2013/12/30

No News No Shoes

 
2013年も残りわずかですね。
今年のことを振り返ってあらためて、幸せな一年だったと感じています。
支えてくださったすべての方々に感謝したいと思います。 
 
 
 日に日に寒さが増していますが、あたたかい場所へ バカンスに行ってきました。
普段関わっているクラシック音楽とは全くちがう世界へ
 
 
行先はインド洋に浮かぶ島々
Maldivesモルディブ!
 
 
 
 
透明なエメラルドグリーンの海
 




白い砂浜




 
 
 行ってみたかった場所  Gili Lankanfushi ギリランカンフシ
 
水上ボートで移動中に
 
No News No Shoes
 
とリゾートコンセプトの書かれたバックを渡され履いていた靴を入れて
 
素足の休日がはじまります
 
 

 




 
 
インテリアもかわいくて
 
 
 
 
 
 
 
 さわやかで気持ちのいい風と青空!
  

 
 
 
 
 シュノ―ケリングで水中の世界も探検しました





 







モルディブならではの、無人島にも行ってみました
 





sandbankピクニック



 
 
 
 シェフが料理してくれたフレッシュでボリュームたっぷりなお食事
 


 
 
 
 
 
夕暮れ時にはドルフィンクルーズへ
 




 
野生の群れに出会えて感動しました



 
 
 目の前でジャンプしたり
アクロバティックに回転して飛んでくれたり
 
いろんな偶然が重なってしか見られない
この海で生き生きと泳ぐイルカたちを間近で見れて
なんだか幸せな気持ちになりました
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
日が落ちてきても
こんな生き物がすいすい泳いでいるのが見れました







ひとつの島全体がリゾート
 
 



ハーブ園や地下にはワインセラーやチョコレートバー
 
テニスコートやプール

ジャングルの中で見られるシネマや図書館まで
 
島内は自転車や徒歩で一周でき、一日中素足で過ごせます
 






こんなにきれいな海を見たのは初めてでした
 
 





時間を忘れて
 
泳ぎ
 
  

 
 
海からあがって水着のままぺたぺた
 
すぐに乾きます
 
 



新鮮なフルーツをいただいて
 
 穏やかなな波の音を聴きながら
 
お昼寝。。
 
 
 
 


朝は少し早起きしてヨガを
 


 
しゃきっと目覚めて朝食をいただきます




 
 

うつ伏せになると海の中が見られて
お魚が泳ぐミクロコスモスを感じながら
マッサージを受けられる水上SPAにも行ってきました

 
 
 
 玄関にあるかわいい泥おとし 



地球温暖化でいつかこうゆう美しい島や海のサンゴが無くなってしまう日が来ませんように
 
私も小さなリサイクルを続けて行きます。
 


 
 
素足で過ごした贅沢な滞在
 
自然を感じる、こうゆう時間も大切なんだということを味わった気がします
 
 
 
 
 
 
 
帰りにシンガポールにも滞在しました(^^)
 
 
 
今年も本当にありがとうございました
 
どうぞ良いお年をお迎えください
 
 
 
 
 
 
 

2013/11/20

姉妹でコンサート

 
空に映える鮮やかな紅葉が美しい季節ですね。
 
先日、姉妹で東京と名古屋での演奏会、無事に終えることができました。
聴きに来て下さったたくさんのお客様、
コンサートを支えてくださった関係者の方々に感謝です。
 
 
まずは六本木デザインKホールでのコンサート。
ザルツブルクから一時帰国中の妹・恵理子とは
 
シューベルトのアヴェマリア
メンデルスゾーンの歌の翼に
グリーグのソルヴェイグの歌
シューマンの献呈
 
を演奏し、ソロでは
 
グリーグの抒情小曲集より蝶々、小人の行進、夜想曲
ショパンのワルツ変イ長調と英雄ポロネーズ
 
を演奏しました。グリーグの音楽は構えず心にすっと入ってくる魅力があり、
とくにノクターンを弾いていると限りなく澄んだ感情になれる気がします。
本当に美しい曲です。
 
姉妹の共演は、合わせの時も姉の私がいろいろと言ってしまいがちなのですが、
今回は少し変化があって、ドイツ語も含め、私も勉強させてもらうことがありました。
 
恵理子が成長してくれると私も成長できて
こうやって少しずつお互い音楽的に高め合っていけたら、
姉妹の共演も続けていけるのかなと思います。
 
 
お食事を楽しみながら聴いていただきましたが、
いつも応援して下さる方々の顔が舞台から見られて嬉しく思いました。


 
終演後、私と恵理子
 
 
デザインK会長の日下部豊さんと、ピアニストの浅川真己子ちゃんと記念にパチリ。
 
 
 
 
 
2日後は名古屋の宗次ホールで
今回から始まった岐阜県の音楽家のコンサートシリーズ“清流”vol.1
のランチタイムコンサートに出演しました。
 
宗次ホールでの演奏は初めてだったのですが、とても好きなホールの一つになりました!
音響、ピアノ、シックな内装、心配りのきいた楽屋、そしてプロフェッショナルなスタッフの方々。
ほぼ毎日のようにある演奏会。人の流れのある生き生きした場所だなあと感じます。
 
演奏前にオーナーの宗次さんにもお会いできました。
 
 
本番、2階席までほぼ満席!のお客様に
あたたかい拍手をいただけて 笑顔がこぼれました。
 
2日前に演奏したプログラムに数曲プラスした内容だったので落ち着いて演奏でき、
あまり得意ではない舞台でのお話もMCの上手な妹に助けられ笑、
楽しく、空間を感じながら演奏させていただきました。
 
今回の経験を次に生かしながら、精進していきたいと思っています。
 
 
そしてこれから宗次ホールで続く、岐阜県の音楽家シリーズ“清流”
後輩のみなさんが素敵な演奏会にしようと頑張っています。
お時間のある方は是非足を運んでみてくださいね。
  
 
 
今度はドレスを替えっこしてみました。
 
 
 
 
幸せな経験をありがとうございました。
 
 
また姉妹での演奏会が実現したら、是非聴きにいらしてください。
 
 
 
 
 
 

2013/10/10

ピアノと調律

  
先日、明宝中学校での講演に行ってきました。
 
日本ピアノ調律師協会さんの主催で、調律師の山田さんのお話と共に、
私はピアノの歴史を語る上で大切な鍵盤作品を、時代順に演奏していきました。
 
  
 

モダンでありながら、自然と調和した素晴らしい環境にある明宝中学校


全校生徒70人程の中学校でしたが、みなさん音楽室いっぱいに座って
とても静かに聴いてくださいました。




チェンバロの響きを想像しながらスカルラッティのソナタを
 
クリストフォリのつくった楽器を思い浮かべ、ジュスティーニのソナタを
 
ドイツのジルバーマンのピアノと関係の深い、J.S.バッハの音楽の捧げもの
 
ヴァルターのピアノとモーツァルトのソナタ
 
シュタイン、シュトライヒャー、ブロードウッドなど、ピアノの歴史に関与した
重要な作曲家でもあるベートーヴェンのソナタ
 
ウィーン式の軽やかな音色のグラーフのピアノとシューベルトの即興曲
 
プレイエルのピアノとショパンのノクターン
 
等々
 
時間の関係でそれぞれ特徴的な部分を弾きましたが、
楽器の歴史と共に演奏することは、私もとても勉強になりました。


 
 
 授業が終わってから、私も(!)調律を体験させていただきました。
想像していたよりもずっと力がいるのでびっくりします。
 
 
 ピアニストだけでなくピアノを弾く人にとっても、
イメージした欲しい音を創るために欠かせない調律ですが、
その大切さを強く感じている人は意外と少ないかもしれません。
 
 
少し前に昨年公開された「ピアノマニア」という調律師さんの映画を観たのですが、
あんなに理想の音を追い求められたらさぞ幸せだろうなと思いました。
 
 
調律師さんの仕事は、素晴らしい音楽になくてはならない存在です
 
 


左から講演をされた調律師の山田さん、私、調律師協会の服部さん、右の写真の左は酒部さん
 
みなさま、ありがとうございました!





翌日の中日新聞に記事が掲載されていました。
 
調律師さんとお話をしていると、なんだかいろんな要求をしてみたくなります。
 
大切なのは私がどんな音楽を目指しているのか
 
 
明日もピアノと一緒に探していきたいと思います







2013/09/16

本日のコンサート中止のお知らせ


台風のため、本日の研究会・演奏会は中止が決定しました。
 
 
楽しみにしてくださったお客様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。
 
本当に残念ですが、次の演奏会に向けて新たな気持ちで頑張りたいと思います。
 
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
             
   
 
粥川愛
 
 
                                                

                                                                                             

2013/09/09

サイトウキネン & 松本

 
白馬での演奏会を終えて、聴きに来てくれた母と松本へ。
貴重なサイトウキネンのチケットをいただいたので楽しみに行ってきました。
 
期待以上の、熱いひとときが過ごせました!
 




演奏会前には松本観光も楽しみました(*^_^*)







松本市美術館に行き、草間弥生さんの展示と、メアリーブレア展を見てきました。
同じ女性として、アーティストとして自立した二人の残した作品に触れられて、
心地よい刺激をもらいました。






美術館横の裏道は緑がいっぱいで、歩くのが気持ち良かったな



松本で歩いていて、素敵だなと思って偶然ふらっと入ったお店。
なんと ポーランド食器がいっぱい!!
 
ネイビーブルーの定番からカラフルなものまでボレスワビェツ陶器が並んでいて、
ワルシャワ留学時代に少しずつ集めたのが懐かしくなって、夢中で見てしまいました。
 
 
 
 
お店の方とお話できて、日本一の品揃えだということが判明。
確かに、こんなにたくさん、ポーランドでも見たことない笑
 
写真には写っていませんが、右奥にも空間が広がっています。
 
 
店内はセンスの良い北欧テイストのカフェや海外の絵本の並ぶギャラリーもあり、
母とお茶をして、つい長居をしてしまいました。
 
 


 
 
新しく歩く街はワクワクしますね。


 

中町通りや縄手通りも散策しました






国宝 松本城
 
 
 
 
信州ならではの美味しいお蕎麦と生わさびをいただき
 
 
サイトウキネンを聴きに、キッセイ文化ホールへ向かいました。
 
  

 


 


会場入口ではオリジナルドリンクがふるまわれて、フェスティバル気分も盛り上がります。


私が聴いたのは サイトウ・キネン・フェスティバル松本 Gig

 
素晴らしい奏者の集まることで有名なサイトウキネンのオケ、
同級生がオケにのっていてちょっと身近に感じたり。
 
普段あまり聴くことのないJazzトリオを舞台で聴けて、大西さんかっこよかった。
 
プロコフィエフのロミオとジュリエットのオケにも惹き込まれ
 
最後のラプソディーインブルーは、ジャズとクラシックが絶妙なバランスで進んでいき、
聴いていてドキドキしました。指揮の小澤征爾さんやオケの方も、ピアニストのその時生まれる
音楽にじっと耳を傾けながらも、楽しんで演奏しているのが伝わってきました。

 
ライブで聴けて良かった

 
すごいプレッシャーの中、熱い演奏をしてくれたピアニストに、
お客さんはスタンディングで大拍手。
 
 
 





素敵な夜でした。







コンサート@白馬

 
暑さも和らいで、秋らしい風を感じられるようになってきましたね。
 
 
先日、大好きなメンバーと共に、白馬で演奏をしてきました。
この演奏会、キャンセル待ちが出るほどご好評頂けたそうで、本当に感謝です。
 
 
 
 
ピアノと、空間を確かめながらのリハーサル
 
 
 
森の風景をバックに、一音鳴らすとぽーんと空間に拡がる響きの 白馬美術館の舞台。
リハーサルから出演者みんな、テンションも上がりました。
 
 
 
 
他のメンバー3人のリハ、みんな数多くの本番をこなすプロです。本番はなかなか聴けないのでリハで聴いてます(^^)
 
 
 
刻々と、ピアノの背景が変化していくのが素敵でした。








この日は雨でしたが、雨にぬれる木々の香りや雨音も、
都会とは違った感覚で味わえる良さがありました。



本番はフランスものを中心に、それぞれの持ち味を生かしたプログラムを演奏しました。
私はソロではドビュッシーの月の光とラヴェルの水の戯れを演奏したのですが、無理をしなくても
スーッとのびてくれる音響が心地よくて、いつもとは違う音楽になったような気がします。
 
その他の曲も、度々演奏を重ねている気心の知れた仲間なので、
攻めることを忘れず、でも適度にリラックスしながら本番をつくれました。

 
あたたかい拍手、ありがとうございました。



 
終演後、全員で。左から中山さん、聖美ちゃん、私、ビルマン君
 
 
 
 
フレンチのフルコースが演奏会とセットになっていたので、お客様が移動された後、
出演者も終演後ホテル・ラネージュ東館のレストランに向かいました。
 
フランス料理、一皿一皿美しく、とても美味しかったです。
 
 


リゾートホテル・ラネージュ東館のクラシックで素敵なロビーで、聖美ちゃんと。



2020年のオリンピック開催地が東京に決まったばかりですが、
1998年の冬季オリンピックが開催されたアルプスの街、白馬も、ホテル近くにはジャンプ台が
見えて、当時はたいへんな盛り上がりだっただろうなと想像しました。





 
 
家族が来てくれたので、翌朝もゆっくりと過ごさせてもらいました。
 
 
お料理もサービスも、お部屋も好みのアメニティが置いてあったり、
心がこもっていて最高でした。
 
 
 
また訪れたい場所ができました