2009/09/30
秋の散歩道
ワルシャワで最も有名な観光地のひとつでもあるŁazienki(ワジェンキ)公園。ショパンの銅像のそばでの野外コンサートの日は人でいっぱいですが、平日に行くと静かで落ち着く場所です。9月末はまだ紅葉には早いですが、お天気も良かったので、ちょっと寄ることにしました。
近くに住む同期のMaiちゃんと久しぶりに会って、歩きながらのんびり話しました。Łazienkiというとショパン像のある池の広場が有名ですが、その奥には広大な敷地に散歩コースが迷路のように続いています。緑の中を歩くのはどうしてこんなに気持ちがいいんでしょう。
強い風が吹くと高いところからボトボトっと栗が落ちてきたりして、びっくりさせられますが、枯葉が舞うのは秋の空だなと感じました。
歩き疲れたらベンチでひとやすみ。。。
すばしっこくてカメラには納められず残念でしたが、赤茶色でふわふわしたしっぽのかわいいリスをときどき見かけて、ちょっと歓声!
小さな小川の水面がきらきら輝いていていたり、風がないときの水面に、鏡のように別の世界に映る木々がうつくしくて、思わず見とれる瞬間でした。
ピアノの音もこんな自然のように美しく表現できたらなぁと思います。
なんだかいっぱい癒されて、帰ってきました。
また時間を見つけて緑の中を散歩したいなと思います。
2009/09/22
Ślub w Nałęczowie
先週末、 友達の結婚式に行ってきました。私がポーランドに来たばかりのころ、共通の知り合いを通じて仲良くなり、それからは一緒に出かけたり、ポーランド人の旦那様ヤコブ君のお家に遊びに行かせてもらったり、ポーランドで彼女たちと過ごした思い出はたくさんあります。その2人の結婚式、半年前からずっと楽しみにしていました。
結婚式の場所は、ワルシャワから南へ車で2時間半ほど行ったNałęczów(ナウェンチョフ)という所でした。小さな街ですが、緑豊かな公園があり、ここの地名のついた“Nałęczowianka”というミネラルウォーターはポーランド国内のお店でよく見かけます。美しい自然の中に、コテージや療養施設、スパもあり、たくさんの人が緑の中の散歩を楽しんでいます。
教会では、この結婚式に集まったさまざまな国籍のゲストのために、神父さまがポーランド語、英語、フランス語で語りかけていました。そして誓いの言葉を交わす瞬間に立ちあえて、胸がいっぱいになりました。
儀式が終わった後、彼女たちは馬車に乗って広大な公園の中にあるお城に向かいました。新郎新婦のポーランドと日本からの家族や友人だけでなく、さまざまな国籍の友人が集まっていて、国際色豊かな結婚式でした。
会場では、生バンドの演奏が結婚式を盛り上げ、ポーランド料理のフルコースの合間に、みんな音楽に合わせて踊りました。小さな子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、全員が手を取り合って新郎新婦を囲んで踊る姿は、ほほえましかったです。
そして、「Sto lato」というポーランドのお祝いには欠かせない歌(直訳すると100歳。100年生きられますように!という内容)の大合唱になったり、とにかく、にぎやかでみんなが楽しみながら新郎新婦を祝福していました。
式も半ばになったころ、バンドの舞台にあるグランドピアノを見た友人が、サプライズでピアノを弾いて!とお願いに来て、心の準備もなくお酒も入っていたので1度は断ったものの、結局一生に一度のお祝いだし、きっとこれもいい思い出になると思い、弾くことにしました。どんな時でも弾けるレパートリーを持っておく事は本当に大事です。ショパンのワルツとバッハのアレンジを弾き、出来は完璧ではなかったものの、お客さんと彼女たちはサプライズを喜んでくれました。でもお酒が入っているとやっぱり弾くのは難しいです。普通の状態だって演奏は難しいのに、当然ですね。気をつけます。。
みんな飲んで踊って、式は夜中まで続き、ホテルに戻ったのは3時過ぎでした。初めてのことだらけでしたが、最後は本当にはじけて終わった楽しい結婚式でした。
Eri&Jakub
Wszystkiego najlepszego na nowej drodze zycia.
Serdeczne gratulacje!
結婚式の場所は、ワルシャワから南へ車で2時間半ほど行ったNałęczów(ナウェンチョフ)という所でした。小さな街ですが、緑豊かな公園があり、ここの地名のついた“Nałęczowianka”というミネラルウォーターはポーランド国内のお店でよく見かけます。美しい自然の中に、コテージや療養施設、スパもあり、たくさんの人が緑の中の散歩を楽しんでいます。
教会では、この結婚式に集まったさまざまな国籍のゲストのために、神父さまがポーランド語、英語、フランス語で語りかけていました。そして誓いの言葉を交わす瞬間に立ちあえて、胸がいっぱいになりました。
儀式が終わった後、彼女たちは馬車に乗って広大な公園の中にあるお城に向かいました。新郎新婦のポーランドと日本からの家族や友人だけでなく、さまざまな国籍の友人が集まっていて、国際色豊かな結婚式でした。
会場では、生バンドの演奏が結婚式を盛り上げ、ポーランド料理のフルコースの合間に、みんな音楽に合わせて踊りました。小さな子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、全員が手を取り合って新郎新婦を囲んで踊る姿は、ほほえましかったです。
そして、「Sto lato」というポーランドのお祝いには欠かせない歌(直訳すると100歳。100年生きられますように!という内容)の大合唱になったり、とにかく、にぎやかでみんなが楽しみながら新郎新婦を祝福していました。
式も半ばになったころ、バンドの舞台にあるグランドピアノを見た友人が、サプライズでピアノを弾いて!とお願いに来て、心の準備もなくお酒も入っていたので1度は断ったものの、結局一生に一度のお祝いだし、きっとこれもいい思い出になると思い、弾くことにしました。どんな時でも弾けるレパートリーを持っておく事は本当に大事です。ショパンのワルツとバッハのアレンジを弾き、出来は完璧ではなかったものの、お客さんと彼女たちはサプライズを喜んでくれました。でもお酒が入っているとやっぱり弾くのは難しいです。普通の状態だって演奏は難しいのに、当然ですね。気をつけます。。
みんな飲んで踊って、式は夜中まで続き、ホテルに戻ったのは3時過ぎでした。初めてのことだらけでしたが、最後は本当にはじけて終わった楽しい結婚式でした。
Eri&Jakub
Wszystkiego najlepszego na nowej drodze zycia.
Serdeczne gratulacje!
2009/09/09
やっぱり日本人
2009/09/08
ある休日
先週末は、少し遠出をして知り合いの家で過ごしました。ポーランドの南にあるKatowice(カトヴィツェ)という街までワルシャワから電車で約3時間、そこから車で30分ほどのTarnowskie gory(タルノフスキグリ)という場所に行ってきました。http://www.tarnowskiegory.pl/
古いお城や緑の豊かな大きな公園がいくつかあって、散歩が気持ちよかったです。ただ、案内してくれた方もおっしゃっていたのですが、豊かな自然と歴史的な建物はあっても管理をしきれていないのが現状らしく、壊れかけたところを直したら、もっと良さがいきるのに惜しいなと感じました。街の中心にある教会では、市民のために無料でコンサートがひらかれていて、オルガンとヴァイオリンによる演奏を教会の美しい響きの中で聴くことができました。
夜は、親しい人を招いてパーティーがあり、みんなで過ごすにぎやかな休日になりました。お客さんが持ち寄ったものの中に手作りのレモンケーキがあって、デコレートがかわいくて思わずぱちり!
特別なことはしないけれど、家で大切な人たちと過ごす時間を何より大切にするポーランド人の休日、日本でもこんな過ごし方ができたらいいなと思いました。
2009/09/01
Festivalも終わり・・
今夜、16日間毎晩続いた音楽祭 Chopin i jego europa が終わりました。Eldar Nebolsinさんによるショパンのピアノ協奏曲2曲が演奏され、フェスティバルの最後を飾る素晴らしい演奏会でした。
今年2009年はショパン没後160年、来年2010年は生誕200年という記念の年で、ポーランドだけでなく、世界中でショパンが演奏されることと思います。きっと、記念すべきこの年に、ここポーランドで心に残る演奏会に出会えるのではないかと今から期待しています。
毎日続いた演奏会がなくなるのはさみしいですが、明日から私の新たな生活が動き始めます。新しく留学をはじめる後輩と接すると、時が経っているんだなと実感します。フェスティバルが終わり、夏の終わりとともに、私の1番好きな季節、秋がはじまります。カレンダーをめくり、どんな風に過ごそうか、思いを巡らせています。
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