合唱団MORZの第9回演奏会、
無事終演しました!
お越しくださった方々、MORZの皆様、
共演の音楽家の皆様、
本当にありがとうございました。
左より、バリトンソロを歌われた団員の宗方涼さん、私、
石野健二先生、メゾソプラノソロの中島郁子さん、
印田陽介さん、ビルマン聡平さん、中山博之さん
ソロのリハにて
プログラムは3部構成
1部は日本語の歌
3部がデュリュフレ
2部は、今回共演する音楽家によるステージで
団員さんも客席で聴いてくださいました。
メンデルスゾーンのトリオに始まり、
ヴァイオリンの美しい小品、
ソロではショパンの舟歌を演奏しました。
ウィーンホールの豊かな残響と、
柔らかい音色のスタインウェイに
助けられながら、
ショパンの心の旅ができました。
デュリュフレでソリストをされた
中島郁子さんによる独唱
トマ作曲オペラ「ミニョン」より
“君よ知るや南の国”
深くあたたかい声色と情熱あふれる歌に、
伴奏をしながら惚れ惚れしました。
中島さんと、2部終演後に
モーリス・デュリュフレのレクイエムop.9は
フルオーケストラ版、オルガン版、
室内オーケストラ版がありますが、
今回スコアを基にした中山編曲のトリオ版
(初演)でした。
練習ではずっと
オルガンリダクションで弾いていた為、
様々なパートをピアノで担っていたのですが、
弦の響きとピアノのトリオの良さを生かした
編曲で、ピアノはより弾きやすくなり、
合唱がたとえ小編成の場合でも、
バランスがとれるような気がしました。
いろいろ難しい場面もありましたが
マスクをしても、とても美しい
MORZのハーモニーが聴けて幸せでした。
ソリストのお二人も素晴らしかったです。
コロナ禍でなかなか練習も
思うように進まない中、
難しい作品に挑み続け、
ひとつの舞台を体験できたことは
きっと今後の演奏の糧となると信じています。
次の作品も、MORZのみなさんと
一緒に音楽できることを
楽しみにしています。