先日、浜離宮朝日ホールにて、グロリアコンサートを
無事終えることができました。
2年前から企画を温められてきたキアラ萌芽さんの
想いが舞台いっぱい溢れる、温かなコンサートでした。
左より、アルトの中島郁子さん、ソプラノの星川美保子さん、
キアラ萌芽さん、指揮者の藤川大晃さん、私
素敵な共演者の方々と共に、
ヴィヴァルディ作曲グロリアで、
ポジティフ・オルガン(!)をつとめさせていただきました。
ポジティフ・オルガンは、持ち運びのできるオルガンで
ヴィヴァルディの生きていたバロック時代には
通奏低音楽器として使われていました。
今回弾かせていただいたのは4オクターブと2音の51鍵を持つ楽器。
和声の土台になる左手はチェロとコントラバスとほぼ同じ動きを担い、
右手は和音や自由な対位旋律を弾きます。
ピアノと違い、タッチによる強弱はつかず、
レジスターで音色を変化させます。
オルガン独特の、減衰しない音がとても新鮮で、
音を持続させながら次のハーモニーを創っていくのが、
面白く感じました。
G.P.
初めてこの楽器に触れたリハで撮影
柔らかい音色から輝かしい音色まで、
オケの中で創ることができて
本当に貴重な体験でした。
弾かせていただき、
ありがとうございました。