2010/04/10

悲しみ


ポーランドの歴史に残る悲劇が、今日起こりました。

カチンスキ大統領を含むポーランドの政府要人を乗せた飛行機が墜落、生存者は一人も見つからなかったという大惨事。「カチンの森事件」の追悼式典に向かう途中に起こり、悲劇がさらに悲劇を生むことになった、本当に痛ましいニュースでした。



10日午前中に事故は起こり、午後外に出ると、各家には半旗が掲げられていました。ポーランドの国旗に喪を示す黒い紐がつけられ、通りにこんなにたくさんの半旗が出ている様子を見たのは、ポーランドに来て初めてでした。


その光景に、なんともいえない恐ろしさを覚えました。


平和な日常が明日も来るとは限らない。ありきたりですが、何事もなく過ごせる幸せを感じずにはいられません。
尊い命について、考えました。


亡くなった方々の魂が、安らかに天国へいけることを、願ってやみません。