先週末は、八ヶ岳高原音楽堂にて
「田代万里生&中山博之モーツァルト×2コンサート」(監修&台本 真嶋雄大)
を聴いてきました!
武満徹やリヒテルをアドバイザーに、
日本建築界の巨匠・吉村順三が設計した
標高1500mの自然と音楽が調和する音楽堂。
素敵なところでした。
今回は子供を連れて初めての電車旅で
念入りに下調べをしてドキドキしながら向かいましたが
特急あずさの多目的室はとても快適だったし、小海線に乗り換えた時は
窓いっぱいに高原の緑が広がって、一気に爽やかな気持ちに。
母の気持ちをよそに、娘は抱っこ紐で何度も眠ってくれて助かりました。
無事に高原ロッジに到着し、バスで音楽堂の楽屋にいる夫に会いに。
乳児は入れないので諦めていたのですが、出演者の皆さまとスタッフの方々のご配慮で
エンジニアさんのブースで聴かせていただけることに^ ^
皆様の優しさが、嬉しかったです。
会場いっぱいのお客様。
台本と監修を担当された真嶋さんのプレトークに始まり、
作曲家モーツァルトに扮した二人が、珠玉の音楽にのせて、
彼の生涯を演じ聴かせてくれました。
目隠しして演奏、後ろ向きの演奏、いつ練習してたのかな笑。拍手!
短い生涯に凝縮された喜び、怒り、哀しみ、様々な感情。。。
迫真の演技と語り、そして音楽で紡ぐ構成は、
その音楽が生まれた瞬間に立ち会っているかのような気持ちになれて、
盛りだくさんなプログラムもあっという間に感じました。
ミュージカルの世界でも大活躍の田代万里生君は、藝大の同級生。
同期の活躍は嬉しく、また刺激になります。
今回縁あって夫と共演という機会に恵まれたこと、
八ヶ岳音楽堂のスタッフの方々をはじめ、企画のフューチャーデザイン内田さま、
そしてお客様に感謝です。
左から中山博之、真嶋雄大さん、田代万里生君。
私にとってモーツァルトは心の底から感動できる大好きな作曲家で
コンクールやリサイタルなどでたくさん演奏してきました。
今回のような作曲家モーツ ァルトの音楽の魅力の全体像がわかる演奏会は、
一つの作品を掘り下げていくことの多いピアニストにとっても
気付きの多い機会になり、何より、聴いていて楽しい!
音楽の魅力がさらに伝わる方法を、学ばせていただいた気がします。
いつもより明るく感じる月の光や、満天の星空も高原ならではの美しさで、
出演者のみなさまと夜のお散歩が楽しかったです。
八ヶ岳高原ロッジの方々もあたたかく、小さな娘へもご配慮頂き
とても快適な滞在でした。
とても快適な滞在でした。
あとはオフショットですが、
翌朝あらためて、音楽堂を訪れてみました。
ステージの奥からは富士山まで見渡せて最高の景色でした。
帰りに星野リゾートリゾナーレ八ヶ岳へ寄ってランチ
ベビーカーでお散歩も気持ち良かったです。
素敵な思い出ができました。