最近、”ショパンの音楽から得たインスピレーション”がテーマで、この学校ではコンクールが行われていました。ポーランド中から、彫刻、絵画、デザインのさまざまな作品が集まり、この日はちょうど、デザイン部門で、ショパンの音楽をテーマにしたファッションの最終選考と表彰式が行われる予定でした。そのファッションショーの前に、私はワルツとバラードを演奏することになりました。華やかなショーの前で落ち着かない雰囲気かなと思いましたが、ピアノの音が鳴ると、静かに集中して聴いてもらえて、楽しんで演奏できました。
演奏後、私も最前列でファッションショーを見せてもらいました!
ショパンといえばピアノ、を意識したデザインで、鍵盤や音符のモチーフを使った作品たち、学生のモデルぶりやデザイナーの工夫が間近で見れて面白かったです。
ショパン生誕200年を意識した、特別なイベントが音楽以外でも盛んに行われていて、ポーランド人のショパンへの誇りをこんなところでも垣間見れた気がしました。