2024/09/13

第10回MORZ演奏会

先日無事、演奏会を終えることができました。

台風の影響もある中
お運びくださった多くの方々、
本当にありがとうございました。




1部はブラームスの運命の歌
(オリジナルのオケパートを ピアノ伴奏版で、
後奏に合唱付きの形で演奏)

2部はフォーレのレクイエム
(こちらもオリジナルのオケを
ピアノトリオの形で演奏)

3部は西村朗のまぼろしの薔薇
(ピアノと合唱のための作品)


それぞれの作品と、合唱の規模に一番合う
響きを、追求できたような気がします。




フォーレは、信頼できるお二人の弦楽奏者との
アンサンブルの喜びはもちろん、

指揮の石野先生が心から楽しそう!

ソリストの歌手のお二人も作品を
より高い次元に引き上げてくださり、

合唱はそれらに感化されたように
柔らかさ、伸びやかさが
いつもに増して感じられました。




まぼろしの薔薇では
言葉が紡ぐ物語を、合唱と
一体となって演奏しました。

詩が生み出す世界観は独特ですが、
ちゃんと言葉に見合うハーモニーが
脈々と展開されており
実はわかりやすく書かれていることに
ピアノを弾くことで気付けました。




指揮者の意図を感じ取りながら
声に寄り添い、その全体を見渡して
音楽として表現できるピアニストの
重責と興味深さの両方を
感じることのできる本番でした。





MORZさんとは私が学生時代からのご縁。

ピアノソロでは味わえない様々な作品を
ご一緒でき、育てていただいていると感じます。


毎回、みなさんが力を合わせて作り上げる
演奏会の雰囲気が大好きです。

新曲もまた、頑張りたいと思います!





2024/08/24

約1週間後!


MORZの練習も佳境です。

先週の室内楽合わせも、
合唱のみなさんの熱意がひしひしと
伝わってきました。

予約も不要の入場無料のコンサート

お時間よろしければ
是非いらしてください。

 

同い年


東京 American Club 

夏休みに、普段はなかなか会えない
海外から帰国したお友達と遊びました。

会うたびに成長して
一緒に遊ぶ姿を見れて嬉しいです。




館内のアクティビティや
ボーリングを楽しんだり




Libraryでは流暢な英語で
お友達が絵本を読んでくれたり

娘は先日のバレエの
プチコンサートで踊った星のマーチを
早速披露していました。




また会える日まで、
お互い 頑張ろうね。




 

PALECE HOTEL TOKYO Art




これまで家族と大切な機会に
度々滞在してきた パレスホテル東京

伝統と現代が共存する環境
モダンで洗練された空間は

いつも心穏やかに過ごせます。


さりげなく調和するアートは
ホテル内に約720作品もあるそう。

代表的な作品をめぐる館内アートツアーを
体験してきました。




抽象的な作品も、
目をこらすと色々と見えてくる。

作家さんの思いや、そこに在る理由を知ると

調和して溶け込んでいる必然性が
理解できて 楽しいひとときでした。











東京ウォータータクシーも
体験できました。





妹と

江戸水路を周遊。
クーラーも付いていて中も快適だったけど
やっぱり外が気持ちいい!

柳橋の小松屋さんに寄ってご主人からお話を聞いたり、

お土産に買った佃煮は全部美味しかった。。




昆布の佃煮、娘のお弁当に大活躍です。










 

夏の思い出


随分ブログから遠ざかってしまいました。。
お元気でお過ごしでしょうか。

目の前のことを丁寧に
と思うと自分の時間はどうしても
足りなくなりがちですが、
私は日々 精一杯生きております!


夏の思い出、シェアします。

軽井沢



オーストリアから妹家族が来たので
母と娘と軽井沢へ行きました。

姪っ子と娘が遊ぶ姿に癒されました。

 


想像以上に軽井沢も暑かったけど

旧軽でモカソフトやお蕎麦をいただいたり

涼しいところで絵本を見たり



RK DONUTS

かわいいドーナツ屋さんにも。

駆け足で立ち寄った地元のスーパー
ツルヤさんも楽しかったな。






2024/04/02

CHILL CLASSIC CONCERT@大さん橋ホール


2日間 6公演が、無事に終わりました。
毎公演ホールいっぱいのお客様に聴いていただき
本当にありがとうございました。


春ならではの楽曲を中心に
素敵な演奏者の方々と共演できて、
舞台上で心が震える体験ができました。

ピアノのお隣がハープという位置で、
池城菜香ちゃんとピアノとハープの
アンサンブルが貴重で楽しかったです。

オケの中でメロディーがピアノになる瞬間は
いつも緊張感がありましたが、
スコアを見ながら
楽器一人一人が奏でる音色を
全身で感じ、弾かせていただきました。





ビルマンくん、リハ中チルの図...笑
(中山撮影)
MCが上手だったなあ。。

お二人あってのコンサートでした。

 



舞台上から、クッションやハンモックで
思い思いの時間を過ごされている
聴き手が見える光景。

なかなか新鮮で、
普段のコンサートとはまた違い
こちらも自然とリラックスした気持ちに。




ロビーの出演者パネル




夜公演だけ背後のカーテンが開き
船や飛行機の行き交う様子や
夜景が楽しめました。



チルグッズもかわいい。

プログラムカードや
中山とビルマンくんの直筆メッセージ付の音源カードも。
クッキーサンド、とっても美味しかったです!


8月、10月にも公演決定。
是非チェックしてみてくださいね。







2024/03/29

CHILL CLASSIC CONCERT SEASIDE 2024 spring


 明日からこちらのコンサートに2日間

ピアニストとして出演させていただきます。




https://chill-classic.jp/2024_spring/


海の見える会場で、

素敵な奏者の方々との共演が

今から楽しみです。


コンサート名のCHILL(チル)は、

英語圏の砕けた表現として

「くつろぐ、落ち着く、リラックスする」

を意味することば。


プログラムはクラシックの他、

季節感あふれる桜に因んだ J-popの作品を

この公演のためだけにオーケストレーション

された音楽。編曲はすべて、夫の

中山博之が担当しています。公演のたびに

 並々ならぬ精魂を注いでおります‥


この新しい「聴き方」と音楽が

たくさんの人たちを魅了して、

5回目の今回含め、毎回チケットは

 即完売だそう。


客層は圧倒的に若い方達。

普段はクラシックを聴かない人たちが

生の音に触れて、他のクラシックも

聴いてみようかなという気持ちになる

きっかけにもなってくれたら。

奏者の一人として

心を込めて演奏したいと思います。


そして私も、特別な瞬間を

CHILL(自分の時間を大切に)

したいなと思います。




2024/03/28

レコーディング@Kindergarten

先日、娘が幼稚園を卒園しました。

自然豊かな恵まれた環境で、
たくさんの原体験や季節の行事を、
親子共々 楽しませていただきました。

家族で大好きな場所でした。




秋祭りコンサートのアンコールで
園歌をピアノソロにアレンジしたものを
演奏したのがきっかけで、

園長先生よりお話をいただき、
2月に園のピアノで
幼稚園歌をレコーディングしました。

現園長先生の
お父様が作詩、お母様が作曲の
歴代の園児たちに歌い継がれてきた歌。

元気な園児たちの声で歌われ
親にとっても聴くたびに思い出が蘇る音楽で、
ピアノの1音1音に気持ちをのせて
弾かせていただきました。

朝の登園時間をはじめ、卒園式でも
早速流してくださり、
とても嬉しく思っています。

これからもずっと、
心のままに生きる純粋な幼少期を
彩ってくれますように


卒園式の翌日は、


ママたちとたくさんの準備をした
卒園パーティー。

こちらでは、園児たちが主役の
園歌や卒園式で歌ってくれた歌を、
ピアノで一緒に弾きました。


幼稚園の先生はもちろん、園で通っていた
習い事も、お教室が変わる為
先生とのお別れや、新しい出逢いが
いくつかありました。

先生からのお手紙には親の私が涙。
娘も今月は、気持ちを伝えるために
沢山のお手紙を書いていました。






私は3月に、
またひとつ年を重ねられました。

大好きなパティスリーのケーキと花束、
家族からのお手紙と
大切な人たちからのメッセージ。

幸せ。

心に響くことがたくさんの季節を
過ごしています




 

2024/01/30

ピアノ五重奏の響きvol.2

先日、トリフォニーでの
ピアノ五重奏の響き
〜ブラームスとミュージカル映画の世界〜
無事終演いたしました!

チケットは完売✨
本当に、ありがとうございました。




前回と同じ新日フィルの素敵なメンバーと
2回目の共演でした。

前回はシューマンでYAMAHA、
今回はブラームスでスタインウェイを
選び、どちらも良い音色の楽器でした。

弦楽器の方達から、
トリフォニーの会場とカルテットに対して
スタインウェイのバランスが難しいことを
聞いていたので、そのあたりも含め、今回
ブラームスの大曲をどう響かせたら良いのか、
探しながら本番を迎えました。





室内楽は、ソロとは違った面が
引き出される感覚が、興味深いのです。

弦の美しいカルテットの響きに合う
タッチやイメージが
音を重ねる度に、膨らみました。

ブラームスのピアノ五重奏は
最初は弦楽五重奏、その後2台ピアノを経て
今のかたちになったもの。

編曲を感じさせない、作品の
重厚感のある圧倒的なエネルギーや、
弦やピアノを熟知した書法、考え抜かれた構成は
毎回 弾きながら感動します。

弦楽のメンバーの音が
あのメンバーにしか出せない
また絶妙なバランスの音色で
それにあったタッチが自然と創りたくなります。

本番、アンサンブルが楽しいと感じる瞬間が
何度もあって、幸せな時間でした。

前半は緊張感のある室内楽、
後半は映画やミュージカルを彩る、
中山がこの日の為に編曲した作品の数々。
私は個人的にガーシュインメドレー、
ニューシネマパラダイスが大好き。

様々な世界を堪能していただけて、終演後
あたたかな感想を沢山いただきました。

お客様の笑顔が忘れられません。





前日の実技試験を終えた大学の教え子たちも
たくさん聴きに来てくれました。

卒業生を中心に、ブーケと
寄せ書きまで用意してくれて。。涙
幸せです。


このシリーズ、続編も
是非 ご期待ください。




 

2024/01/08

Oper GRAZ

Oper Grazで2公演、鑑賞しました。
娘は初めてのオペラ観劇。




会場の華麗な雰囲気は、いつ来ても
特別な気持ちになれます。




オッフェンバック作曲 ホフマン物語と
ガーシュイン作曲 Crazy For You




ホフマン物語は
字幕もセリフもフランス語かドイツ語。
当然、娘には難しい中、
有名なオリンピアのアリアを楽しんだり、
私が説明をしながら、登場人物の表現を感じて
3幕までは物語を追っていましたが、



4幕は、夢の中。。
ロジェ(個室)で良かった笑

その後しばし、私と母は鑑賞に集中させてもらえました。

様々な作曲家に影響を与えたE.T.A.ホフマンの3つの恋物語。
多様な幻想性がプロジェクションマッピングや斬新な演出で
表現されていて、オーケストラやコアの質の高さも
舞台をしっかり支えているように感じました。




大晦日のCrazy For Youは ミュージカル。
父と夫と娘と、今度は舞台上手側のロジェで鑑賞。

リズミックなダンスに、ガーシュインの生き生きとした音楽。
同じ3時間ほどの舞台でしたが、英語とドイツ語でも
感覚的に理解できるコミカルな演出に、
最後まで楽しく、笑いながら鑑賞できていました。

2夜とも家族が出演していたのも大きく、
普段過ごしている人が舞台で表現する姿に
何かを感じ取っている様子でした。




6歳くらいの子は珍しかったようで
会場の人や、お隣のロジェに座った方に

初めてのオペラ?楽しんでね。
素敵な新年をね!

と声をかけてもらえました。



ジルベスターで特別盛り上がった
カーテンコールの後

会場で振舞われたワインを戴き、
(娘にはオレンジジュースを用意していただけました)
コンサートの余韻を楽しみながら帰りました。

ホテルに戻っても、興奮冷めやらぬ様子で
踊っていた娘。今回は最後まで見られたことも
自分なりに嬉しかったようです。

会場にいる人全てが一体となって楽しむ素晴らしさを
肌で感じられて、素敵な経験ができました。