2009/08/13

Salzburg音楽祭

先日、Salzburgへ一人旅してきました。モーツァルトの生誕地で、ミュージカル映画「サウンドオブミュージック」の舞台にもなった美しいザルツブルクは、ずっと行ってみたかった場所でした。今回友人がザルツブルク音楽祭のチケットを譲ってくれたので、演奏会と観光で数日滞在することにしました。
8日のまだ明るい夕方に到着したので、さっそく街を散策してみました。ザルツブルクは、ザルツァッハ川をはさんで新市街と旧市街に分かれていて、初めてでも歩きやすい街です。カラフルな模様を描いた花壇のミラベル庭園をぬけて、川にかかる橋を渡る時には、ホーエンザルツブルク城を望む絵のようにうつくしい風景が広がります。本で見たあのザルツブルクに来た!という感じです。音楽祭シーズンの真っ最中で、ドレスアップした人たちがそれぞれの演奏会場に向かう姿をたくさん見かけました。メンヒスベルクという岩山の上にある展望台にはエレベーターで上ることができ、ここからもザルツブルクの街並みが一望できます。右上の写真は旧市街の風景。メンヒスべルク頂上にある近代美術館にはおしゃれなカフェレストランが併設されていて、そこでご飯を食べることにしました。刻々と変わる街の景色を眺めながらのお食事は、とても贅沢な時間でした。

街も夜景になり始めた頃、メンヒルべルクから下を眺めると、、道が人であふれているのが右下の写真でわかりますか?コンサート主会場となる祝祭劇場前は、演奏会直前ですごい人だかりでした。あれだけの人が一つの空間に集まって音を聴くのだから、演奏家は独特の集中力と緊張感の中で演奏するんだろうなと思います。楽器を持って歩く人、音楽を楽しもうと会場に向かう人たちを包むこの街の雰囲気はとても素敵で、明日からの演奏会への期待が高まりました。


続きはまた後日。