2023/09/11

関ヶ原の記憶2023

野外朗読音楽絵巻「関ヶ原の記憶」
2023年の公演も無事
終えることができました。

屋外のステージ袖から、びっしりと満たされた
客席が見えて。本当にこんなに沢山の方々に
集まってもらえて、嬉しいね、
と言いながら、共演者と舞台に上がりました。

前日リハにて。信頼できるメンバーのみなさまと

演出で、こちらのマスクを
リハと本番付けて臨みました。


ビルマン良弓光さんと

前日のゲネプロ終わりに、

「関ヶ原合戦があった
慶長5年9月15日を
令和5年に置き換えると。。」

と演出の小島さんからアナウンス後、
演奏チームはHappyBirthdayを演奏しました。

竹下景子さん、1週間後の9月15日が
古希のお誕生日。関ヶ原とのご縁を感じます。

サプライズのケーキならぬお団子120本!
(主催者から関係者皆さまへとのお心遣い)


和やかな雰囲気の中
みんなで美味しくいただきました。


翌日は気候にも恵まれ

本番前には大垣城へ行き、
志気も高められました。




高い建物のない400年前、
ここから関ヶ原も
見えたであろうとのこと。

当時の古文書や資料を見て、
台本に出てくる登場人物の相関図が
繋がっていき、興味深く感じました。



厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど)

穢れた土を厭い離れ、平和な浄土を願い求める

德川家康が旗印に用いた言葉。

人は窮地に追い込まれた時にこそ
本質が出るもの。戦いの最中、それぞれが
最善の選択をしたはず、と
ご子孫の方も話されましたが、
その戦いの上に成り立つ、平和な世界。

魂のぶつかり合い、様々な人間模様が
演出によって鮮やかに蘇り、
それをその空間で表現できることは
すごいことだなといつも感じます。

こちらで演奏させていただくのも3度目。
新曲も徐々に増えて、
新しい舞台へと進化しています。

生の音楽が
歴史的な価値を伝える一助となれることに
誇りを持って、これからも
発信できたらと感じます。



みなさま、本当にお疲れ様でした!