先日、2台のピアノ弾き比べコンサートを
無事に終えることができました。
ピアノを教えていた沢山の卒業生に再会でき、
遠くからも足を運んでくださった方々も多く、
本当にありがとうございました。
BösendorferとFazioli
個性の異なる2台の素晴らしいピアノが大学に
在ることは、学生さんにとっても地域の方々にとっても
貴重な財産だと、改めて感じました。
前半はBösendorferでブラームス=コルトーやリストを、
後半はFazioliでショパンを弾きました。
小早川先生とのモーツァルト=グリーグ、ルトスワフスキ、チャイコフスキー
の2台ピアノでの演奏は本当に愉しく、2台のピアノが
異なる個性を持ちながらも、実は調和する響きの方向性が
あることを感じられて、気付きの多い時間になりました。
ワルシャワで出会えた小早川先生と、ポーランドを代表する作曲家
ルトスワフスキの作品を弾けたことも嬉しかったです。
左から小早川朗子先生、主催して下さったホールの菅原英子さん、
MCの飯田有紗さん、私。
ベーゼンドルファー貴田聖子さん、ファツィオリ越智晃さん
とも舞台上でトークをさせていただき、それぞれの楽器の特徴や
目指してきた音のこだわりを聞いてますます、弾く楽しみが増しました。
お客さまも、最初に聴いた演奏と最後では
弾き比べを通して聴き方が変わったと
感じられる方がほとんどで、企画も大成功
だったのではと思います。
蓋を外して2台ピアノの配置を試行錯誤したり、
2台のピアノを当日同時間に調律して下さったり、
とにかく見えないところで沢山の方々に支えていただき
演奏できました。感謝申し上げます。
演奏会が終わると同時にまた新たなコンサートの準備が始まり、
先週はモーツァルトのレクイエム、バッハのマタイ受難曲を
ピアノで弾く機会があり勉強の日々。なんと偉大な作品でしょう。
ピアノでこれらの作品を弾く大変さを超えて、1人で作曲家の残した音符を
完結させられるピアニストで良かったと思えます。
桜美林大学のプロビデンスホールの名前のprovidenceは
神の摂理や導き、思慮深さの意味を持つ言葉だそう。
これからも、この舞台を通して
沢山の表現の交流が生まれますように。


