2011/05/30

Recital at Sala Federiciana

先日、無事にコラートでの2回目の演奏を終えることができました。
始まったのは22時ごろで、天井からの特殊なライトのおかげで暑くて朦朧としながらも、最後まで精一杯演奏しました。色々と反省することもありますが、自分なりに伝えたいこと、思い浮かんだインスピレーションを音に出来た瞬間というのも感じられて、またこの経験を次に繋げたいなと思っています。

聴きに来てくださったお客様から、たくさんの温かい言葉を頂き、本当に嬉しかったです。Grazie Mille!

後日、写真はアップします!

2011/05/29

Coratoより

ワルシャワからローマ経由でバリ(イタリア)に到着した翌日、高校でコンサートをさせていただきました。
Liceo Classico ALFREDO ORIANI(文科高等学校)という場所で、普段はギリシャ語やラテン語など主に学んでいるそうです。クラシック音楽を聴く機会はなかなかない生徒さん達、グランドピアノがコンサートの為にロビーに準備されると、興味津々の様子でした。リハをしていると近くに寄ってきて色々話しかけて来たり、昔習ったピアノのメロディーを弾きに来たり、とても親しみを持って迎えてくれました。

学校中央の天上の高い空間に、ピアノの音がよく伸びて、気持ち良く弾けました!学長さんのご挨拶、生徒さんが私の弾く曲を予習して解説を挟みながら演奏していったので、レクチャーの一環のような雰囲気もありましたが、みんなとても静かに聴いてくれました。モーツァルト、シューマン、バルトーク、全く違うキャラクターの音楽から、いろんな表情を感じ取ってもらえたかなと思います。

演奏が終わると本当にたくさんの拍手、最後は皆さんスタンディングで拍手をしてくださり、本当に嬉しくて胸がいっぱいになりました。

今夜はニコテルウェルネスホテルのSala Federicianaで演奏して来ます!
素敵な時間にしたいと思います。

2011/05/26

明日から

帰国してから約半年ぶりに来たワルシャワは、私の目からはほとんど何も変わっていなくて、なんだかこの時間の中に溶け込んで不思議な感覚です。エヴァ先生のLessonも久しぶりに集中して受けられて、いろんなアイデアに刺激を受けてます。


でも明日からはイタリアです。リサイタル、楽しんで演奏して来たいと思います!去年お世話になった方々との再会も、楽しみです。


今カフェにいたら留学時代の友人にばったり!彼女も同じ時期に帰国して今回偶然ワルシャワに来ていたので、会えてびっくり。久しぶりに帰国後の日本での活動や生活についていろいろ話せて嬉しかったです。こうゆうこともあるんですね。

それから、宣伝なのですが、6月23日にNHK-FM名曲リサイタルに出演予定です。名古屋放送局で収録、放送は7月23日の予定です。詳細はまたホームページのinformationページにアップします。


今はひとつひとつの本番が、私にとっての宝物です。

2011/05/23

Warszawaより

みなさま、こんにちは。
今、ワルシャワです。帰国してから約半年ぶりに、留学中ずっと住んでいた先生のお家に戻って来ました。ここで落ち着いて練習をして、時差を直して、イタリアでのリサイタルに臨みたいと思います!
ここでEwa先生のLessonも久しぶりに受けられるので、新しく何かを見つけて帰りたいなと思います。

明日の朝は、とりあえずお部屋の整理と通い慣れたスーパーに買出しに行ってきまーす!

2011/05/21

N響 & Melnikov

先日、サントリーホールへN響を聴きに行ってきました。オールロシアもののプログラムで、とっても聴きごたえのある演奏会でした。予定されていたピアニストが来日不可能となり、急遽A.Melnikovがチャイコフスキー1番を弾くということになり、とっても期待していきました。(メルニコフはイザベラ・ファウストとのヴァイオリンソナタ全集のCDがお気に入りと以前blogでも紹介したピアニスト)

実際、凄かった。

聴きなれた名曲が、信じられないほど鮮やかに聴こえました。

一瞬、びっくりするような弾き方やアーティキュレーションが飛び出すのですが、それが美しかったり、ああこうゆう解釈もあるんだと、そのアイデアに感心したり、惹き込まれていくのが楽しい時間でした。

急な代役だったにもかかわらず素晴らしい演奏で、いっぱい拍手を送りました。


実はチャイコン1番は、私のファーストコンチェルトで、思い出がいっぱいの曲です。

こうゆう演奏に出会えて、また新たに頑張ろうという気持ちをもらえました!


来週はワルシャワとイタリアから、更新出来たらいいなと思います。

2011/05/02

母のピアノ発表会

昨日、母の生徒さんによる発表会の最後に演奏させてもらいました。
ここ美濃の文化会館で弾くのは、一昨年の姉妹でのジョイントリサイタルぶり。母が生徒さんの為に開いている発表会も、今回で27回目。私と同い年です。

当日はあいにくの雨でしたが、美濃まで聴きに来てくださったお客様、ありがとうございました。そして生徒さん、ご家族の方々、お疲れさまでした。

子供から大人の方まで、自分の一生懸命練習した曲を、緊張しながら弾いている姿。あたたかく見守るご家族の方々、こんな光景に、いつもあたたかい気持ちになります。


当日5月1日は、母のお誕生日でした。何かできないかなァといろいろ考え、妹と一緒に母の好きな日本歌曲を演奏することにしました。もちろん、母には直前まで内緒!演奏直前にアナウンスが入るまで母は全く気付いていなかったようで、サプライズは大成功でした。



私は今回、スカルラッティ、モーツァルト、シューマン、バルトークという時代を追った並びで演奏しました。最後のバルトークは、私が初めてバルトークを聴いたときの鮮やかな衝撃を感じてもらえたらと思って選曲しました。実際かなり印象的だったようで、演奏後バルトークについてはいろんな感想が聞けました。

後でビデオを見ても反省することが多々ありますが、これからもレパートリーを広げて、たくさんの素晴らしい作品をピアノを通して伝えていけたらと思っています。





リハ中、カメラマンの松井さんが何枚か写真を撮ってくださいました。いつもとは違う角度で撮ってもらえて、お気に入り♪