先日、中山博之個展を無事に終えることができました。
白寿ホールいっぱいのお客さまに、
温かい拍手やお言葉をいただき本当に感謝しております。
夫にとって、初めての個展。
私もどんな作品が並ぶのか楽しみにしていましたが、
無調の現代曲からメロディックな作品まで様々な音楽が並び、
編成も色々で変化に富んでいたと思います。
私が新曲の楽譜をもらったのは数日前ですが。。笑
一部、もっと直前に受け取ったのにもかかわらず
素晴らしく演奏してくださった信頼する出演者の皆様。
心から、ありがとうございました!
最後の最後まで話をするため待っていてくださったお客様と歓談中。
当日のプログラム
一音書くのに苦労しているんだよ
と本人に言われると、
どうしてこの音になったのかを自然に考えますし、
一音一音を大切にしたいと思います。
ゼロから作り出すことの難しさ、
浮かばない時の苦しさや葛藤
側で見ているからこそ色々言いたくなってしまうのを
ぐっとこらえて信じました。
でも今回の演奏に際し、作曲者が直接アドバイスをくれて見方が変わったり
音楽を一緒に創り上げられる楽しさがありました。
初演するという責任も感じました。
白寿ホールは独特の柔らかい響きで、弾いていてとても気持ちよく、
曲の世界観が伝わったといいなと思います。
本番後も、演奏会の話は尽きませんが、
本人は気付くと眠っているので、想像以上に疲れたんだろうなと思います。。
日常に戻りながら、
また新たな気持ちで音楽を探したいと思います。