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この日は、夜のコンサートまでザルツブルクの街をいっぱい観光しました。まずはこの街のシンボルでもあるホーエンザルツブルク城塞へ。ケーブルカーで一気に上がります。メンヒスベルクとはまた違った角度で街全体が見渡せて、とっても綺麗でした。 城砦の中を見学し、麓まで降りてきたとき、急な雨に見舞われ、この日に限って折りたたみ傘を忘れたので、大聖堂まで行ってしばらく雨宿りすることに。。
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大聖堂の中に入ると、見上げるほど広く高い天井、どうやって描いたんだろうと思うような天井絵画や彫刻の数々。文化の違いがあっても、教会の荘厳さにはいつも圧倒されます。モーツァルトはここで洗礼を受け、ここのオルガンも弾いたそうです。上の階にあるドーム博物館に入ると、オルガンの間近まで行くことができました。
雨がやむのを待っている観光客がここにはたくさん集まっていましたが、あいにく夕方まで雨は降り続きました。
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しかしこんなお天気だからこそ、室内観光は十分楽しめました。近くのレジデンスギャラリー、同じ場所でひらかれていた個展、そして向かいにあるザルツブルク博物館にも行ってきました。ザルツブルク博物館は、モダンで芸術的なプレゼンテーションがされていて、ヨーロッパ各地の博物館と比較しても最高レベルのものだそうです。多くのロマン派の画家や作家を魅了してきた美しいザルツブルクの、歴史や経済発展コンセプトまで、面白く見学することができ
ました。
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雨も小ぶりになった頃、モーツァルトクーゲルン(チョコレート)のお店“フュルスト”へ。お店で1つ買って食べてみておいしかったので、おみやげに買ってみました。その後、モーツァルトやカラヤンも訪れたというカフェ“Tomaselli”(トマセッリ)で、カフェ
オレとあつあつのオムレツ、苺のタルトをいただきました、お腹も心も満足!
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今夜のコンサートはウィーンフィルでした。音楽祭のメイン会場である祝祭劇場へ行くと、日本人が多くてびっくりしました。プログラムは、Bergの弦楽のための抒情組曲より3つの小品、アルテンベルク歌曲op.4、休憩をはさんでBrucknerの交響曲第6番A-Durでした。指揮者のEsa-Pekka Salonenさんは、袖から舞台に出てくるときからもう音楽が始まっているかのように指揮棒を揺らしながら歩いてきたのが印象的でした。言うまでもなく最高のオケですが、音と音の間の休符で響くハーモニーがピタッと合った時は、本当に息をのむ瞬間でした。最高の奏者が最高の情熱で演奏した時の音楽は、聴いているのではなく今を生きている感じがします。そうゆう出会いを求めて、演奏会に行くのかもしれません。
ピアノで表現をするとき、楽器の音色を想像すると自然に音がつくれたりします。今回聴いた美しい音たちが、私の音のパレットに活かされますように。。。