ワルシャワからミラノ経由でバリへ。飛行機から眺める海があまりにも綺麗な青色で、何枚も写真を撮ってしまいました。
空の青色、地平線と海の境目の青色、海の深いところの青色、浅いところの青色、日差しが当たってきらきらした青色、、、青でもこんなに表情があるんだなと思いました。
コンクール期間中の練習場所は、プライベートのお宅をお借りするいう形でしたが、どこのお宅も、とても快くピアノを貸してくださり、本当にありがたかったです。
6月のコラートはチェリーの季節で、ご好意で真っ赤に熟れたチェリーをおみやげにたくさん頂きました。

かわいい。甘くてとってもおいしかったです! !
かわいい。甘くてとってもおいしかったです! !
1次ではショパンのワルツ作品64とバラード作品52、ファイナルはバッハのゴールドベルク変奏曲を繰り返しなしで弾きました。コンクールには決して強くないプログラミングでしたが、今回結果をいただけて本当にうれしく思いました。でも、コンクールというのはその時のできと運で本当に結果が変わってきます。今回うまくいったからといって次もうまくいくとは限らない、そして、うまくいったからといって必ずしも結果がついてくる世界ではないと思います。ピアニストは常にその場にあるピアノで最高の演奏をしなければなりません。今の自分に何ができるのか、いつも問い続けながら音楽することが、きっと本質に近づけると信じて、そして、音楽を愛し続けていきたいなと思っています。
ファイナルコンサートのとりだったので、何十人も聴いた後、自分の出番が回ってきたときはすでに疲れぎみでした。。。
教会でモダンのピアノを弾くのは初めての経験で、しかもショパンのワルツとバラードだったので、かなりの残響の中、音を創っていくのが難しかったです。 でも、貴重な経験ができました。
表彰式なども含め、終わった時には0時を回っていました。
教会の外に出ると、すっかり夜の景色。
潮風が心地良かったです。
次の日はフライトまでの数時間を、バリ市内をちょっとだけ観光して過ごしました。
海がどうしても近くで見たくてバスで海辺まで行ってみました。
近くで見ても青くて清んだ海。
カラフルな建物は青空と太陽の光で、ますます鮮やかに見えました。