2010/02/07

最近のお気に入り

最近Warszawaは暖かく(それでもマイナスですが)、天気も良い日が続いて、少し外が歩きやすくなりました。ある日ふらっと入った雑貨屋さんで見つけたものに、最近ハマっています。その名も、

BOROWINA SPA と BUSKIE SPA!

Nowy Swiat通りに新しくできた、ego&ecoというかわいい雑貨屋さんのオリジナルbathグッズです。

BUSKIE SPA (ブスキエ スパ)は、ポーランドの南にあるBusko源泉の体に良い成分が含まれた入浴液で、レモンとベルガモットの香りとぷりぷりの泡に癒されます。

BOROWINA SPA(ボロヴィナ スパ)も、同じ地方の源泉から抽出された硼素が含まれていて、見た目はどろっとした茶色ですが、バスタブに入れると自然な茶色になってスーとした何とも言えない香りに包まれます。療養治療にも使われる本格派みたいですが、これはお家で気軽に楽しめます。

体にも環境にも良くて、もちろん、Made in Poland!ポーランド贔屓になってきた今日この頃です。


夜はバスタブに浸かってじんわり温まってから眠ります。


このモコモコの泡にわくわくするんです


良い夢が見られますように・・・

2010/02/01

Chopin Year's Concerts!

2010年はショパン生誕200年、今年ワルシャワはChopin Yearの演奏会がとっても充実しています。私は今年に入って毎週のようにフィルハーモニーに通い、さまざまなアーティストの“ショパン”を聴くのが楽しみの一つになっています。

そして今日は最高の夜でした。

Andras Schiff(アンドラーシュ・シフ)による、Bachの平均律1巻前半とChopinの前奏曲集というプログラム。Bachはスタインウェイのピアノで、Chopinは1860年製のプレイエルのピアノでの演奏でした。

BachのプレリュードのC-durの分散和音が響き渡ってから、f-mollのフーガの最後の和音まで、ひとつひとつの調性の色が移り変わっていく時間が、こんなにあっという間に感じられるものなんだと初めて知りました。es-mollのフーガのはじまりの美しさは、感動的でした。ぺダルを使わなくても十分に流れ歌う声部、構築されていくポリフォニー、余分なものを一切加えないことで、かえって曲を引き立たせているように感じました。
Chopinの前奏曲集は、Bachとはまた違う響きで調性が聴こえ、プレイエルの優雅な響きと相まって、味わい深い演奏でした。Chopinは、Bachの平均律をよく演奏したと言われていますが、並べて聴いてみると、調性をもとにする構想は同じでも、全く異なる音の世界で面白く聴けます。

でもやっぱりシフはBachが素晴らしい。小さい頃からシフの音楽が大好きで、平均律を初めて弾き始めたころからよくCDを聴いては、どうしてこんなに美しいんだろうと思いました。今、あれから少し年を重ねても、CDはもちろん、ライブで聴いて同じ感動ができるのは、すごいことだと思います。年を重ねてさらに磨きのかかったシフの精神性は、Bachの音楽の本質と共鳴しているように感じます。

アンコールはChopinのノクターンFis-dur、Bachの平均律1巻Fis-durのプレリュード&フーガ、そしてChopinのマズルカop.24-2C-durという、完全に調性と“Bach”“Chopin”の世界が聴ける一貫性のあるもので、センスも抜群! お客さんの拍手と笑顔が、今日の演奏会の素晴らしさを物語っていました。

終わってしまうのが惜しい・・・と感じる演奏会に、久しぶりに出会いました。





2010/01/31

Museum Etonograficzne

Warszawaの中心地にあるのになかなか行けなかった場所に、今日やっと行ってきました。Museum Etonograficzne(民族博物館)!!土曜日はfreeで入ることができます。ちょうど、Chopinがインスピレーションを受けたマゾフシェ地方の民族に関する企画展を観ることができました。

ショパンの作品の中でも、私にとって音楽的に最も弾くのが難しいのがマズルカです。慣れ親しんだことのない民謡の旋律を心から歌い、踊ったことのないリズム感を自分で創り出さなければいけないからです。







マズルカとは、どんな時に、どんな気分で踊るものなのか。 どんな衣装で、どんな楽器で奏でるものなのか。







この企画展では、当時使われていた民族楽器の音を、隣から出ているイアホン通して聴くことができ、ポーランドの民族衣装に身を包んだ人々が踊る姿が、映像で見られます。


ショパンのインスピレーションの源。

素朴なもの。

当時のものに触れられて、やっぱり考えて弾くものじゃない、いつか、溢れるような演奏がしてみたいと思いました。

ここへ来て、少しだけ、創造するためのヒントをもらえた気がします。


博物館内にあるcafé、居心地のいい素敵な空間でした!カウンターの下がポーランド民芸の切り絵細工になっていて、モダンな雰囲気のcaféにもしっくりきていて、かわいいでしょ?







2010/01/19

街を歩けば

ワルシャワで初めて見た光景でした。

いつも通る道が工事のような状態になっていて、まわりにいる人がみんな上を眺めていたので、その先を見てみると

つらら、取ってました。

確かに、あんな高いところから氷が降ってきたら危険すぎ!
それから、歩きながらいつも通る所の屋根を見てみると、確かにいっぱいつららが。。。今まであまり気にしたことなかったけど、ちょっと気をつけて歩こうと思いました。


今日はお昼過ぎ、友達とHala Mirowslaというポーランドの市場に行ってきました。大きなレンガ造りの建物の中には、普通のスーパーやお店も並んでいますが、その外には個人で出しているお店が軒を連ねていて、どのお店に行こうか迷いそうです。新鮮なお肉や野菜、果物、ナッツなど、安くて近くのスーパーにはないものがたくさんあって、楽しく買い物してきました。


帰り道、トラムの停留所から、サスキ公園を眺めました。並木道も、すっかり冬の景色。

今日から約3週間、Ewa先生は日本へ演奏ツアーに出掛けられました。隣の部屋から先生の音がしばらく聴こえない生活になります。ソロリサイタル、ベルリンフィルカルテットとの共演、レッスンなどハードスケジュールのようですが、すべて素晴らしい時間となりますように。

私は、先生が帰ってきた時、不在の期間を埋めるくらい充実したレッスンになるように、今は頑張ろうと思います。



2010/01/12

雪の日に


ワルシャワは 毎日、静かに雪が降っています。
朝カーテンを開けると、雪のおかげで光が明るく感じます。
出勤の人は朝から雪かきで本当に大迷惑でしょうが、私はのんきにも、まっさらな雪が積もった景色を見るのは好きです。




最近はBachのGoldberg変奏曲を弾いています。長い大曲だなと思っていた頃もありましたが、今はこの曲の魅力に気づき、弾くことが楽しいと思えます。ただ、繰り返しなしで弾いて40分、練習しながら最後までだと数時間かかるこの曲、シンプルなだけに、各声部を聴き分けながら弾くのは頭が疲れてきます笑

でも、純粋に芸術に向き合える幸せを感じずにはいられない曲です。



練習に疲れたら?
こんなことをはじめてしまいました。初めての編み物!
まだ初歩で、あまり深く考えずに同じ動作を繰り返してるので、なんとか続けられてます。ただ、集中するとやめられない笑
寒いうちに仕上がるといいなと思ってます。

2010/01/02

Szczesiliwego Nowego Roku!

あけましておめでとうございます!
2009年は、たくさんの方に支えていただき、私にとっていろんな経験ができた幸せな年でした。2010年が皆様にとって幸せな年でありますことを、心から願います。
本年もご指導、ご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

2010年1月1日 粥川愛
Warszawaより

2009/12/25

Boze Narodzenie

12月24日のクリスマス前夜は、キリスト降誕を祝福し、大切な家族と過ごす時間です。日本では、クリスマスは親しい友人や恋人、大みそかとお正月は家族と過ごすのが一般的ですが、ポーランドでは全く逆のようです。

夕食の時間には、エヴァ先生、旦那様、娘のエヴァ、マリーシャ、に私も参加させていただき、みんな正装で集まりました。この時間は動物でさえ人の言葉を話すという言い伝えから、ペットのうさぎさんまでテーブルの近くに参加していました!

ポーランドの伝統の一つで、oplatek(オプワテック)という薄いワッフルのようなものをもらい、お互いに小さくカットして、今年の罪を許しあい、また相手のこれからの幸運を祈って、そのかけらをいただきました。
この日は白と決まっているテーブルクロスの上には、ポーランドのクリスマス料理が並び、ニシンの酢漬け、リンゴとお野菜のサラダ、ビーツとお豆のサラダ、鯉のゼリー寄せをレモンソースやフシャン(西洋わさび)でいただきました。鯉は初めて食べましたが、あっさりしていておいしかったです。2皿目には写真のBarszcz(バルシチ)という、赤カブのスープをいただき、中には先日手作りしたキノコの入ったuszka(ウシュカ)という小さな餃子のようなものが入っています。

みんなで食事を楽しんでいると、隣の部屋から物音が!足音や低い声の咳払いまで聞こえて、これは・・・サンタクロース!? 今年いい子にしてなかったからもらえないかもしれないよと、マリーシャはみんなにおどされていましたが、恐る恐る扉を開けてみると、、、




クリスマスツリーの下には、山のようなプレゼント!!!











ワァオオ!!!!!






興奮の中、さっそくマリーシャが、ひとつひとつ名前の書かれたプレゼントをみんなに手渡してゆきます。


あ、私にもいくつかもらえました!嬉しい!!


マリーシャにと書かれた、プレゼントの中でも1番大きな包み、開けてみると・・・





中には本物のSAXが入っていました!これにはみんなびっくりで大騒ぎ!








さっそく組み立てて吹いてみるものの、なかなかいい音が出ません。



でもきっと、これからいっぱい練習して、みんなの期待にこたえてね、マリーシャ。






あらら、、わが師まで笑。

でもやっぱり先生はピアノでしょう。。。



その後もプレゼントをめぐり、みんなでにぎやかな時間でした。




写真左のまるいものは、オレンジにgozdziki(ゴジキ)と呼ばれるスパイスを刺したもので、クリスマスに作り、とってもいい香りがします。


クリスマスキャロルを聴きながら、ゆっくりお茶を飲み、夜は更けてゆきました。






先生たちの今夜1番のプレゼントは、娘たちの喜ぶ顔だったんじゃないかなと、思いました。