2023/11/28

ピアノ五重奏の響き


ちょうど2ヶ月後の演奏会



新日フィルの素敵なカルテットと
ブラームスの傑作
ピアノ五重奏曲を演奏します。

昨年、シューマン五重奏の共演が
本当に素晴らしい体験だったので
今から楽しみにしています。

後半は 名作映画やミュージカルの
美しい旋律をピアノ五重奏版で🎶


チケットは新日本フィルオンライン
もしくは私まで

お時間よろしければ
是非、聴きにいらしてください✨



 

2023/11/20

七五三 7歳のお祝い

七五三のお祝いをしました。
数えの7歳








赤坂の日枝神社さんにて



 








ここまで成長してくれたことを
心から感謝して

そして

これからの健やかな成長を祈って




2023/11/17

娘の幼稚園で弾きました

娘の通う幼稚園の秋祭り🍁

両親で行くつもりでしっかり予定していたのですが、
急遽、幼稚園からお声がけいただき。。

喜んで弾かせていただきました!





年少・年中の午前の部は
パパとビルマン君で演奏。

年中・卒園生の午後の部は
私のソロで演奏でした。

Chopin : Waltz op.64-1 "Petit chien"
Chopin : Etude op.25-11 "Winter-Wind"
Liszt : Liebesträume s.541-3
幼稚園歌 piano solo (中山博之編)


園の先生方、プレから一緒のお友達や
たくさんのママ友が見守ってくださる中

別の意味で緊張しましたが、
喜んでもらえて 幸せでした。

プログラム最後で園歌を弾いてる時
もう数え切れない思い出が蘇り...

編曲が、

年少(期待感)〜
年中(数々の優しい気持ち)〜
年長(この先の未来へ)

のような構成になっていて。。

涙が溢れそうになるのをこらえながら
弾きました。

子供達の声で聴いている曲を
このような編曲で聴いた先生方やママ達も
私と同じ気持ちになってくださったようで

良かったよぉという声に、
弾けて良かったと、心から思いました。

帰ってきて娘に、今日はどうだった?と聞くと

パパとママと一緒にいられたのが
1番うれしかった!と。

演奏よりも、幼稚園で両親と一緒に
過ごせたことが素直に嬉しかったのか。

と、我に返った瞬間でした。


大好きな幼稚園生活も、残りわずかと思うと
寂しい気持ちになりますが、

ずっと心に残る1日になりました。

ありがとうございました。



 

2023/11/13

麻溝クラシックコンサート

先週末、麻溝クラシックコンサートを
無事終えることができました。


松永詩歩さんの故郷での演奏。

会場いっぱいのお客様や主催の方々が、
温かい眼差しと気持ちで
聴いてくださっているのが
伝わってきました。

プログラムは
相模原の市の花に因んで
團伊玖磨の紫陽花や、
中田喜直の6つのこどものうた
をはじめ、フランスものやアリア等
盛り沢山なリサイタルプログラムを、
立派に歌われていました。

ソロではリストの愛の夢とため息を
弾かせていただきました。

共演者がいると
自分ではなかなか選べない作品を
一緒に演奏できる楽しみがあります。

何より、とても真摯に準備される姿に
伴奏で支えられたらという気持ちが
湧いてきました。



 

2023/11/06

ショパンランドコンクール審査と、娘の本番

まもなく立冬を迎える季節とは思えないほど、
あたたかさが続く今日この頃。
いかがお過ごしでしょうか。

イベント等も規制なく 楽しめた秋、
ひとつひとつの行事やコンサートがありがたく、
私の中では‥瞬く間に10月が過ぎ去りました。。

ある1日を振り返って

娘、チェロ発表会でピアノを弾く。

私はこの日、恩師エヴァ先生監修のコンクール
審査で伺えず、母が付き添ってくれました。
(パパはチェリスト達の伴奏)










本人にとって楽しい本番になったようで
ほっとしました。

いつも出演させてくださる磯野先生、
ドキュメンタリーのように
撮影してくださるH氏に
感謝です。


終わった後に新宿伊勢丹へ連れて行ってもらい
おもちゃのピアノを見つけた娘。



早くかわって、の圧が強い笑



待ちきれず、となりで弾き始める。
のひとコマ。笑


ピアノを好きな気持ちを大切に、
一緒に向き合えたらと思っています。


私は初めてこちらの審査に
関わらせていただきましたが

ポーランド作曲家の素敵な
作品を沢山聴けて、
献本までしていただきました。
 


ポーランドピアノ作品集の楽譜。
1、2、3とレベルごとに分かれていて
親しみやすい小品から現代の響きまで、
ショパンに通じるポーランド出身の作曲家の
代表的な作品が揃っています。

どうしてもピアノは
ポーランド=ショパン
になりがちですが、
作曲家の生きた時代に繋がる
広い世界を知り、実際弾いてみることで
得られるものは大きいと思います。

解説付きでわかりやすいので
是非お手にとってみてください。



審査員の先生方、
左より三木香代先生、根津栄子先生と共に。

レパートリーにしてみたい作品や
教え子に薦めたい作品にも出会えて
実り多い経験となりました。





2023/09/11

関ヶ原の記憶2023

野外朗読音楽絵巻「関ヶ原の記憶」
2023年の公演も無事
終えることができました。

屋外のステージ袖から、びっしりと満たされた
客席が見えて。本当にこんなに沢山の方々に
集まってもらえて、嬉しいね、
と言いながら、共演者と舞台に上がりました。

前日リハにて。信頼できるメンバーのみなさまと

演出で、こちらのマスクを
リハと本番付けて臨みました。


ビルマン良弓光さんと

前日のゲネプロ終わりに、

「関ヶ原合戦があった
慶長5年9月15日を
令和5年に置き換えると。。」

と演出の小島さんからアナウンス後、
演奏チームはHappyBirthdayを演奏しました。

竹下景子さん、1週間後の9月15日が
古希のお誕生日。関ヶ原とのご縁を感じます。

サプライズのケーキならぬお団子120本!
(主催者から関係者皆さまへとのお心遣い)


和やかな雰囲気の中
みんなで美味しくいただきました。


翌日は気候にも恵まれ

本番前には大垣城へ行き、
志気も高められました。




高い建物のない400年前、
ここから関ヶ原も
見えたであろうとのこと。

当時の古文書や資料を見て、
台本に出てくる登場人物の相関図が
繋がっていき、興味深く感じました。



厭離穢土欣求浄土(おんりえどごんぐじょうど)

穢れた土を厭い離れ、平和な浄土を願い求める

德川家康が旗印に用いた言葉。

人は窮地に追い込まれた時にこそ
本質が出るもの。戦いの最中、それぞれが
最善の選択をしたはず、と
ご子孫の方も話されましたが、
その戦いの上に成り立つ、平和な世界。

魂のぶつかり合い、様々な人間模様が
演出によって鮮やかに蘇り、
それをその空間で表現できることは
すごいことだなといつも感じます。

こちらで演奏させていただくのも3度目。
新曲も徐々に増えて、
新しい舞台へと進化しています。

生の音楽が
歴史的な価値を伝える一助となれることに
誇りを持って、これからも
発信できたらと感じます。



みなさま、本当にお疲れ様でした!








 

2023/08/28

ピアノとチェロの華麗なるDuo公演

2年前にこけら落とし公演をさせていただいた
ホールにて、ピアノとチェロの華麗なるDuo公演
無事終えることができました。

哲蔵さんと終演後にロビーにて

終演後のたくさんのお客様の笑顔が
本当に嬉しかったです。




プログラムは生誕150年を迎える
ラフマニノフのチェロソナタをメインに。

ハーモニーの厚みのあるピアノと
低弦で単旋律のチェロとの
音楽の良さを生かしたバランスは
本当に難しかったけれど、

哲蔵さんのチェロに助けられ
弾いていて心底感動できる何かが
この大曲を最後まで弾ききる気力をくれました。

壮大で、情感豊かな作品、弾けて幸せでした。

素敵な機会を与えてくださった
四つ葉のコウゾの皆様、
関わってくださった全ての方々に
感謝申しあげます。

ありがとうございました。


Program

J.S.Bach : Arioso BWV1056

                : Cello suit No.1 Prelude BWV1007

Fauré : Après un rêve

Saint-Saëns : Le Cygne

Casals : El Cant dels Ocells

Chopin : Lento con gran espressione

             : Introduction & Polonaise Brillante op.3

(pause)

Rachmaninoff : Cello Sonata g-moll op.19


(encore)

Rachmaninoff : Vocalise op.34-14

Joe Hisaishi : The Merry Go Round of Life



 

チェロのしごと、楽しかった!



少し日が経ってしまいましたが、
耕心館さんにて
チェロのしごと、無事終演しました。


チェリストの視点から楽器の魅力を伝えてくださり、
リハの時から思いましたが当然本番の方が内容も濃くなり
私も初めて知ることがたくさんで
楽しい時間でした。

前半のラストにはブラームスのチェロソナタを
坂田先生と演奏しました。

3楽章のフーガが難しいけれど個人的には大好きで、
距離感の近いサロンで聴いていただくには
なかなか緊張感のある作品でしたが
最後まで集中できました。

こちらのピアノは何度か弾かせて
いただいていますが、美しい音色で
弾きやすく、指が喜びます。

興味深いお二人のトークとプログラムで
気付けば2時間超え。。

満席のお客様に聴いていただけて
本当に嬉しかったです。

耕心館の方々はいつもあたたかく迎えてくださり
本当に気持ちよくコンサートに臨めて感謝です。

ありがとうございました。





 

2023/07/24

完売!

8/19のこちらの公演、
おかげさまで数日前に満席となりました。

 


こちらでご案内をする前に
完売することになってしまいましたが。。
ありがたく、頑張りたいと思います。

先日お二人のチェリストと
リハーサルをしましたが、

チェロ目線の選曲やお話は、
私も今回初めて知ることが沢山あって
とにかく楽しかったです。

チェロ好きな方は終演後ますます
チェロに魅了されるような
興味深い公演になりそう。

どうぞお楽しみに!


2023/07/16

ピアノとチェロの華麗なるDuo

 


8/26(土)15:00より、

2021年にこけら落とし公演をさせていただいた

こちらの会場にて、演奏会させていただきます。


共演は、新日本フィルハーモニー交響楽団の

チェリスト飯島哲蔵さんです。


生誕150年のメモリアルイヤーでもある

ラフマニノフの、チェロソナタ全楽章をメインに、

ショパンの序奏と華麗なるポロネーズ他、

チェロの珠玉の名曲を集めたコンサート。


ショパンやラフマニノフは、ピアノはもちろん

チェロの音色もこよなく愛した作曲家です。

ピアノが伴奏になるというよりは

お互いなくてはならないアンサンブルとして

互いの楽器の良さを存分に引き立て合う歌と技巧が

散りばめられていて、とても弾き応えがあります。


少しでも作品の本質に近づけるように

準備を重ねたいと思っています。


文化庁後援もあり、チケットは

高校生以下は無料となっています。

フォームはこちら↓



ぜひ、夏のひととき、涼しいホールで、
チェロとピアノの音色に浸ってください。

皆さまにお会いできることを
楽しみにしております!



新日フィルのアウトリーチコンサート


先日は、新日本フィルハーモニー交響楽団の
チェリスト飯島哲蔵さんとのアウトリーチで
演奏させていただきました。


温かなお出迎えとたくさんの拍手、
ありがとうございました!

新日フィルの拠点のすみだトリフォニーホール近く、
墨田区の寺島中学校の体育館での2回公演でしたが、
よく響く空間で、みなさま、チェロの音色を
じっくり聴いてくださっていました。




プログラムは
チェロ作品を代表する美しい小品の他、
ソロはショパンの子犬のワルツを、同じく
ショパンの序奏と華麗なるポロネーズop.3や、
ラフマニノフのチェロソナタから第3楽章
を弾きました。


アンコールには
すみだトリフォニーで録音されたジブリ作品を。

千と千尋、ポニョ、ハウルの3作品からの1曲でしたが、
飯島さんがセンスの良い選曲をしてくださり、
曲名を聞いた瞬間にガッツポーズ
をしてくれた学生さんまでいて嬉しかったです。

オリジナルはオケですが、チェロとピアノで
弾けるのもまた良いのです。


自分の知っている楽曲が、
近くのトリフォニーでレコーディング
されていたことを知って驚く学生さんたち。

その会場に、課外授業で本物のオーケストラを
聴きにいけるなんて、なんとも羨ましいなと思います。

流行りの音楽に夢中になる年頃でも、
クラシックを聴いて、何かを感じてもらえるように、
まずはライブで触れてもらうこと。

どうしたらその人の心に届くかを大切に考えながら、
これからも活動を続けたいなと思います。




 

2023/06/02

母の第35回ピアノ発表会

 先週末、母の第35回ピアノ発表会を
無事終えることができました。

皆さま、お疲れ様でした!

娘の出演、アンサンブル、独奏
そして母のサポート。

本番を万全にこなすためには、
その為の準備がすべて。と
あらためて実感しています。

娘は、ネーフェ作曲のカンツォネッタを
自分で選び、演奏しました。



好きな作品をミスなく弾けたこと、
自分の呼吸でテンポをつくり
レガートが意識できたこと、

この作品を通して
今の娘が学べたことは大きかったような。
弾けて良かったなと思いました。

娘と今しか向き合えないことはあるけれど
私にも、今しかできない大切なことはある。
そんな時は、ばあば(母)との
オンラインレッスンが日常に。

娘と孫を、見守ってくれて、ありがとう。




あきちゃん、ひぐゆちゃんと子供達と
終演後の舞台にて

ゲストに加納高校の後輩お二人が
出てくれて感謝でした。

樋口祐香さんのフルート、会場に
よく響き合う音色が印象的で、
北欧に因んだ作品を演奏してくれました。
共演、楽しかったです。

私のソロは
バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ
を演奏しました。

冒頭の8小節のテーマが29回変奏され、
第1部が第1から15変奏(ニ短調)
第2部が第16から24変奏(ニ長調)
第3部が第25から29変奏(ニ短調)
という構成でできています。

人間の様々な感情が、
同じオスティナート・バスから
紡ぎ出されていく、
バッハの音楽の偉大さはもちろん、
ブゾーニの、ピアノの高度な技巧を駆使した
重厚で華やかな編曲も魅力で、
弾く側、聴く側ともに
音楽の世界に自然と惹き込んでいくような
真に力のある作品です。

今年前半にはサロンや講座でも
弾く機会に恵まれました。
今回でいったん弾き納めかもしれませんが
大切なレパートリーになりそうです。


次に美濃で弾くのは、8月
チェリストとのDuo。

楽しみにしています!


(my daughter)
Neefe:Canzonetta C-dur

with Yuuka Higuchi(Fl.) 
J.Andersen: Impromptu op.7
E.Grieg:Solvejgs Lied
K.&R.Lopez: Let it go

(my Solo)
J.S.Bach/Busoni:Chaconne 
from Partita no.2 d-moll
(Arrangement for piano)