2023/06/02

母の第35回ピアノ発表会

 先週末、母の第35回ピアノ発表会を
無事終えることができました。

皆さま、お疲れ様でした!

娘の出演、アンサンブル、独奏
そして母のサポート。

本番を万全にこなすためには、
その為の準備がすべて。と
あらためて実感しています。

娘は、ネーフェ作曲のカンツォネッタを
自分で選び、演奏しました。



好きな作品をミスなく弾けたこと、
自分の呼吸でテンポをつくり
レガートが意識できたこと、

この作品を通して
今の娘が学べたことは大きかったような。
弾けて良かったなと思いました。

娘と今しか向き合えないことはあるけれど
私にも、今しかできない大切なことはある。
そんな時は、ばあば(母)との
オンラインレッスンが日常に。

娘と孫を、見守ってくれて、ありがとう。




あきちゃん、ひぐゆちゃんと子供達と
終演後の舞台にて

ゲストに加納高校の後輩お二人が
出てくれて感謝でした。

樋口祐香さんのフルート、会場に
よく響き合う音色が印象的で、
北欧に因んだ作品を演奏してくれました。
共演、楽しかったです。

私のソロは
バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ
を演奏しました。

冒頭の8小節のテーマが29回変奏され、
第1部が第1から15変奏(ニ短調)
第2部が第16から24変奏(ニ長調)
第3部が第25から29変奏(ニ短調)
という構成でできています。

人間の様々な感情が、
同じオスティナート・バスから
紡ぎ出されていく、
バッハの音楽の偉大さはもちろん、
ブゾーニの、ピアノの高度な技巧を駆使した
重厚で華やかな編曲も魅力で、
弾く側、聴く側ともに
音楽の世界に自然と惹き込んでいくような
真に力のある作品です。

今年前半にはサロンや講座でも
弾く機会に恵まれました。
今回でいったん弾き納めかもしれませんが
大切なレパートリーになりそうです。


次に美濃で弾くのは、8月
チェリストとのDuo。

楽しみにしています!


(my daughter)
Neefe:Canzonetta C-dur

with Yuuka Higuchi(Fl.) 
J.Andersen: Impromptu op.7
E.Grieg:Solvejgs Lied
K.&R.Lopez: Let it go

(my Solo)
J.S.Bach/Busoni:Chaconne 
from Partita no.2 d-moll
(Arrangement for piano)