2013/09/02

PIANO TRIO concert

 
先日ルーテル市ヶ谷ホールでのピアノトリオコンサート、無事に終えることができました。
聴きに来て下さった沢山のお客様、お手伝いをしてくださったスタッフの方々、
本当にありがとうございました!
 
この演奏会はビルマン君が主宰する室内楽シリーズで、昨年第1回目はヴァイオリンソナタ3曲のプログラム、第2回目の今回はチェリスト森山君が加わり、ピアノトリオ2曲をメインに、ヴァイオリンソナタ、ヴァイオリンとチェロによるデュオをプログラミングしました。
 
アンサンブルは、仲間と音楽をつくっていく過程が本当に楽しい時間です。
モーツァルトもメンデルスゾーンのピアノトリオも、ピアノパートは音楽の柱ですが、弦の二人を聴けば聴くほど、沢山のインスピレーションやアイデアをもらい、ピアノをどう弾いたら良いかを教えてもらっている気がしました。
 
3人で一緒に弾いている時間が幸せでした。
 
 
ルーテルでのリハの様子
 
 
ヴァイオリンソナタはグリーグのヴァイオリンソナタ3番。
グリーグの3曲あるヴァイオリンソナタの中で最も有名ですが、
北欧の空気を感じさせるようなヴァイオリンとピアノの澄んだ美しい響き、
各楽章の対比が鮮やかで、弾いていても惹き込まれる音楽だなあと感じています。
 
 
 
 
 
本番は私自身課題もありましたが、ピアノソロではない、アンサンブルをするために必要なことは何か、前よりも真剣に考えられるようになったことが、一番の収穫だったような気がします。



 
聴きに来てくれた小さなチェリストの諒弥君と
 
 
 そして今回、会場で選ばせてもらったピアノは音質やタッチが柔らかく深い音色のべーゼンドルファーでしたが、いつもお世話になっている調律師の吉野さんのおかげで、当日はのびのびと弾くことができました。こうゆうピアノと出会うと心と指が喜ぶ!好みのタッチやバランスをわかってくださる心強いお方で、本当に感謝です。
 
 
終演後、ビルマン君と森山君と
 


また来年もシリーズで続けて行きたい演奏会です。今度はどんなプログラムで、どんなゲストが加わるのか、楽しみにしてくださいね。
 
ビルマン君、森さん、素敵な演奏をありがとう!