先日、スタインウェイのセレクションルームへ お邪魔しました。
世界的ピアニストのパネルが壁に並び、凛とした雰囲気の会場で、
コンサートホールから家庭サイズまで、
ずらっと並べられた真新しいスタインウェイのピアノたち。
試弾させていただきましたが、
自分が魔法にかかったような美しい音が鳴り、
いつまでも弾いていたくなるようなピアノ
東京に着いたばかりのフルコン。
SONSのOにかわいらしい落書きを発見。笑
ピアノの選定にいらっしゃる方が記念に書かれる
何冊もある革張りの立派なサイン帳に目を通していると
ピアニストや先生方のお名前がずらり
同行した方の先生のお名前を拝見していると、
その横には見慣れた名前。
・・・・・ お父さん!?
なんと八王子のオリンパスホールに関わっていたお父さんの名前を偶然発見し、
みんなでびっくりでした笑
案内して下さった方もとても丁寧で、
帰り際にはオリジナルグッズのお土産までいただきました。
ありがとうございました。
翌日は、ナトリピアノさんの所へ行ってきました。
ここは所狭しと貴重なピアノが並んでいて、まるで楽器博物館。
1台1台名取さんから特徴を教えて頂きながら、色々なピアノを弾かせてもらいました。
実は来年、地元の岐阜でエラール社のピアノを使ったコンサートを企画中なのです。
1890年代製のエラール
モダンのピアノにはない独特の豊かな音色です
先日、ピアニストの小川典子さんがこのピアノで
オールドビュッシープログラムのコンサートをされたそうです。
名取さんがおっしゃるには、ドビュッシーの「雨の庭」が、
本当にひとつひとつ落ちる雨粒のようにクリアに聴こえたそうです。
聴いたことのない世界が広がるような
演奏と、楽器の素晴らしいコラボになるよう
このピアノでどんな作品を弾こうか、あれこれ考えをめぐらせています
その他にもたくさんのピアノと出会いました。
プレイエル
ドイツのピアノ、グロトリアン
クララシューマンが愛したという、歌うような豊かな音
シンフォニックエチュードの最初のフレーズを弾くと、
まさにこの音!という響きがして感動。
ピアノロールの自動演奏も初めて聴きました。
F.ブゾーニ演奏のショパンのプレリュードより へ長調とニ短調
今ではライブで聴くことのできない巨匠の演奏が
目の前のピアノで繰り広げられているのは圧巻。
鍵盤を押してみるとタッチが重く、
その理由はロール装置が備わっている分ハンマーの位置が
長く設計されているからだそうです。
フォルテピアノで
モーツァルトを弾かせてもらったり
楽しくて時間を忘れてしまいました
とても熱くピアノについて語られる調律師の名取さん。
岐阜でのコンサートは初めてだそう
近くなったら詳細またご報告しますね。
お楽しみに