくださり
とても楽しかったようです。

ばあば、じいじ、ありがとう。




手漉き和紙を乾かしている間、お手紙を書いてくれました。
数日後、届いて嬉しかったです。






帰ってきてから絵本にして
まとめました。




お友達とプールへ行ったり、
8月は写真がテーマのボンポワンアカデミーに参加できたり

日々の習い事も少しレヴェルアップして、
充実の夏休みでした。


今日も楽しかったな、と毎日そう思えた今年の夏も
終わってしまい、寂しい気持ちもありますが

少しずつ、日常のリズムを
取り戻していこうと思います。




 

2025/07/07

L'Academie Bonpoint 7月

 
6月のアカデミーボンポワンは、
クラフトがテーマ。




イギリスの画家、版画家、舞台美術家、写真家の
デイヴィット・ホックニーの作品から
水の描写を学び、


プールのジオラマ作り





本格的な夏のはじまりに、
涼を感じられるプログラム。

冷たいプールに
行きたくなりました!






古殿 time
















福島県の古殿町にて

演奏させていただきました。


吉田さんと山本さんとの共演、そして

ソロでは英雄ポロネーズを。


あたたかな拍手をありがとうございました!


プロムジカ使節団歌手の皆さまの熱演

そして圓谷くんのエネルギッシュで音楽的な

指導と指揮で、合唱、管楽アンサンブル、

参加者全員がひとつになる時間


感動でした。





初めての福島。今度はもっと

ゆっくり訪れてみたいと思いました。


手作りのこっくり味のお弁当が美味しくて

お味噌と日本酒をお土産にしました。