2021/09/27

よみうりカルチャー講座

先日、よみうりカルチャー講座ヴァイオリン名曲サロン

荻窪と錦糸町教室で


バッハとモーツァルトのソナタを共演させて頂きました。


J.S.Bach:Sonata Ⅲ für Violine und Cembalo E-Dur BWV1016

Mozart :Violin Sonata A-Dur K.526




どちらも当時の響き、

チェンバロやフォルテピアノとのアンサンブルをイメージすると、

自然と弾き方が変わってきます。


モーツァルトの後期の作品は、ポリフォニックな書法で

書かれているものも多いですが、バッハと対比して弾くと

その影響や、独自性があらためて浮かび上がってくるようでした。


今期最後の講座、

ゲストで呼んでいただき、貴重な機会をありがとうございました。






ipadで楽譜を見ることにもだいぶ慣れてきたので、

今回初めて、本番で譜めくりペダルにも挑戦してみました。


これが大活躍でした。


ipad上の楽譜は片面1ページなので、ピアノは譜めくりの回数が多いのです。

手で譜めくりも便利なのですが、一瞬の接触でうまく反応しないと

失敗してしまったり、繰り返しで何枚も戻ったりするときもあり、

こちらも慣れが必要。


今回、両手をほぼ鍵盤から離すことなく、

音もなくすっとめくれる感覚が

ちょっと楽しくもありました。


譜めくりさんに頼ることはまだあると思いますが、

一人で完結できるこの便利さは、新しかったです。


今後も、臨機応変に取り入れていけたらと思います。