お盆は実家でゆっくり過ごしています。
昨日は、郡上踊りに行ってきました。小さいころ連れて行ってもらった記憶は遠いかなた。実際、初めてのような気持ちで、とても楽しみに出掛けました。
久しぶりの浴衣は心躍ります。玄関先でパチリ。
美濃から車で30分ほどの郡上八幡。出掛けてまもなく、ものすごい雨に見舞われ、今日は中止かもしれない・・・と思いながら会場へ向かったのですが、幸い、踊る時間には雨は上がりました。雨上がりの町中を浴衣で散策するのも、風情があります。
郡上踊り かわさきの「郡上の八幡出てゆくときは 雨も降らぬに 袖絞る」の歌詞が有名ですが、「雨も降らぬに 袖絞る」 という言葉が、涙を意味するというのが、小さいころから強く印象に残っていました。
命がけで故郷を後にした人々、その尊い魂を弔うという深い意味もあるということを最近知りました。
お囃子の音楽、 踊りに合わせて鳴る下駄の音や手拍子、 踊り子の熱気
踊りは全くの初心者ですが、見よう見まねで踊って、踊り子さんたちの輪に入れてもらいました。
普段ピアノで弾いているクラシックとは全く異なる音楽ですが、お囃子の音が聴こえるとわくわくするのは、小さいころのお祭りの楽しい思い出がどこからともなく沸いてくるからでしょうか。
帰国してから、日本のうつくしいものを見たいと思う気持ちがますます強くなった気がしています。
日本の夏を肌で感じました。