昨日は磯野正明先生のチェロ発表会でした。
毎回思うのですが、磯野先生の生徒さんは
一生懸命ご自身の曲と向き合って弾かれて、
一緒に演奏していて 本当に気持ちが良いです。
プロを目指す子達、チェロが好きでずっと続けている方々、
それぞれの思いを、目に見えないけれど一緒に音にしていく
お手伝いができるのは幸せです。
8ヶ月に1度のペースで続けられているので、毎回少しずつ
生徒さんたちの成長を感じられるのも楽しみのひとつ。
ソロの生徒さんだけで4時間近いプログラムを指導し、
この日をまとめるだけでも大変なことですが、生徒さんたちの演奏の最後に
プロ意識を持って演奏される先生を、嬉しくまた頼もしく感じました。
発表会前に
「皆さんがここまで頑張ってきたことは誰よりもわかっています。
精一杯弾いてください」
と磯野先生が言われて、緊張していた生徒さん達の気持ちが
ふっとほぐれていたような気がしました。
ソロの発表会が終わって
「みなさん毎回聴かれていてそれぞれ成長を見ていると思いますので、
是非思われたことは意見を伝えてあげてください」
と一言。会場と客席の距離も近い空間で、
私もお一人お一人と話ができて温かい気持ちになりました。
全員とお写真は撮れませんでしたが、
チェロとオーボエとピアノでプーランクのトリオを演奏したメンバーで。
チェロの村木さんとオーボエの佐藤さんと。にこにこは楽しかった証です。
次回の発表会も、本当に楽しみです。