2011/05/26

明日から

帰国してから約半年ぶりに来たワルシャワは、私の目からはほとんど何も変わっていなくて、なんだかこの時間の中に溶け込んで不思議な感覚です。エヴァ先生のLessonも久しぶりに集中して受けられて、いろんなアイデアに刺激を受けてます。


でも明日からはイタリアです。リサイタル、楽しんで演奏して来たいと思います!去年お世話になった方々との再会も、楽しみです。


今カフェにいたら留学時代の友人にばったり!彼女も同じ時期に帰国して今回偶然ワルシャワに来ていたので、会えてびっくり。久しぶりに帰国後の日本での活動や生活についていろいろ話せて嬉しかったです。こうゆうこともあるんですね。

それから、宣伝なのですが、6月23日にNHK-FM名曲リサイタルに出演予定です。名古屋放送局で収録、放送は7月23日の予定です。詳細はまたホームページのinformationページにアップします。


今はひとつひとつの本番が、私にとっての宝物です。

2011/05/23

Warszawaより

みなさま、こんにちは。
今、ワルシャワです。帰国してから約半年ぶりに、留学中ずっと住んでいた先生のお家に戻って来ました。ここで落ち着いて練習をして、時差を直して、イタリアでのリサイタルに臨みたいと思います!
ここでEwa先生のLessonも久しぶりに受けられるので、新しく何かを見つけて帰りたいなと思います。

明日の朝は、とりあえずお部屋の整理と通い慣れたスーパーに買出しに行ってきまーす!

2011/05/21

N響 & Melnikov

先日、サントリーホールへN響を聴きに行ってきました。オールロシアもののプログラムで、とっても聴きごたえのある演奏会でした。予定されていたピアニストが来日不可能となり、急遽A.Melnikovがチャイコフスキー1番を弾くということになり、とっても期待していきました。(メルニコフはイザベラ・ファウストとのヴァイオリンソナタ全集のCDがお気に入りと以前blogでも紹介したピアニスト)

実際、凄かった。

聴きなれた名曲が、信じられないほど鮮やかに聴こえました。

一瞬、びっくりするような弾き方やアーティキュレーションが飛び出すのですが、それが美しかったり、ああこうゆう解釈もあるんだと、そのアイデアに感心したり、惹き込まれていくのが楽しい時間でした。

急な代役だったにもかかわらず素晴らしい演奏で、いっぱい拍手を送りました。


実はチャイコン1番は、私のファーストコンチェルトで、思い出がいっぱいの曲です。

こうゆう演奏に出会えて、また新たに頑張ろうという気持ちをもらえました!


来週はワルシャワとイタリアから、更新出来たらいいなと思います。

2011/05/02

母のピアノ発表会

昨日、母の生徒さんによる発表会の最後に演奏させてもらいました。
ここ美濃の文化会館で弾くのは、一昨年の姉妹でのジョイントリサイタルぶり。母が生徒さんの為に開いている発表会も、今回で27回目。私と同い年です。

当日はあいにくの雨でしたが、美濃まで聴きに来てくださったお客様、ありがとうございました。そして生徒さん、ご家族の方々、お疲れさまでした。

子供から大人の方まで、自分の一生懸命練習した曲を、緊張しながら弾いている姿。あたたかく見守るご家族の方々、こんな光景に、いつもあたたかい気持ちになります。


当日5月1日は、母のお誕生日でした。何かできないかなァといろいろ考え、妹と一緒に母の好きな日本歌曲を演奏することにしました。もちろん、母には直前まで内緒!演奏直前にアナウンスが入るまで母は全く気付いていなかったようで、サプライズは大成功でした。



私は今回、スカルラッティ、モーツァルト、シューマン、バルトークという時代を追った並びで演奏しました。最後のバルトークは、私が初めてバルトークを聴いたときの鮮やかな衝撃を感じてもらえたらと思って選曲しました。実際かなり印象的だったようで、演奏後バルトークについてはいろんな感想が聞けました。

後でビデオを見ても反省することが多々ありますが、これからもレパートリーを広げて、たくさんの素晴らしい作品をピアノを通して伝えていけたらと思っています。





リハ中、カメラマンの松井さんが何枚か写真を撮ってくださいました。いつもとは違う角度で撮ってもらえて、お気に入り♪






2011/04/11

桜

東日本大震災から不安が続く日々ですが、みなさまいかがお過ごしですか?

あれから1ヶ月の今日、被災地復興も少しずつ動き始めたところに、また大きな地震、、、東京も余震が続いて落ち着かないのですが、こんな時こそ、気持ちをしっかり持って、一瞬一瞬を大切にしたいと思います。


先週、美濃に帰省したとき、ご近所で素敵な光景に出会いました。


枝垂れ桜が、満開。



いつ見ても、心が和みます。

さくら色って本当に綺麗な色です。


地震も、こうやって美しく咲く桜の花も、自然の力によって生じたもの。どんな時も、人は自然と共存して生きています。



日本中で開花した桜は、今の日本人に、確かな希望のような感情と共に、いっそう美しく映るような気がします。



2011/03/16

記憶に残る、お誕生日


今日、27回目のBirthdayを迎えることができました。

一人一人からもらう一言一言がとても嬉しいです。


ありがとうございます。





それと同時に、地震発生後、海外の友人や知り合いから、安否を気遣うメールがたくさん届いて、メディアの力や外から見たこの災害の大きさを思い知らされます。


どんなに一生懸命生きていても、一瞬にしてすべてを失ってしまうことがあることをまざまざと感じさせられる今です。


地震発生時、私は東京にいて、本当に怖い思いをしました。でも、被災地の方々を思うと、胸が締め付けられます。


一刻も早く、事態が良くなることを祈ります。


人への思いやりや愛が、きっとこの日本の危機を乗り越える力になると信じて。

2011/02/02

Piano!


いつも弾いているピアノ、今日はちょっと違う角度から眺められました。

掛川にあるヤマハのピアノ工場で、ピアノの選定をしてきました。選定は初めてではなかったのですが、今回もそれぞれ個性の異なる3台が並んだ中、音色がとても好きだったものを選びました。ほぼ同じ時期に同じように作られても、材木の違いなどから、必ずそのピアノにしかない音色になり、実際触れて、自分の耳で確かめて、初めてわかります。

こうゆうのも運命だなあと思うのですが、結局迷いなくこれ!と思ったピアノに決めました。
実家に帰った時、この選んだピアノが弾けると思うと楽しみです。




その後、ピアノ工場を見学しました。わかりやすく説明をしてくれるガイドさんと一緒に、ハーモニープラザから工場へ向かいます。


工場へ向かう途中、木のネームプレートがピアノの形だったり、お庭の囲いが楽譜をあしらったものだったり、よーく見ると遊び心が効いていてウキウキ。



工場内部は撮影ができなかったのですが、総勢1000人程の従業員の方々がそれぞれの生産ラインで一生懸命お仕事をされている姿を見て、見慣れているピアノですが、あらためてそのメカニズムの精緻さや、完成までに本当にたくさんの過程があることを知りました。


そういった行程と、人の美的感覚で整えて行く作業を何度も何度も重ねて出来たピアノという楽器を弾けるって、あらためて幸せだなと感じます。




ここに来てもうひとつ、サプライズがありました。


巨匠リヒテルが日本初公演と最後の公演で使ったピアノに触れることができるんです!






リヒテルの使っていたピアノとイスの高さまでそのまま再現してもらえたのですが、私にはイスは高すぎました。。。










リヒテルのサイン













お隣には製造番号1000000のレアなピアノ。こちらもリヒテルが弾いたピアノだそうで、






ちょっと楽しくなって、つい長居。








「ほんとうに良いピアノというのは心の感度を表現してくれるピアノである。」




心の感度。




あの音楽でしか表現できない演奏ができる人だから、リヒテルの言葉は重みがあります。