コロナ禍で先の見えない日々が続いていますが、
お元気でお過ごしでしょうか。
お元気でお過ごしでしょうか。
いくつかの本番は延期が決まりましたが、
期限に縛られない分、譜読みを自由に楽しむ時間が訪れました。
これがなかなか幸せ。
私は家で過ごす時間は好きです。
留学中はポーランドの長い冬を、
読書をしたり、時間をかけて美味しくなる
煮込みやオーブン料理を時々は作ってみたり、
あとはやはりピアノを弾いていました。
今はそれに、家族の時間が増えました。
子供と絵本を読んだり、動画の原作に触れてみたり。。
先日、こんなことがありました。
毎晩読んでとお願いするほど、
『のはらうた』という版画詩集が好きな2歳の娘。
朝食中に、キッチンに置いたオレンジジュースの
パッケージを見た娘がふと、
「てん てん ぼう」がここにもいるね!
私「??」
娘「ここだよ」
私オレンジジュースのパッケージをよーく見る。
”100%”
私「!」
「てん てん ぼう」とは、詩のなかにでてくる
めだかを上から見て表現したものなのですが、
「%」が、そのめだかに見えた様子。笑
大人には%にしか見えないものを、
子供はもっと自由に感じとっていることに
気付かされた瞬間でした。
いろいろな会話のなかに、本で読んだ言葉が
すらすらとでてくる不思議。
すらすらとでてくる不思議。
私は外国語を話すのにあんなに苦労したのに、
と思うと同時に、自然にできる子供の能力にはいつも驚かされます。
小さなことの積み重ねだけれど、
やわらかい心という土壌に
種を蒔くように
絵本は読み聞かせをしたいなと思います。