2015/02/19

エラールとプレイエル

 
 
昨日はナトリピアノさんへ、
4月12日の演奏会のためエラールの弾きこみに行ってきました。

普段弾いているモダンピアノとはひと味違う、
趣きのある優雅な音色のエラールピアノ。
 
モーツァルトのトリルやリストのオクターブの早いパッセージなど、
軽やかな音がとくに効果的に響き、平行弦のため
ペダルを使っても濁りのない澄んだ音がするのです。
 
   
 
 
 
お隣には当時のピッチに調整されたプレイエルのピアノも用意してくださり、
ショパンを弾き比べたりして、楽しく弾かせていただきました。
 
同じ調性を弾いても曲のイメージが変わるほど全然カラーが変わり、
それはそれは興味深いのです。
 
調律やピアノって、演奏スタイルを考えるのに本当に大切です。
質の良い演奏が伴えばなおさら、きっと音楽が届くはず。
頑張ります。
 
 
午前中から弾かせていただいたのですが
周りも静かでとても集中でき
気付いたら窓の外がうっすら暗く。。
 
 
またこのピアノで弾けるのが本当に楽しみ!
 
 
4月12日(日)
岐阜県図書館の多目的ホールにこのピアノを運び、演奏させて頂きます。
 
ご都合よろしければ是非、耳を傾けにいらしてくださいね。