2018/07/26

夏の夜の関ヶ原


先日、野外朗読音楽絵巻「夏の夜の関ヶ原」
無事に終えることができました。

たった一夜の舞台に、約2千人が集まってくださったとのこと、
本当にありがとうございました。




演奏者の皆さまと
左から平光さん、音楽監督の中山博之さん、私、城さん、 大成さん、印田さん


前日から会場でリハがありました。
岐阜はこの日、39度のシビれるような暑さ!





演出上、マスクを付けて演奏しました。




炎天下にもかかわらず、日焼けにも負けず、
全力で演奏するメンバーのおかげで、
私も頑張れました。






竹下景子さんと朗読とベートーヴェンの月光の演奏のからみも確認でき、
翌日はホールで音出し、衣装を着用して、会場入り。

移動の車内から会場へ歩くたくさんの人を眺めて、
演奏者一同緊張感を持って臨めました。

いざ本番。




舞台は、竹下景子さん演じる高台院が400年のときを超えて
関ヶ原を訪れたとしたら、何を思い、語るのだろうかという設定で、
布陣、開戦、決戦と進み、
音楽が、人間の心情や心の葛藤を語るように演奏されます。




大音量はもちろん、
そこにいる虫の音や風の音が聞こえるほど
会場全体が物語に集中している場面も感じられました。








本物の鉄砲隊、間近で迫力がありました。




後々写真で初めて客観的に見ましたが、
音、映像、光、と
プロジェクションマッピングがとても効果的に
ドラマを創っていたと思います。







舞台から見た、鎮魂の花火も美しかったです。






加納高校の現役学生による合唱、先輩の平光さん、そして後輩の城君。
母校のつながりも感じられる、故郷での野外演奏。


貴重な経験をさせていただきました。


この音楽舞台、今後さらに発展していくそうです。
これからも楽しみにしています。