2015/04/17

エラールピアノによるコンサート

 
先週の日曜、パリのエラールピアノによるコンサートを無事に終えることができました。
お越し下さった沢山のお客様、私の友人たち、調律師協会のみなさま、
本当にありがとうございました。

 
 
エラールピアノは明るい音を持ち、弾き心地は軽やかで
音の立ち上がりも反応が良いのが特徴だと感じました。
ただ、その分ごまかしのきかない楽器で指先の正確なコントロールが求められますが、
弾けば弾くほどいろんなニュアンスの音色が出てきて、
最初に会場で弾かせていただいた時よりも
弾き終えた時は少しピアノと仲良くなれた気がしました。
 
プログラムは大幅に変更させていただき
 
Mozart
 Rondo D-dur KV485
Fantasie d-moll KV397
Sonata F-dur KV533/494
 
F.Liszt
Paganini Etude No.3 "La Campanella"
 
Chopin
3Mazurkas G-dur, As-dur, cis-moll op.50
Impromptu Ges-dur op.51
Ballade f-moll op.52
Polonaise As-dur op.53
 
でした。
 
 
 
演奏会後、舞台のエラールピアノの周りは人だかり。
皆さん興味津々のご様子でした。(このお写真はお客様から)
 
 
調律師協会さん主催のコンサート、お手伝いをして下さったのは皆、調律師さん。
ある意味ピアノに何が起こっても安心!の状況でしたが、
こちらのエラールのピアノにはスペシャリストがついていました。
会場にピアノを運び入れてくださったナトリピアノの名取さんは、
私のリハにも立ち会って、ずっとピアノを良い状態にして下さいました。贅沢。
 
調律師さんは、影で支えてくださる技術者で奏者にとってなくてはならない存在であり、
演奏会の大切なパートナーです。
 
名取さんには、リハから本当に一生懸命、全力で取り組んでくれてこちらとしては本望だ
と言われました。確かに、音をつくることに精一杯取り組んだ濃い時間でした。
貴重な経験を、本当にありがとうございました。
今後の演奏に生かしたいと思います。
 
 
余談ですが、、
 
本番があった12日は春らしい陽気となり、
私の地元・美濃市では美濃まつりが開催されました。
今年のお祭りで責任あるお仕事を任された両親は、演奏会には来られませんでしたが、
 
春らしい写真をもらったのでアップします(^^)

 
花みこし
先頭は女みこし、花は美濃和紙です。
 
 
 
父は山車でお殿様役。。ちなみに顔はお面です笑
 
私はお祭りは見られなくて残念でしたが、
夜はお囃子が聴こえてきたら近所まで出掛けて、美濃仁輪加を楽しみました。
伝統は絶やさないでほしいなと感じます。
 
 
 
 
さて、ご報告が遅くなりましたが今月号のぶらあぼに


 
載せていただいています!
 


無料の情報満載の冊子で、ホールや楽器店さんに置いてありますので是非ご覧ください。
 
王子ホールのリサイタルまで、あと少し。

 
頑張ります!
 
 


2015/04/04

恩師との共演@紀尾井ホール

 
先週の日曜日、「ピアノアンサンブルの調べ  坪田昭三先生と共に」
コンサートを無事終えることができました。
聴きにいらして下さった沢山の方々、本当にありがとうございました。
 
変化に富んだプログラムで、様々な奏者の演奏が聴けて面白かった
という感想を多く頂けて嬉しく思いました。
  
 
 
この日の四ッ谷駅から紀尾井ホールまでの道沿いの桜は満開の木もあり、とても綺麗でした。
 
 
私の演奏したシューマン作曲のアンダンテと変奏 op.46は、
シューマンのやさしさに溢れたアンダンテの旋律が
ファーストとセカンドで会話のように掛け合いになる主題から始まり、
10の変奏が続きます。弾けば弾くほどバリエーションの対比が緻密にできていること、
そしてシューマンのピアノ奏法を知る気がして、
2台ピアノで合わせる度に新しい発見がありました。
 
2台ピアノ版はシューマンのオリジナルですが、いつか元になった室内楽版
(2台ピアノと2本のチェロ、ホルンの五重奏)でも弾いてみたいです。

思ったことを本音で話せる先生でい続けて下さる長野先生。
弟子である私の意見にいつも耳を傾けて下さり、熱心にピアノに向かわれる姿から、
また学ばせて頂きました。


 
長野量雄先生と。演奏後のリラックスした表情。。



紀尾井ホールは聴きに来たことは何度もありましたが、演奏したのは初めて。
本当に、素晴らしい響きとピアノでした!
おかげで耳のひらいた感覚が、数日たった今も、ピアノを弾く時に生きています。
 
また、これは演奏する側の目線ですが、
椅子の高さを舞台で変えなくてもいいよう、リハで使ったピアノ椅子を
そのまま一人一人に用意してくださったり、スムーズな舞台転換や
マネージメントをして下さった新演奏家協会さんの舞台袖での心配り等、
奏者への配慮の、意識の高さを垣間見ました。
 
演奏会を支えてくださる方々のひとつひとつの優しさで、
安心して演奏に集中することができました。
本番、こちらが何も感じない程うまく事が運んでいること、
これはさりげなくプロなのだと思います。
改めてありがとうございました。
 
 
 私にとって恩師であり、
私の恩師たちの恩師でもある坪田昭三先生
 
同じ舞台に立てて、
本当に幸せなひとときでした
 
86歳で、私も先生のような音が出せたらいいなと心から思います。



 



2015/03/12

桜咲く

 今日は、生徒から
芸大合格の知らせをもらいました。
 
 
 
小学生の時から見てきたので、感慨もひとしお。
電話中から涙で変な声になりながら、本当に良かったと喜びました。
 
 ピアノから作曲を志望して、藝大付属高在学中は
作曲の学生はずっと一人の3年間でしたが、
自分のペースを見つけながら頑張ってきた成果だと思います。

寺岡鴻希ちゃん
 
今後の彼女の成長を見守ってください。


本当におめでとう!


2015/03/08

もうすぐ春


桃の節句も過ぎ、少しずつ春らしくなってきましたね。
皆さまお元気でお過ごしでしょうか。
 


 
お部屋に春色のチューリップを飾りました。透き通った綺麗なピンクで、和みます。
 
 
さて、インフォメーションでも告知させて頂きましたが、
5月30日(土)に王子ホールにてソロリサイタルをさせていただきます。
 
プログラムのメインはショパンです。
ショパンの人生の中でも幸せで充実した時期に書かれた
 
作品50の3つのマズルカ
作品51の即興曲第3番
作品52のバラード第4番
作品53のポロネーズ「英雄」
 
です。かねてから、この時期に書かれた素晴らしい作品を、ショパンが作曲した順を追うように演奏したいと考えていました。なぜなら、短い作品にこそショパンの真価が発揮されていると私自身感じており、また作品のつながりが、緩急や調性の考えられた
とても美しい流れだと思うからです。各々の曲は単独でも十分に成り立つ音楽ですが、
作品50から53までを通して演奏をするのは今回が初めてで、私も大変楽しみです。
 
ワルシャワで学んだこと、感じた心を、
演奏を通して皆様にお伝えできたらと思っています。
 
前半は、モーツァルト作品を選びました。モーツァルトは日本モーツァルトコンクール、ザルツブルクでのモーツァルト国際コンクール、そしてコンサートでも度々演奏してきましたが、そこから得たかけがえのない音楽経験は、モーツァルトを演奏することに対しての少しの自信と、今後も学び続けたいと思える大きな気持ちを私に与えてくれました。
 
ショパンはモーツァルトに音楽の理想を見出していたといわれています。
生きていた時代も、国も、個性も異なる二人ですが、唯一無二の魅力があり、
今を生きる人の心に届く音楽だと思っています。
 
 
たくさん勉強したレパートリーの中から、私が自然に表現できる曲で、
皆様に聴いていただきたいと思い選びました。
 
 
 

 
ご案内、少しずつ送っています。
 
 
 
それから、3月号の雑誌「ショパン」のピアニストカレンダーに掲載して頂きました!


 
素敵なピアニストの方達と共に載せていただけて嬉しく思います。
7月の未定のプログラムは詳細が決まり次第、インフォメーションにアップしますね。

また、雑誌には掲載はされていませんが、リサイタル前の5月16日(土)は
IMAホールにて、NHKカルチャー光が丘主催の特別企画コンサートに出演します。
 
「ピアノの詩人 ショパンの世界」〜お話と演奏〜 
 
 
 
マッサンのシャーロットさんのお隣です笑
 
NHKカルチャー会員でない方も聴いていただけるコンサートです。
 
 
 
お時間よろしければ是非聴きにいらして下さいね。
 
 




2015/02/21

ドレス

 
聖美ちゃんと一緒に、お互い、今後の演奏会のためのドレス選び。
 

 
いっぱい試着して、いっぱい話して、すごく元気になりました。
 
 
演奏に集中できることが一番大切だけれど、舞台に上がるからには綺麗でいたい
 
飾り過ぎる必要はないけれど、
上質なものを着ると気持ちも上向きますよね。
 
 
曲のイメージに合わせて選ぶドレスは、演奏会の楽しみのひとつです
 
 



 

2015/02/19

エラールとプレイエル

 
 
昨日はナトリピアノさんへ、
4月12日の演奏会のためエラールの弾きこみに行ってきました。

普段弾いているモダンピアノとはひと味違う、
趣きのある優雅な音色のエラールピアノ。
 
モーツァルトのトリルやリストのオクターブの早いパッセージなど、
軽やかな音がとくに効果的に響き、平行弦のため
ペダルを使っても濁りのない澄んだ音がするのです。
 
   
 
 
 
お隣には当時のピッチに調整されたプレイエルのピアノも用意してくださり、
ショパンを弾き比べたりして、楽しく弾かせていただきました。
 
同じ調性を弾いても曲のイメージが変わるほど全然カラーが変わり、
それはそれは興味深いのです。
 
調律やピアノって、演奏スタイルを考えるのに本当に大切です。
質の良い演奏が伴えばなおさら、きっと音楽が届くはず。
頑張ります。
 
 
午前中から弾かせていただいたのですが
周りも静かでとても集中でき
気付いたら窓の外がうっすら暗く。。
 
 
またこのピアノで弾けるのが本当に楽しみ!
 
 
4月12日(日)
岐阜県図書館の多目的ホールにこのピアノを運び、演奏させて頂きます。
 
ご都合よろしければ是非、耳を傾けにいらしてくださいね。
 

 





2015/02/10

エンゼルクラシックス


先週末は越後湯沢でエンゼルクラシックスに出演してきました。
 
 

今回もたくさんのお客様にお越しいただけて、お子様もいっぱいでした。
ありがとうございました。
 
私はソロで、子供心を描いた大人の作品、シューマンの子供の情景からトロイメライを弾かせていただきました。ちょっと不安でしたが静かに聴いていただけて、
弾いて良かったなと思いました。
 
サックス、チェロとのリベルタンゴなども演奏し、聖美ちゃんの柔らかなサックスの音色と、磯野さんの豊かなチェロの響きも、近くでお楽しみ頂けたのではと思います。
 
歌のお兄さん、宮原君(愛称けんにい)のトークと、参加型の歌では音楽に合わせて
リズムを刻んだり、体をいっぱい使って動いたり、聴こえてくる手拍子が大きくて、
ピアノを弾きながらお客さんが楽しんで参加してくださっているのを実感。
 
アンコールではアナと雪の女王から、Let it goを初めて演奏しました。
お客様の方が歌詞もよくご存じで笑 一緒に歌ってくださり、演奏会を終えました。
 



社長さんをはじめ、エンゼルクラシックスのスタッフのみなさま、出演者のみんな、
ありがとうございました!