2011/11/23

野村亮太さんSax Recital


 ちょっと遅くなってしまいましたが、先週土曜に野村亮太さんのサックスリサイタル、無事終了しました。N.バクリやオルブライトなど、ピアノソロではあまり馴染みのなかった作曲家の作品、サックストリオやシューマンの作品もサックスで聴けて、新鮮な気持ちで楽しめました。

 アンサンブルのように誰かと創る音楽は、自分のペースだけではないので、本番で予測できないことがソロ以上に起こったりしますが、その緊張感の中、息が合うときは本当に大きな音楽の力になり、そこが醍醐味なのかなあと思います。

 アンサンブルピアニストって本当に大変だけれど、やりがいがあります。今回のリサイタルのような意欲的なプログラミングは本人のやる気が十分になければやり遂げられないこと。このような機会をつくってくれた野村さんに感謝です。野村さん、お疲れさまでした。そして、大荒れの天気の中、聴きに来てくださったお客様、本当にありがとうございました。


N.バクリのトリオでは、ゲストの大川千都さんと3人で共演しました。譜面台で隠れてしまってますが。。。バクリのトリオは、ミステリアスな1楽章、重厚感漂う2楽章、3楽章はリズミックでのれる曲なのですが、演奏は本当にスリリングでした笑


                                                
  終わった時は、この表情:)アンコールのピエルネの3つの歌は、ヴィクトルユゴーの詩とさわやかな曲調が魅力の曲ですが、ソプラノサックスでも吹いて!という最前列に座っていたお客様のリクエストを野村さんが快く受けて、2回違った表情で演奏していたのが印象的でした。



終演後の打ち上げで。ちょっとほろ酔いです。
いっぱい話して打ち解けられる時間って大切ですね。






2011/11/14

クローバーイブニングコンサート


 
先日、ハーモニーさん主宰のクローバーイブニングコンサートで演奏をしてきました。

聴きに来てくださったお客様、そして募金をしてくださった方々、本当にありがとうございました!




前半のソロでは、また課題がたくさん見つかりましたが、静かに耳を傾けてくださったおかげで、シューマンの暁の歌は、“静謐さ”をいっそう感じながら弾くことができました。


後半は連弾で、中山さんとブラームスの16のワルツ作品39を演奏しました。ブラームスとクララ・シューマンはどんなふうに演奏したのだろうと想いを馳せながら。15曲目は有名なイ長調のワルツですが、夢のように美しいこの曲から一転、最後の曲がニ短調で静かに締めくくられるところがブラームスらしいというか、なんともいえない感情になります。


ちょっとお話も交えながら。アンコールはブラームスのハンガリア舞曲嬰ヘ短調をこの日一番熱く?演奏させていただきました!あたたかい拍手、ありがとうございました。









聴きにきてくださったお客さまと




 
 
 
 
 
   


 
ハーモニーの方々と最後に記念撮影。


みえないところで支えてくださるたくさんの人たちに感謝して、明日もピアノに向かいたいと思います。