2010/12/26

0歳児からのファミリーコンサートin 岡谷

先日、岡谷市のカノラホールで演奏してきました。チャイコフスキーの“くるみ割り人形”のオーケストラを4手連弾に編曲された音楽を、映像とナレーションつきで聴くので、小さなお子様にもわかりやすく、楽しんで頂けたかなと思います。

今回、私はファースト(ピアノの上半分の音域)パートで、メロディーを担当することが多かったのですが、セカンドの吉岡由紀子さんの音楽にも支えられて、ちょっと伴奏者を持つソリストの気分になりました。ほとんどセカンドの方がペダルを担当するので、一緒に相談しながら音楽を作っていきます。ピアノを2人で弾くのは1人ではできないボリュームと華やかさが出て、手が交差したり重なって難しい場面もありますが、それ以上に弾いていてとても楽しかったです。

ナレーションや効果音とのタイミングなど、リハでいろいろと調整していったのですが、高橋奈保子さんの初挑戦とは思えない生き生きしたナレーションも素晴らしかったです。本番は、小さな子供たちが、ピアノのすぐ目の前にひかれた絨毯の上でリラックスして聴いてくれたのですが、トレパーク(ロシアの踊り)など演奏中、飛んだり跳ねたり、もちろん、いろんな場面で泣いたり笑ったり叫んだり、いろいろでしたが、反応が素直だなぁと思いました。

共演者と会館の方達の素晴らしいサポートに恵まれ、気持ち良く演奏できたこと感謝です。



共演者と楽屋でパチリ。女性三人でガールズトーク(!)ができたことも、いい思い出です。


館長さんの奥様におみやげでいただいた手作りパンが美味しくて、帰って来てからもあったかい気持ちでいられました。




ありがとうございました!