2010/01/31

Museum Etonograficzne

Warszawaの中心地にあるのになかなか行けなかった場所に、今日やっと行ってきました。Museum Etonograficzne(民族博物館)!!土曜日はfreeで入ることができます。ちょうど、Chopinがインスピレーションを受けたマゾフシェ地方の民族に関する企画展を観ることができました。

ショパンの作品の中でも、私にとって音楽的に最も弾くのが難しいのがマズルカです。慣れ親しんだことのない民謡の旋律を心から歌い、踊ったことのないリズム感を自分で創り出さなければいけないからです。







マズルカとは、どんな時に、どんな気分で踊るものなのか。 どんな衣装で、どんな楽器で奏でるものなのか。







この企画展では、当時使われていた民族楽器の音を、隣から出ているイアホン通して聴くことができ、ポーランドの民族衣装に身を包んだ人々が踊る姿が、映像で見られます。


ショパンのインスピレーションの源。

素朴なもの。

当時のものに触れられて、やっぱり考えて弾くものじゃない、いつか、溢れるような演奏がしてみたいと思いました。

ここへ来て、少しだけ、創造するためのヒントをもらえた気がします。


博物館内にあるcafé、居心地のいい素敵な空間でした!カウンターの下がポーランド民芸の切り絵細工になっていて、モダンな雰囲気のcaféにもしっくりきていて、かわいいでしょ?







2010/01/19

街を歩けば

ワルシャワで初めて見た光景でした。

いつも通る道が工事のような状態になっていて、まわりにいる人がみんな上を眺めていたので、その先を見てみると

つらら、取ってました。

確かに、あんな高いところから氷が降ってきたら危険すぎ!
それから、歩きながらいつも通る所の屋根を見てみると、確かにいっぱいつららが。。。今まであまり気にしたことなかったけど、ちょっと気をつけて歩こうと思いました。


今日はお昼過ぎ、友達とHala Mirowslaというポーランドの市場に行ってきました。大きなレンガ造りの建物の中には、普通のスーパーやお店も並んでいますが、その外には個人で出しているお店が軒を連ねていて、どのお店に行こうか迷いそうです。新鮮なお肉や野菜、果物、ナッツなど、安くて近くのスーパーにはないものがたくさんあって、楽しく買い物してきました。


帰り道、トラムの停留所から、サスキ公園を眺めました。並木道も、すっかり冬の景色。

今日から約3週間、Ewa先生は日本へ演奏ツアーに出掛けられました。隣の部屋から先生の音がしばらく聴こえない生活になります。ソロリサイタル、ベルリンフィルカルテットとの共演、レッスンなどハードスケジュールのようですが、すべて素晴らしい時間となりますように。

私は、先生が帰ってきた時、不在の期間を埋めるくらい充実したレッスンになるように、今は頑張ろうと思います。



2010/01/12

雪の日に


ワルシャワは 毎日、静かに雪が降っています。
朝カーテンを開けると、雪のおかげで光が明るく感じます。
出勤の人は朝から雪かきで本当に大迷惑でしょうが、私はのんきにも、まっさらな雪が積もった景色を見るのは好きです。




最近はBachのGoldberg変奏曲を弾いています。長い大曲だなと思っていた頃もありましたが、今はこの曲の魅力に気づき、弾くことが楽しいと思えます。ただ、繰り返しなしで弾いて40分、練習しながら最後までだと数時間かかるこの曲、シンプルなだけに、各声部を聴き分けながら弾くのは頭が疲れてきます笑

でも、純粋に芸術に向き合える幸せを感じずにはいられない曲です。



練習に疲れたら?
こんなことをはじめてしまいました。初めての編み物!
まだ初歩で、あまり深く考えずに同じ動作を繰り返してるので、なんとか続けられてます。ただ、集中するとやめられない笑
寒いうちに仕上がるといいなと思ってます。

2010/01/02

Szczesiliwego Nowego Roku!

あけましておめでとうございます!
2009年は、たくさんの方に支えていただき、私にとっていろんな経験ができた幸せな年でした。2010年が皆様にとって幸せな年でありますことを、心から願います。
本年もご指導、ご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

2010年1月1日 粥川愛
Warszawaより