2013/02/27

木管とピアノのアンサンブル

 
昨日、代々木の森リブロホールにて室内楽の演奏会を無事終えることができました。
会場いっぱいのお客様に、弾いているときから温かく見守られているような気持ちでした。
 
 
 
本当にありがとうございました!
 
 
木管3人のモーツァルトのディベルティメントの演奏から始まり、ソロでバッハのシンフォニアを演奏しました。心臓が口から飛び出るんじゃないかと思うほど緊張しました。。
無駄のない緻密な音楽なだけに、一音ぐらつくと流れが壊れてしまうこわさ。
本番というのは日々ピアノと向き合ってもなかなか得られない経験をすること。
新しく何かを得る時間でもあって、ここで見えたきたことは、忘れないようにしたいと思います。
 
グリンカの悲愴トリオ、プーランクのピアノトリオ、シュミットのア・トゥール・ダンシュ、
今回初めて編成するアンサンブルメンバーで私にとって新しいレパートリーでしたが、
取り組んでみて、演奏する価値のある魅力的な作品だと感じました。
 
本番の音楽が一番、全員の気持ちの通った時間になったように思います。
えんの佐伯さん、そして演奏会をサポートしてくださった方々に感謝です。
 

 
オーボエの加藤幸恵さん、ファゴットの東実奈さん、クラリネットの大成雅志さん、私
 
 
名古屋公演もさらに良い時間になるよう、精一杯演奏したいと思います。
そして、アンサンブルを心から楽しみたいと思います!
 
 
 

2013/02/09

J.S.Bach

 
雪が降ったり、2月も冷え込みますが、みなさまお元気ですか?
 
 
私は大学もひと段落し、自分の演奏に集中できるこの時期に、バッハをさらっています。
あらためて、シンフォニア、平均律、フランス組曲、パルティータ、ゴールドベルク変奏曲、
ピアノでバッハを弾くのは本当に知的な作業だけれど、発見があって楽しいし、
何より美しい音楽だなあと感じます。
 
小さいころから弾き続けても、まだまだ発見がある奥深さ。
 
2月26日は東京、3月2日には名古屋で、木管楽器の方とのアンサンブルの演奏会で、フランスもののプログラムの中に15のシンフォニアから5曲を抜粋して弾かせていただきます。
 
今感じている新鮮さをそのまま伝えられたらと思います。
 
コンサート詳細はインフォメーションhttp://ai-kayukawa.com/information/2013.html
に掲載しています。お近くの方は是非聴きにいらしてくださいね。
 
 
 
楽譜もボロボロになりながらも、この風合いに愛着が湧いています。
 
 
そう、先日お目当ての文献を読むために藝大の図書館に行ってきました。
久しぶりに上野公園を歩いて、なんだか背筋がのびる思いでした。
学生時代ここをいろんな思いで歩いたなぁ。。
 
 
 
 
 
藝大図書館の裏道
 
 
 
 
帰ってから無性に牡蠣が食べたくなって、土鍋で牡蠣ご飯を作ってみました。
さっぱりにんじんサラダと山東菜のそぼろあん、なめこのお味噌汁、
ゆずや青のりをかけて、おこげもできた牡蠣ご飯をいただきました。
 
 

 
今が旬だからとっても美味しかったです!