2010/05/05

入試以来でした

ちょっと前の話になってしまいましたが、先日無事にオールショパンのミニリサイタルを終えました。来てくださった方々、ありがとうございました!
ワルシャワ音楽大学でピアノ科の学生がよく使うホールは2つあって、大ホールと、ここ、メルツェルホールです。ホールの名前は、ヘンリク・メルツェル(1869-1928)という、ポーランドの作曲家でワルシャワ音楽大学の教授・院長だった方からきています。



1年半前の入試もここでした。あれから、どこまで変われたのか、ふと思いました。

変わっていくものと変わらないもの、どちらも自分の中で持ち続けられたらいいなと思う今日この頃です。

美しい音楽の裏に、精神を試されるような厳しさと強さがあるからこそ、ショパンを弾くのは難しいような気がします。





でも、お客さんの前でショパンを弾くことは、今の私にとって喜びです。










2010/04/23

Trois Valses

ショパン全曲演奏会のシリーズ第11回目の大学でのコンサート、無事に終わりました!シリーズも後半になり、ショパンの1838年から47年までの晩年の作品がプログラムに並びました。

私の弾いた作品64は、有名な「小犬のワルツ」を含む3曲で、それぞれ短い中にもショパンの音楽の美しい精神が感じられる作品で、弾くたびに新鮮な気持ちになれます。ワルツを普段踊ることはないので、私にとっては左手のリズムが、シンプルに見えて難しいです。でも本番は、お客さんの雰囲気に助けられて、とても楽しんで弾けました。







演奏後、来てくれた友達に会うのは、本当にうれしい時間。








みんな、ありがとう!!!






2010/04/22

ChopinとFashion

昨日は、大学での演奏会の前に、急遽、美術学校でもショパンを弾くことになりました。私は高校も大学も美術科があったので、学生の作品であふれた校舎の雰囲気が、不思議と落ち着きました。

最近、”ショパンの音楽から得たインスピレーション”がテーマで、この学校ではコンクールが行われていました。ポーランド中から、彫刻、絵画、デザインのさまざまな作品が集まり、この日はちょうど、デザイン部門で、ショパンの音楽をテーマにしたファッションの最終選考と表彰式が行われる予定でした。そのファッションショーの前に、私はワルツとバラードを演奏することになりました。華やかなショーの前で落ち着かない雰囲気かなと思いましたが、ピアノの音が鳴ると、静かに集中して聴いてもらえて、楽しんで演奏できました。


演奏後、私も最前列でファッションショーを見せてもらいました!






ショパンといえばピアノ、を意識したデザインで、鍵盤や音符のモチーフを使った作品たち、学生のモデルぶりやデザイナーの工夫が間近で見れて面白かったです。

ショパン生誕200年を意識した、特別なイベントが音楽以外でも盛んに行われていて、ポーランド人のショパンへの誇りをこんなところでも垣間見れた気がしました。

2010/04/17

明日のこと


今朝電話がかかってきて、明日の演奏会がキャンセルになりました。先週の事故の哀悼に則して、演奏会やパーティーなど、Centrum Lowickaで行われる近日中のすべての予定をキャンセルすることになったとのこと。

急だったので、予定をしてくださった方には本当に申し訳ない気持ちです。そして、私自身も急に弾けなくなってしまったこと、とても残念ですが、事故の犠牲者やその家族の気持ちを考えると、今回の私の出来事は小さな犠牲、と思って前向きに考えたいと思います。延期の可能性もあるそうなので、またご報告します!

アイスランド火山噴火でヨーロッパ各地で空港が閉鎖されたり、ますます混乱している世の中。でも、それを全く感じさせない、今日は青空でさわやかな気候でした。
寒い日が続くポーランド、こうゆうお天気に恵まれた日は、外に出掛けたくなります。



家から少し歩いた所に、スポーツ施設が集まった緑のいっぱいな場所があり、久しぶりに散歩しました。ほぼ2年前、初めてポーランドに来た時よく歩いた道を通って、ほとんど変わっていない景色に懐かしくなりながら、のんびり歩きました。

さっそく春に出会いました!





ポーランドの木でおなじみ、柳も見つけました。夕日の中、黄金色に輝いていて、美しかったです。






この影、何に見えますか?



こうゆうのは気持ちの持ちようできっと変わるものですが・・・
今の私には真ん中の影がマリア様に見えました。







地面にいっぱいの、黄色の花たち






光の方に向かって咲く花が、とっても愛らしかったので。



明日のことは誰もわからないけれど、ポーランドの未来にも希望の光が見えますように。

2010/04/10

悲しみ


ポーランドの歴史に残る悲劇が、今日起こりました。

カチンスキ大統領を含むポーランドの政府要人を乗せた飛行機が墜落、生存者は一人も見つからなかったという大惨事。「カチンの森事件」の追悼式典に向かう途中に起こり、悲劇がさらに悲劇を生むことになった、本当に痛ましいニュースでした。



10日午前中に事故は起こり、午後外に出ると、各家には半旗が掲げられていました。ポーランドの国旗に喪を示す黒い紐がつけられ、通りにこんなにたくさんの半旗が出ている様子を見たのは、ポーランドに来て初めてでした。


その光景に、なんともいえない恐ろしさを覚えました。


平和な日常が明日も来るとは限らない。ありきたりですが、何事もなく過ごせる幸せを感じずにはいられません。
尊い命について、考えました。


亡くなった方々の魂が、安らかに天国へいけることを、願ってやみません。



2010/03/17

誕生日

3月16日、26回目の誕生日を迎えました。

実は初めて、日本の外で迎えた誕生日。時差があっても、メッセージは心に届きました。

今の私があるのは、支えてくれる人がいてくれたおかげです。

そして今日は、両親に心から感謝したいと思います。

年を重ねるって素晴らしいことだなと実感しています。





次の日目覚めて、いつものように練習しようと、ピアノのふたを開けると




こーんな素敵なサプライズが待っていました!








この日1日中、笑顔でいられました。





2010/03/08

Słodki & Słony


Slodki & Slonyというcaféに行ってきました。(直訳すると“甘くてしょっぱい”)

15年続く老舗のようで、ノスタルジックな独特の雰囲気のあるかわいいcaféでした。地元のポーランド人にも人気の隠れ家っぽいお店です。http://www.slodkislony.pl/

Slony(しょっぱいもの)のメニューのサラダだけを軽く頂いたのですが、美味しかったです!






通りに面した店構えも、ポーランドの田舎のcukiernia(お菓子屋さん)風でかわいいです。

一緒に行ったJagodaをパチリ!





今日3月8日はDzien Kobieta(女性の日)でした。

男性が女性にお花を贈る習慣があり、大切な家族、友人、恋人へ、道にある花売りのお店で、お花を買っていく男性の姿をたくさん見ました。バラやチューリップを一輪だけでも、仕事帰りに、そのさりげない気持ちがいいなと思います。帰りのメトロで、一輪のバラを手にした女の人が、素敵に見えました。日本にはない記念日だけど、さらっとこんなことできたらいいのになと思ってしまいました。



帰ってからJagodaにおみやげでもらった箱を開けてみて、ケーキの大きさにびっくりしました。15cmはある大きなかたまりが二つ、箱いっぱいに入っていて、豪快。笑 見た目を裏切らない、味の大胆さもしびれます!あっまーい!




でもこうゆう味、たまに食べたくなるのは、寒さのせいかなと思ったりします。。。


春の暖かさが待ち遠しい今日この頃です。