2016/12/20

クリスマスツリーとアレンジ


何かと忙しいこの時期ですが、クリスマスカードや年賀状、
人との繋がりをあらためて想う季節ですね。

今年は我が家に樅の木がやってきました!

留学中、ドイツやポーランドで見た本物の樅の木を囲むクリスマスが
本当に素敵で、いつか日本でも、と秘かに思っていました。

生命の象徴だから、生きた木を使いたいんだ
と力説してくれたエヴァ先生の旦那様を思い出します。

室内だと乾燥しがちなので、霧吹きでお水をかけてあげると香りも復活。
鉢植えなので、使い捨てではなく大切に育てられたらいいなと思っています。


ホワイトのオーナメントで今年はシンプルに。



テーブルには手作りのアレンジを飾っています。


マグノリア
ブルーバード
ガマズミ
バーゼリアガルピニ
姫リンゴ
バラの実 センセーショナルファンタジー


アレンジと一緒に、もうお正月飾りも作りました。(maltaにて)
日本の12月はクリスマスが終わると瞬く間にお正月モードで
あわただしいですが、どちらも楽しみたいと思います。



素敵なクリスマスをお過ごしください✨





2016/12/17

ワインと一緒に


今日は富士プレミアムリゾートコンサートで
ヴァイオリンの赤池美礼さん、チェロの磯野正明さんとご一緒させていただきました。

ワインと音楽のマリアージュということで、
地元ご出身のソムリエ長谷部賢さんとコラボのコンサート。

お客様も沢山お越し下さり、素敵なひとときになりました。






白ワインではバッハ、赤ワインではロマン派の作曲家、
スパークリングワインではクリスマスの名曲を、
ゆったりとワインを飲みながらお楽しみ頂きました。






本日の赤ワインは楽譜の描かれたラベルのこちら。
シチリアの愛の曲らしく、ソムリエの方にふられて
最初数小節だけ弾かせて頂きましたが。。読みにくい(~_~;)
でも頂けたらとっても素敵なワインですね。





温かい拍手を頂き、手拍子付きのアンコール、楽しかったです。
ありがとうございました!





2016/12/04

手作り


あっという間に11月が過ぎ、もう今年もあと1ヶ月ですね。
先月はNHK講座や、新日フィルメンバーの方々と小学校でのアウトリーチも、
皆さんに喜んでいただけて嬉しかったです。

もうすぐクリスマス。
先日リースを手作りしました!



以前、結婚式でもお世話になったmaltaのアトリエにて
布山さんのアレンジはいつもセンス抜群。

キウイ蔓
ブルーアイス
ユーカリ丸葉
スピノザ
バーゼリア ラヌギノザ
グレビリア


花材の香りに本当に癒されました

ピアノを弾くことを考慮して下さり手袋を使用したので
硬い花材もこわくなかったです。



早速♡





2016/10/31

第17回 磯野先生チェロ発表会


昨日は磯野正明先生のチェロ発表会でした。

毎回思うのですが、磯野先生の生徒さんは
一生懸命ご自身の曲と向き合って弾かれて、
一緒に演奏していて 本当に気持ちが良いです。

プロを目指す子達、チェロが好きでずっと続けている方々、
それぞれの思いを、目に見えないけれど一緒に音にしていく
お手伝いができるのは幸せです。

8ヶ月に1度のペースで続けられているので、毎回少しずつ
生徒さんたちの成長を感じられるのも楽しみのひとつ。

ソロの生徒さんだけで4時間近いプログラムを指導し、
この日をまとめるだけでも大変なことですが、生徒さんたちの演奏の最後に
プロ意識を持って演奏される先生を、嬉しくまた頼もしく感じました。

発表会前に

「皆さんがここまで頑張ってきたことは誰よりもわかっています。
精一杯弾いてください」

と磯野先生が言われて、緊張していた生徒さん達の気持ちが
ふっとほぐれていたような気がしました。

ソロの発表会が終わって

「みなさん毎回聴かれていてそれぞれ成長を見ていると思いますので、
是非思われたことは意見を伝えてあげてください」

と一言。会場と客席の距離も近い空間で、
私もお一人お一人と話ができて温かい気持ちになりました。


全員とお写真は撮れませんでしたが、
チェロとオーボエとピアノでプーランクのトリオを演奏したメンバーで。
チェロの村木さんとオーボエの佐藤さんと。にこにこは楽しかった証です。


次回の発表会も、本当に楽しみです。





ワールドフォーラムで演奏



先日、こんな場所で演奏してまいりました。


 VIPが多数参加される場だったのでセキュリティも厳しく、
行くまでどんな様子なのかドキドキでしたが、
華やかな空間でピアノが弾けて幸せでした。





リクエストも含め1時間半くらいのプログラムを用意したのですが、
曲をこのつながりで弾こう…この曲懐かしいなあ…本当いい曲だな あ…と
弾いている最中、完全に自分の世界。。。笑 




ちなみにブラーバ!と拍手がいただけたり、この曲何?と曲間に尋ねられたのが、
リストのため息、ショパンのエチュード黒鍵。
周りの雰囲気に溶け込んでいたのは、やっぱりワルツのような音楽だと思いました。


バッハやシューマン、ベートーヴェンなどゆったり静かな曲は時々ピアニシモが
聴こえなくなってしまい笑、こうゆう空間では適度なテンポと音量があった方が存在感は
あるのですが、調性や曲の性格の組み合わせで緩急がつくように弾かせて頂きました。

周りが賑やかで 弾きにくくなかったですか と心配されたのですが、
だからなのか、不思議と集中できるものですね。





今回お声がけいただきました 村上音楽事務所の優子さんは芸大時代の同級生で、
緊張感のある中でも休憩中は学生の気分でおしゃべりができて本当に楽しい時間でした。

同級生ってやっぱり特別^ ^


素敵な機会をありがとうございました。



2016/10/16

室内楽コンサートvol.4


先日、ビルマン 聡平室内楽シリーズコンサート「室内楽の系譜」を
無事に終えることができました。

お越し下さった皆様、本当にありがとうございました!

JTアートホールは、弾き手にも聴き手にも 心地よい響きの空間でした。



左からチェロの森山君、編曲の中山博之、私、ヴィオラのヒョンちゃん、
ヴァイオリンのビルマン君、コントラバスの夢児君

調律はスタインウェイの常見さん。リハからずっとバランスを聴いて
細かな調整をしてくださり、本当に感謝。。

ピアノの位置を舞台の床2、3枚分奥にするだけで自分自身に音がクリアに聞こえたり、
真ん中だと客席で輪郭がぼやけて聴こえたりと、ピアノの位置を何度も変えて
みんなにベストな場所を探しました。演奏会の大事な作業のひとつです。



トリオのリハ中

何度か合わせを重ねてきたけれど、本番が一番集中していたような気がします。
そうゆうところはみんなプロ。

アンサンブルではそれぞれの奏者のテンポ感があるので
ピアノソロのように自分でテンポを決められないところが意外と大変なのですが、
タイミングを合わせるコツは、相手の呼吸を聴くこと。
そして対等に掛け合うところは、フレーズのつながる瞬間を見通して弾くこと。

ピアノソロでは得られない音楽の間のつくりかたや、弦楽器の良さを
あらためて感じられた本番でした。

アンコールは シューベルトの「魔王」ピアノクインテット版と
ベートーヴェンの「悲愴」より第2楽章トリオ版(共に中山博之編曲)を演奏。

魔王は連打がピアニスト泣かせですが、何より劇的な効果で、
ピアノは馬、ヴァイオリンが子ども、ヴィオラが魔王、チェロがお父さん、
コントラバスが嵐、と役割もはっきり表現されています。
歌詞はありませんが、音だけで その世界を表現できたような気がしました。


聴きに来てくださった方々と、
ロビーでホッとした時間にお話するのもまた楽しいひと時。



桜美林の愛弟子たちと


第1回目から共演しているビルマン君、回を重ねるごとに
音が良くなっていて、これからも期待しています^ ^

ビルマン君の室内楽シリーズですが、毎回私も一緒にプログラムの選曲は悩みに悩み、
チラシデザインもこだわります。大変なこともありますが、
その分 達成感も大きいのが 主催公演のいいところだと思います。

まだまだ弾ききれていない素敵な室内楽作品を、
これからもたくさん、紹介できたらと思います。



2016/09/11

室内楽の合わせ


先日、10月のピアノトリオの合わせをしてきました。
都響の大リハーサル室にて



トリオには贅沢な空間でした。。。
ありがとうございました。

3人ともそれぞれのアイデアがあって
久しぶりの合わせだったけど、本当に楽しい時間でした。
やっぱり室内楽は楽しい!


チェロの森山君は都響で、演奏会後は1年間ドイツへ留学予定、
ヴァイオリンのビルマン君は新日フィルで首席奏者としてめざましく活躍中。

二人の新たな音色と、ピアノが触発し合えるように、私も頑張りたいと思います。




2016/08/21

軽井沢



両親と軽井沢に行ってきました。
木漏れ日が美しいこの季節の軽井沢が大好き。



塩沢湖

父の手漕ぎボートで湖へ。母が撮ってくれました。


日差しはあったけど風が心地よくて、
何より私が子供の時以来のはずなのに、父のボート運びが上手でびっくり。笑 
カルガモの親子がついてきてくれたり、水辺でしばし癒されました。



旧軽銀座周辺を ぶらぶら。
ふと足が止まったかわいいお店「kalko」
グレングールドのBachが流れる空間で、素敵な作家さんとお話できました。


シンプルモダンな旧軽井沢ホテルに滞在しました





雨上がりの朝が気持ちよかったです!



おいしいものを食べて、のんびり過ごした休日でした。


軽井沢に行くと必ず立ち寄る絵本の森美術館



図書館では懐かしい絵本がたくさん。
きれいな絵は、手にとって眺めるだけでも楽しいです。



ピーターパンとピーターラビットの企画展も見てきました。

夢中で読んだ文章、好きだった絵、真似したくなった行動。。。

夢のある絵本の世界で、時間を忘れて過ごしました








2016/08/20

エンゼルクラシック


今年の夏も、エンゼルクラシックスで演奏してきました。
立ち見がでるほどのたくさんのお客様、ありがとうございました!

1日目は妹の恵理子も参加。リクエストに応えてアナ雪も歌ってくれました。



左から、ひょんちゃん(ヴィオラ)中山ショパン(ピアノ)恵理子(ソプラノ)
私(ピアノ)磯野さん(チェロ)聖美ちゃん(サックス)ビルマン君(ヴァイオリン)



夜はメンバーで花火。
それぞれ忙しくなったメンバーが集まって話せる時間も、とっても貴重なのです。

2日目は歌のお兄さん宮原君こと”けんにい”が舞台を盛り上げてくれました。
毎回成長するMCには関心しています。




クラシック出身のメンバーですが、
どんな曲も弾きこなしてくれる楽器のメンバーには本当に感謝。
指揮者体験コーナーではいつもやりたい人が続出で嬉しいです。


1日遊んだ夜に、ホテルで浴衣でもリラックスして聴けるコンサート、
エンゼルさんならではですね。





コシードさん


夏休み、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

妹が帰国している間しばらく我が家に滞在していました。
一人増えただけで楽しい毎日でした。

そんな中、町田の人気店、地中海料理のコシードさんに行ってきました。
大学でのかわいい教え子がバイトをしているお店なのです(^ ^)


彩りもボリュームも満点なお料理を、みんなでワイワイ戴きました!

美味しそうな匂いと活気にあふれたアットホームな店内はお客さんでいっぱいでしたが、
忙しそうな桃菜ちゃんを(ごめんね...笑)つかまえてパチリ。

町田に来たら是非立ち寄ってみてください。





2016/07/29

ゲスト演奏


先日、耕心館ジュニアピアノコンテストの入賞者演奏会にて、
最後にゲスト演奏をさせていただきました。

4月のリサイタルぶりの耕心館でしたが、
ピアノの背景にある緑が濃くなって、セミの鳴く音が聴こえて、季節を感じました。




最前列で受賞者のみなさんが熱心に聴いてくださり、緊張もしましたが
精一杯演奏できました。

前日には90名ほど、桜美林大学で実技試験の審査があり学生の演奏で
頭がいっぱいでしたが、翌日の自分の本番を終えられて、ほっとしています。

ありがとうございました。

昨日、無事に今学期の授業も終わりました。
成績登録やシラバス書きはこれからですが、来学期も頑張りたいと思います(^ ^)





2016/07/19

合宿に行ってきました



合唱団MORZの歌い込み合宿にピアニストとして同行し、
群馬の万座温泉へ行ってきました。

私は1日目に伺えず後輩のピアニストにお願いし、2日目からの参加。
新宿からの直行バスで約5時間の旅、到着したらすぐに音とりでした。

取り組んでいるブラームスのドイツレクイエムは
長大なフーガのフレーズごとに歌い込みながら、
集中した練習の合間に、温泉や森の散歩、お楽しみ会の時間もあって、
密度の濃い1泊2日でした。


早朝散歩に出かけました。




高原に見られるヤナギランが一面に咲き、きれいでした。








牛池





うさぎたちが周辺に放し飼いにされていたのですが、
赤ちゃんうさぎが寄り添っているのを見つけ、さらに癒されました




かわい過ぎました。。。


万座温泉は硫黄の匂いが強く最初はびっくりしたのですが、
乳白色の柔らかいお湯で、お肌つるつるになりました。
大自然の絶景を眺めながら露天風呂、気持ち良かった 〜



温泉卵、大好き。


昼、夜、そして朝と練習では音とり、オケパートを弾く。の繰り返し。
これからさらに時間をかけて歌いこんでいく必要がある曲ばかりでしたが、
私は合唱団の皆さんとの密度の濃い時間のおかげで距離も近くなった気がして、
また次の演奏会に向けて頑張ろうという気持ちになりました。

つまごい高原の農産物直売所で、新鮮なキャベツとぶどうジュースをお土産に、
皆さんと帰路につきました。


高原の爽やかな気候から一転、街の暑さにも馴染みつつありますが、
また明日から頑張ろうと思います!


いよいよ、夏本番ですね。





スガナミ発表会♫


土曜日はスガナミミュージックアカデミーの発表会でした。
生徒さんの演奏、私も緊張しましたが、弾ききってくれて一安心。

全員が弾き終えて、講評を、松浦健先生、中島彩先生と舞台よりお伝えしました。

演奏は今の自分の考え、音楽に対する姿勢、心の状態が如実に表れます。
また、普段レッスン室など近くで聴いているのと大きな舞台で聴くのは全然違うので、
また新しい発見があり、私も学ばせてもらいました。
これを伝えてより良いものを目指して、という循環をつくることが
私に出来ることなのかなと思います。


素敵なホールで演奏できたこの経験を大切に、次に生かして欲しいです。








五反田文化センター音楽ホール、良い響きでした。

愛莉さん、おめでとう。


終演後、中島先生といろんなお話をしながら帰りました。
普段なかなかピアノの先生同士お話しできる機会がないので、
とても楽しいひと時でした(^ ^)