2010/06/12

IWO ZANIEWSKI I PIANISCI

お久しぶりです。みなさま、いかがお過ごしでしょうか?
ずいぶんブログを放置してしまったのですが、書きたいことがいっぱい溜まっているので、少しずつ書いていきたいなと思っています。

まずは昨日の演奏会から。
会場はKORDEGARDA CHOPIN 2010という、大統領官邸のほぼ正面に位置する場所で、普段はショパンに関するものが展示されているサロンですが、今はIwo Zaniewskiさんというポーランド人画家さんの絵が、入口正面に飾られています。彼とピアニストたちというタイトルで、3日連続であるイベントのオープニングコンサートで、今回オールショパンプログラムを演奏してきました。

この日はとにかく暑くて、会場では扇風機が使われていたのですが、風で髪がすごいことになりながら弾いてきました。。。会場のお客さまも、暑さのためちょっと集中しずらい環境だったと思いますが、静かに聴いてくださって、音と音の“空間”に響くサロンならではの残響がきれいに聴こえて、心地よい時間でした。

いつも弾く時はステージのように暗い方が集中できると思っていたのですが、ガラス張りの外から、19時半でも真昼のように明るい光が差し込んで、道を行き交う人に見られながらでも、なぜか集中できました。やっぱり大切なのはその時の気持ちの持ちようですね。




演奏後、素敵なブーケをいただきました!
Zaniewskiさんが1番に、あたたかい感想と共にお祝いの言葉を伝えてくださいました。



Zaniewskiさんの絵はあたたかみがあるタッチで、抽象的ですが、くっきりとした色使いで、そこにある対象が逆にはっきりと印象に心に残ります。



この会場にある絵は、グランドピアノの前にたたずむ黒髪の女性が主役なのですが、私がロングの黒髪だったので、彼のリクエストにこたえて、髪をおろして記念撮影をすることになりました。









楽しいひと時を、ありがとうございました。