2011/12/14

花ふらりミニミニコンサート・2日目



朝起きると、窓からはこんな銀世界。
この日も晴れ渡った青空の下、枝の先や雪の表面がきらきら光っていました。


みんなで朝食をとった後、散歩に出掛けました。
そこで出会ったのは、本物の白鳥の湖!   屈斜路湖で、優雅におよぐ白鳥たち


この辺りは掘ると温泉が湧いて出てくるそうで、湖と砂浜の間から湯気が立ち上っていました。
白鳥さんたちも、あたたかいお湯で心地いいのでしょうか。
この辺り一帯にたくさん集まっています。



持参したパンをあげると、いっぱい集まってきて奪い合い、、、
優雅なイメージとは違ったアグレッシブな面も。


 
            でも、青空と澄んだ青い湖をすーっと泳いでいく白鳥は、やっぱり美しかったです。



 花ふらりミニミニコンサートは2日公演で、1日目は早くから満席になる好評ぶりでした。

     
         こんな所で、演奏してきました。ピアノを弾いていると目に前に自然が見えて気持ちいい!



前半は日本歌曲の山田耕筰作品を中心としたプログラムで、二人とも日本語をうつくしく歌ってくれました。とくに前半の日本歌曲は、この背景の自然と音楽がとても合っている気がしました。
演奏しているとなかなか景色をじっくり見られませんが。。。



前半のラストはピアノソロ。
日本歌曲の世界とは一変、リストのラ・カンパネラとファウストのワルツを演奏しました。






休憩をはさんで、後半はオペラの世界。
ドニゼッティやモーツァルトの二重唱、ペルゴレージ、ビゼーやプッチーニのアリア、ソプラノとバリトンのオペラ名曲集でした。登場の仕方や演技で、こんなにも会場と一体になれるんだなァと、伴奏を弾きながら会場の熱気を感じました。


譜めくりをしてくださったのは、宿・花ふらりのオーナーで、元タカラジェンヌの藤原多美さん。
お忙しい中譜めくり、ありがとうございました。




                                             今日も無事に終わりました。とパチリ。
     お見送りの際、あたたかいお言葉をかけてくださったお客様、本当にありがとうございました。
アンケートに書いて頂いたメッセージ一つ一つ、目を通しながら、こんな風に感じてくださったんだと、いつも学ばせてもらっています。


打ち上げは、地元の方にも大人気のお店、いなか家 源平さんにて。全部本当においしかった~

生牡蠣、酢牡蠣、焼牡蠣、とろけました
じゃがいもだけのさくさくコロッケをお塩で。う~ん、また行きたい


この日12月10日は皆既月食の日で、宿の外で月を見ました。 

新見君、宿にあったミニ望遠鏡で熱心に観察中。
肉眼で月が徐々に暗くなっていくのを見ることができました。月が赤くみえるって本当に神秘的。


                                                   
 暗い夜空にまんまるの満月。

私のカメラ技術ではぼけてしまってうまく撮れませんでしたが、空にぽっかり穴があいているかのような光景でした。




寒さをちょっと我慢して、ガレージで仰向けになると、流れ星がいくつも見えました。

月食中で暗くなった時、周りの星がさらによく見えて、天の川まではっきり。
こんなに満天の星空を見たのは生まれて初めてでした。

素敵な一日でした。