7月5日のカノラホールでの演奏会、無事に終わりました!ソロとピアノクインテット、大ホールの素晴らしい音響に助けられ、楽しんで演奏することができました。聴きにきてくださったお客様、本当にありがとうございました。

行きの新幹線の中は、共演者のSpica Quartetのみんなと車窓を楽しみながら、遠足のような雰囲気でした。
共演したSpica Quartet(スピカクァルテット)は藝大の後輩で、今回初共演でした。とっても素直で若々しい音楽が魅力のクァルテットです。
ホールに到着してからすぐにリハをし、ホールの音響や初めて会うピアノのタッチを確かめながら、音に耳を澄まします。

演奏会は3部構成で、私のソロでMozart、Chopin、Liszt、Spica QuartetでRavelの弦楽四重奏、最後に、私とSpicaとの共演でSchumannのピアノ五重奏を演奏しました。
ソロは今回初めて人前で演奏するレパートリーも含まれていて緊張もありましたが、自分の弾く音が伸びて大きな空間で響いているのが感じられて、とっても気分良く弾かせてもらいました。
聴きにきてくださったお客様のあたたかい拍手、とっても嬉しかったです。
ピアノ五重奏をこんなに大きなホールで演奏するのは初めてでしたが、一人ひとりの音が際立って華やかさがいっそう増したような印象でした。
アンコールはRavelの亡き王女のためのパヴァ―ヌ(ピアノ五重奏版)で、締めくくりました。

終演後、ホール中央の階段で、出演者と主催者であるカノラホールソサエティの方々と記念撮影。
出演者はピンク系のドレスでみんな合わせてみました♪

今後もレパートリーを広げながら、本物を提供できる音楽家になれるよう、演奏活動を続けて行きたいなと思います。

演奏会後の打ち上げにはカノラホールの方々、ソサエティの方々、たくさんの方と交流できました。
嬉しい感想やいろんなご意見、次に生かしていきたいなと思います。
心のこもったあたたかいひとときを、ありがとうございました。