2012/07/18

ダブルコンチェルト


先日、大垣にて“2本のチェロ&2台のピアノによるコンサート”無事に終わりました!

愛知室内オーケストラの皆様とのアンサンブル、指揮者の角田さん、そして河村さんとのピアノデュオ、舞台でドキドキワクワクしながら、モーツァルトを演奏できました。
聴きに来て下さったお客様、あたたかい拍手をありがとうございました。

前日のリハから本番まで、あっという間でした。オケとの共演は本当に楽しい。
ソロで本番演奏しているときは、平常とは異なる時間に身を置いていて、
その中を音と共に、むしろ自分が音になって、勇気を持って進んでいる感じがするのですが、
今回のようなアンサンブルの場合はもっと複雑にさまざまな時間が交差する感じ。

良いことだけではなく毎回反省点もありますが、
本気だから、やっぱり楽しいと感じるのだと思います。

 


二人のチェリスト、息子さんのアンドレアス・ティムさん、お父様のユルンヤコブ・ティムさんの演奏も素晴らしかったです。舞台袖で聴いていた時は、チェロの音が床からじりじりと伝わってきました。クレンゲルの2本のチェロのためのコンチェルトは、メロディーラインが常に二人の奏者で弾かれるので、流れがピタッと合った二人の演奏は訴えてくるものがありました。

終演後、ゲスト出演者でパチリ。

             左から、指揮者の角田鋼亮さん、ユルンヤコブ・ティムさん、河村義子さん、私、アンドレアス・ティムさん

 
河村さんは、この演奏会の企画や運営側にも携わりながら演奏もされて、それがどれだけ大変なことか想像できるので。。本当にお疲れさまでした!

今回の演奏会でつながったすべてのご縁、大切にしていきたいと思っています。