2021/11/06

娘との初舞台




先週末、母の主催する第34回ピアノ発表会を
無事終えることができました。

娘との連弾で始まった発表会、
自分の演奏よりはるかに緊張しました。。笑


準備を重ねて、この日が無事に迎えられただけでも
ホッとしました。

そして何より、一緒に舞台でピアノが弾けて幸せでした。


この写真は、当日アナウンスのお手伝いをしてくださった
大好きな友人が、発表会後に送ってくれたもの。

母が心配そうに、でも温かく見守ってくれていたのがわかり。。
宝物です。





沢山の生徒さんが、いろいろな想いを
音に託して弾いている様子を、
娘と客席からも聴くことができました。
みなさま、本当にお疲れ様でした。


アンサンブルは、樋口裕香さんのフルート
を聴いていただきました。ひぐゆちゃん(愛称)、
ハロウィンということで、可愛いジジのマスコットまで付けて
女の宅急便より、めぐる季節を。そして
フォーレのシチリアーノとファンタジーを、
凛とした音色で美しく演奏して下さいました!




私は、ラフマニノフ(コチシュ編曲)のヴォカリーズと
ショパンの舟歌をソロで演奏しました。


子育て、お仕事、演奏活動と、
めまぐるしい毎日の中

若い時のベストが今のベストではない

と、自分と向き合い続けています。

聴く人は、
私が1週間で仕上げた曲であろうが、
10年かけて弾き込んだ曲であろうが関係ない。

常にベストを求められていることを自覚しながらも、
時間に追われていっぱいいっぱいになります。

でも、ピアノを弾くと、
自分でいられます。

母がピアノをやらせてくれたおかげでここまで来れたこと、
自分が母親になった今、やっとわかる苦悩や喜び。
感謝しかありません。


母と同じでなくても、
私なりに娘と音楽と、これからも
向き合っていけたらと思った1日でした。