2013/06/11

演奏会@川越・茶陶苑大蔵

 
 
 9日の日曜日、川越にある茶陶苑大蔵で、演奏してきました。
早々と満席になったと聞いて、感謝の気持ちでいっぱいでした。
 
 



リハの様子
 
大蔵の中はひんやりしていて、時々入ってくる外の風が心地よく、
ピアノの響きはまろやかで違和感なく弾けました。



夫婦で演奏会は結婚後初めて。
お互いのソロは各々のペースですが、二人の連弾は、
音楽的な主張がぶつかることもしばしば。でもなんとか無事に、この日を迎えられました。

私の演奏したベートーヴェンのソナタ月光、ショパンのエチュード木枯らし、ワルツ仔犬。
名曲といわれる作品を弾く時は独特の緊張感がはしります。
でも今回弾いた曲はすべて、時間をかけて弾いてきた思い入れのある作品で、自分なりの音楽があります。もっとうまくなりたいと常に願っていますが。。時間をかけて経験を積んだ曲は、新しく取り組んだ作品と違った境地で音を紡いでいく楽しさ、さらに湧いてきたアイデアを試したくなる冒険心を掻き立てられます。
 
作曲家の主人は、ソロを弾く時は私以上に緊張するようですが、
身内の演奏を聴くのは本当に緊張しますね。。。
 
MCではプライヴェート話満載でしたが笑 みなさまの笑顔に救われました。

日本の歌を4手連弾用にした組曲は主人がこの日のために編曲してくれたのですが、
茶陶苑大蔵の雰囲気にぴったりでした。



 

終演後、主催してくださったNHK川越教室の皆様と
 

ありがとうございました。
 




茶陶苑を出て、少し街歩きしてみました。





 
 
残したい日本の音風景百選の川越のシンボル・時の鐘
 
 
小江戸といわれる川越の蔵造りの町並み、私の地元・美濃はうだつの町並みですが、
少し似た空気を感じます。
 
 
 

 
 
主催者のみなさまと、うなぎを食べに行きました!
実は大好物なんです。
 
 
 



このつややかな鰻。本当に美味しかったです。写真を見たらまた食べたくなってきました~
川越は鰻屋さんがとても多いそうですよ。
 
あたたかいみなさんと和やかな打ち上げ、おなかいっぱいで楽しい時間でした。

 
 
これからも音楽家ふたり、支え合いながら前進して参りたいと思います。

 
 
 
 

2013/06/10

母と一緒に


6月でも爽やかな晴れの日が続いていますね。

先日、母のピアノ発表会で母の生徒さんたちと一緒に出演してきました。ここ何年かは最後に弾かせていただくのが恒例となってきたのですが、29回目の発表会も無事に終えることができて母もほっとした様子でした。出演してくださった沢山の生徒さんやゲスト出演してくださった音楽家の方々、お客様、美濃市文化会館の方々に感謝です。

母の大切にしていることやこだわりが、最近よくわかるようになりました。

そう、私、母に似てきたな。と思うことが多々ある今日この頃。

この日の為に一人一人に一生懸命ピアノを教える母。
普段は音楽と関係のない仕事をしている父も、
発表会の日は荷物運びやビデオ撮影担当。

私の小さいときから何も変わっていません。





現役の音大生で、従姉妹の樹里ちゃんとフォーレのファンタジーを共演しました。
彼女のこれからが楽しみです。





私のソロは、ショパンを2曲。
即興曲3番と英雄ポロネーズ




写真はいつもお世話になっている素敵なカメラマン松井さん


何度も聴いているはずなのに、
舞台で演奏すると、どうしてこんなに新しく感じるんだろうと思います。
ピアノを弾くことは、本当に楽しく、感動しながら時間を過ごせるのだと、
あらためて思わせてくれます。


終演後久しぶりに会える地元のお客様と話して近況を知ったり、顔を見てほっとしたり。
みんなありがとう。
発表会が終わってから、妹の恵理子は今回留学でいなかったけれど、両親と3人で、お気に入りのお店、リオノルテ カーサモリへ。最近は実家に帰って時間ができると必ずここに行きます。美味しいお料理とワインをいただきました。写真が禁止なので店内やお料理が撮れなくて残念ですが、すべてにおいてセンスの光る、素敵なお店です。

次の日は美濃で少しゆっくり。





母とお蕎麦を食べたり、






道の駅でおいしい人参ジュースを大人買い。
ひるがの高原の春待ち人参、あまくて美味しいのでちょっとはまりぎみです。





 うだつの町並みにある紙遊さんは、美濃和紙のお店。
ここにいると時間が経つのを忘れてかわいいもの探しに没頭です笑 
オリジナルの商品も素敵で、見ているだけで楽しくなってきます。

これで誰に手紙を書こうかな。