2013/09/16

本日のコンサート中止のお知らせ


台風のため、本日の研究会・演奏会は中止が決定しました。
 
 
楽しみにしてくださったお客様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 
本当に残念ですが、次の演奏会に向けて新たな気持ちで頑張りたいと思います。
 
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
             
   
 
粥川愛
 
 
                                                

                                                                                             

2013/09/09

サイトウキネン & 松本

 
白馬での演奏会を終えて、聴きに来てくれた母と松本へ。
貴重なサイトウキネンのチケットをいただいたので楽しみに行ってきました。
 
期待以上の、熱いひとときが過ごせました!
 




演奏会前には松本観光も楽しみました(*^_^*)







松本市美術館に行き、草間弥生さんの展示と、メアリーブレア展を見てきました。
同じ女性として、アーティストとして自立した二人の残した作品に触れられて、
心地よい刺激をもらいました。






美術館横の裏道は緑がいっぱいで、歩くのが気持ち良かったな



松本で歩いていて、素敵だなと思って偶然ふらっと入ったお店。
なんと ポーランド食器がいっぱい!!
 
ネイビーブルーの定番からカラフルなものまでボレスワビェツ陶器が並んでいて、
ワルシャワ留学時代に少しずつ集めたのが懐かしくなって、夢中で見てしまいました。
 
 
 
 
お店の方とお話できて、日本一の品揃えだということが判明。
確かに、こんなにたくさん、ポーランドでも見たことない笑
 
写真には写っていませんが、右奥にも空間が広がっています。
 
 
店内はセンスの良い北欧テイストのカフェや海外の絵本の並ぶギャラリーもあり、
母とお茶をして、つい長居をしてしまいました。
 
 


 
 
新しく歩く街はワクワクしますね。


 

中町通りや縄手通りも散策しました






国宝 松本城
 
 
 
 
信州ならではの美味しいお蕎麦と生わさびをいただき
 
 
サイトウキネンを聴きに、キッセイ文化ホールへ向かいました。
 
  

 


 


会場入口ではオリジナルドリンクがふるまわれて、フェスティバル気分も盛り上がります。


私が聴いたのは サイトウ・キネン・フェスティバル松本 Gig

 
素晴らしい奏者の集まることで有名なサイトウキネンのオケ、
同級生がオケにのっていてちょっと身近に感じたり。
 
普段あまり聴くことのないJazzトリオを舞台で聴けて、大西さんかっこよかった。
 
プロコフィエフのロミオとジュリエットのオケにも惹き込まれ
 
最後のラプソディーインブルーは、ジャズとクラシックが絶妙なバランスで進んでいき、
聴いていてドキドキしました。指揮の小澤征爾さんやオケの方も、ピアニストのその時生まれる
音楽にじっと耳を傾けながらも、楽しんで演奏しているのが伝わってきました。

 
ライブで聴けて良かった

 
すごいプレッシャーの中、熱い演奏をしてくれたピアニストに、
お客さんはスタンディングで大拍手。
 
 
 





素敵な夜でした。







コンサート@白馬

 
暑さも和らいで、秋らしい風を感じられるようになってきましたね。
 
 
先日、大好きなメンバーと共に、白馬で演奏をしてきました。
この演奏会、キャンセル待ちが出るほどご好評頂けたそうで、本当に感謝です。
 
 
 
 
ピアノと、空間を確かめながらのリハーサル
 
 
 
森の風景をバックに、一音鳴らすとぽーんと空間に拡がる響きの 白馬美術館の舞台。
リハーサルから出演者みんな、テンションも上がりました。
 
 
 
 
他のメンバー3人のリハ、みんな数多くの本番をこなすプロです。本番はなかなか聴けないのでリハで聴いてます(^^)
 
 
 
刻々と、ピアノの背景が変化していくのが素敵でした。








この日は雨でしたが、雨にぬれる木々の香りや雨音も、
都会とは違った感覚で味わえる良さがありました。



本番はフランスものを中心に、それぞれの持ち味を生かしたプログラムを演奏しました。
私はソロではドビュッシーの月の光とラヴェルの水の戯れを演奏したのですが、無理をしなくても
スーッとのびてくれる音響が心地よくて、いつもとは違う音楽になったような気がします。
 
その他の曲も、度々演奏を重ねている気心の知れた仲間なので、
攻めることを忘れず、でも適度にリラックスしながら本番をつくれました。

 
あたたかい拍手、ありがとうございました。



 
終演後、全員で。左から中山さん、聖美ちゃん、私、ビルマン君
 
 
 
 
フレンチのフルコースが演奏会とセットになっていたので、お客様が移動された後、
出演者も終演後ホテル・ラネージュ東館のレストランに向かいました。
 
フランス料理、一皿一皿美しく、とても美味しかったです。
 
 


リゾートホテル・ラネージュ東館のクラシックで素敵なロビーで、聖美ちゃんと。



2020年のオリンピック開催地が東京に決まったばかりですが、
1998年の冬季オリンピックが開催されたアルプスの街、白馬も、ホテル近くにはジャンプ台が
見えて、当時はたいへんな盛り上がりだっただろうなと想像しました。





 
 
家族が来てくれたので、翌朝もゆっくりと過ごさせてもらいました。
 
 
お料理もサービスも、お部屋も好みのアメニティが置いてあったり、
心がこもっていて最高でした。
 
 
 
また訪れたい場所ができました
 
  
 
 
 

2013/09/02

PIANO TRIO concert

 
先日ルーテル市ヶ谷ホールでのピアノトリオコンサート、無事に終えることができました。
聴きに来て下さった沢山のお客様、お手伝いをしてくださったスタッフの方々、
本当にありがとうございました!
 
この演奏会はビルマン君が主宰する室内楽シリーズで、昨年第1回目はヴァイオリンソナタ3曲のプログラム、第2回目の今回はチェリスト森山君が加わり、ピアノトリオ2曲をメインに、ヴァイオリンソナタ、ヴァイオリンとチェロによるデュオをプログラミングしました。
 
アンサンブルは、仲間と音楽をつくっていく過程が本当に楽しい時間です。
モーツァルトもメンデルスゾーンのピアノトリオも、ピアノパートは音楽の柱ですが、弦の二人を聴けば聴くほど、沢山のインスピレーションやアイデアをもらい、ピアノをどう弾いたら良いかを教えてもらっている気がしました。
 
3人で一緒に弾いている時間が幸せでした。
 
 
ルーテルでのリハの様子
 
 
ヴァイオリンソナタはグリーグのヴァイオリンソナタ3番。
グリーグの3曲あるヴァイオリンソナタの中で最も有名ですが、
北欧の空気を感じさせるようなヴァイオリンとピアノの澄んだ美しい響き、
各楽章の対比が鮮やかで、弾いていても惹き込まれる音楽だなあと感じています。
 
 
 
 
 
本番は私自身課題もありましたが、ピアノソロではない、アンサンブルをするために必要なことは何か、前よりも真剣に考えられるようになったことが、一番の収穫だったような気がします。



 
聴きに来てくれた小さなチェリストの諒弥君と
 
 
 そして今回、会場で選ばせてもらったピアノは音質やタッチが柔らかく深い音色のべーゼンドルファーでしたが、いつもお世話になっている調律師の吉野さんのおかげで、当日はのびのびと弾くことができました。こうゆうピアノと出会うと心と指が喜ぶ!好みのタッチやバランスをわかってくださる心強いお方で、本当に感謝です。
 
 
終演後、ビルマン君と森山君と
 


また来年もシリーズで続けて行きたい演奏会です。今度はどんなプログラムで、どんなゲストが加わるのか、楽しみにしてくださいね。
 
ビルマン君、森さん、素敵な演奏をありがとう!