2010/10/26

Zelazowa Wola

久しぶりにブログを書きます。ワルシャワでの生活もあと1ヶ月。窓から見える大きな木から、黄色く染まった葉っぱが風に舞うのを眺めながら、ピアノに向かう今日この頃です。



ショパンコンクールも最終結果が出てもう1週間が経ちました。コンクール期間中は、とても刺激的な時間でした。個性を聴き、才能を知り、さらにショパンを知る濃い時間。揺り動かされる、という表現がぴったりの心境でした。


ブログで書くことが遅くなってしまって、見てくださる方には申し訳ないのですが、少しずつ、最近あったことをアップしていこうと思います。



先日、ショパンの生家Zelazowa Wolaへ行ってきました。

2年半前に初めてここを訪れた時とは、全く違う場所になっていました。


入口からすべてがリニューアルされていて、本当にできたての場所に足を踏み入れた感じでした。



音声ガイド(英語)を聴きながら、まわります。 1番のタイトルはプレリュード(前奏曲)。








朝は人気もなく静かで、森から鳥の声が聴こえてきます。







お家にあがるように、正面の扉を開けて中に入ります。

中は鑑賞用の資料がバランス良く配置されていて、ショパンが住んでいた時とはまるで違う空間になっていると思いますが、窓からの眺めや床のきしむ音などから、生活を想像するのもまた楽しいかもしれません






生家の裏はお散歩コースになっています。









落ち葉の道






のんびり散歩に1時間くらいかけたかも。



最近、大学近くのChopin Museumにも、行ってみました。こちらも最新の設備で、びっくりする感じでしたが、面白く鑑賞できます。

でもやっぱり、ショパンをピアノで弾いている時が私にとっては一番、興味深い時間です。