2024/01/30

ピアノ五重奏の響きvol.2

先日、トリフォニーでの
ピアノ五重奏の響き
〜ブラームスとミュージカル映画の世界〜
無事終演いたしました!

チケットは完売✨
本当に、ありがとうございました。




前回と同じ新日フィルの素敵なメンバーと
2回目の共演でした。

前回はシューマンでYAMAHA、
今回はブラームスでスタインウェイを
選び、どちらも良い音色の楽器でした。

弦楽器の方達から、
トリフォニーの会場とカルテットに対して
スタインウェイのバランスが難しいことを
聞いていたので、そのあたりも含め、今回
ブラームスの大曲をどう響かせたら良いのか、
探しながら本番を迎えました。





室内楽は、ソロとは違った面が
引き出される感覚が、興味深いのです。

弦の美しいカルテットの響きに合う
タッチやイメージが
音を重ねる度に、膨らみました。

ブラームスのピアノ五重奏は
最初は弦楽五重奏、その後2台ピアノを経て
今のかたちになったもの。

編曲を感じさせない、作品の
重厚感のある圧倒的なエネルギーや、
弦やピアノを熟知した書法、考え抜かれた構成は
毎回 弾きながら感動します。

弦楽のメンバーの音が
あのメンバーにしか出せない
また絶妙なバランスの音色で
それにあったタッチが自然と創りたくなります。

本番、アンサンブルが楽しいと感じる瞬間が
何度もあって、幸せな時間でした。

前半は緊張感のある室内楽、
後半は映画やミュージカルを彩る、
中山がこの日の為に編曲した作品の数々。
私は個人的にガーシュインメドレー、
ニューシネマパラダイスが大好き。

様々な世界を堪能していただけて、終演後
あたたかな感想を沢山いただきました。

お客様の笑顔が忘れられません。





前日の実技試験を終えた大学の教え子たちも
たくさん聴きに来てくれました。

卒業生を中心に、ブーケと
寄せ書きまで用意してくれて。。涙
幸せです。


このシリーズ、続編も
是非 ご期待ください。