2010/02/14

WA: HARMONIA 展

ポーランドで日本のexhibitionを見ました。テーマは 和:調和 今日の日本のデザイン。もともと“デザイン”が好きだったことと、日本のものをポーランド人がどのようにみているのか興味があって、友人と日本に興味のあるポーランド人と行ってきました。

柳宗理さんや深澤直人さんのような有名なプロダクトデザイナーの作品をはじめ、日本で目にしたことのある身近なものから、見た目から使い方が想像できないユニークなものまで、いろいろな“もの”が展示してありました。

日本のデザインってやっぱりほっとします。何気なく手にとる“もの”を選ぶ感覚は、根本的には日本でつくられたものに囲まれて育ったことで、自然に養われた感覚からきています。そんな原点を、一気に見た気がしました。
ポーランドで、日本のモダンな“もの”を通じて、精神性が誇張されることもなく素直に伝わっているような気がして、ちょっと嬉しくなりました。日本のデザインを興味深く眺めるポーランド人を見て、アイデアと真心のこもったひとつひとつの“もの”を誇りに思いました。

日本の外側から日本の良さを再発見です。


柳宗理さんのうつくしい言葉


true beauty is not made, it is born naturally.
本当の美は、生まれるもので、つくり出すものではない。





どんなことでも、素晴らしいことというのは、こうゆうこと。 この言葉も、自然に生まれたものなのだと思います。

毎日の小さな感動に、感謝して。 明日もピアノに向かおうと思います。

2010/02/07

最近のお気に入り

最近Warszawaは暖かく(それでもマイナスですが)、天気も良い日が続いて、少し外が歩きやすくなりました。ある日ふらっと入った雑貨屋さんで見つけたものに、最近ハマっています。その名も、

BOROWINA SPA と BUSKIE SPA!

Nowy Swiat通りに新しくできた、ego&ecoというかわいい雑貨屋さんのオリジナルbathグッズです。

BUSKIE SPA (ブスキエ スパ)は、ポーランドの南にあるBusko源泉の体に良い成分が含まれた入浴液で、レモンとベルガモットの香りとぷりぷりの泡に癒されます。

BOROWINA SPA(ボロヴィナ スパ)も、同じ地方の源泉から抽出された硼素が含まれていて、見た目はどろっとした茶色ですが、バスタブに入れると自然な茶色になってスーとした何とも言えない香りに包まれます。療養治療にも使われる本格派みたいですが、これはお家で気軽に楽しめます。

体にも環境にも良くて、もちろん、Made in Poland!ポーランド贔屓になってきた今日この頃です。


夜はバスタブに浸かってじんわり温まってから眠ります。


このモコモコの泡にわくわくするんです


良い夢が見られますように・・・

2010/02/01

Chopin Year's Concerts!

2010年はショパン生誕200年、今年ワルシャワはChopin Yearの演奏会がとっても充実しています。私は今年に入って毎週のようにフィルハーモニーに通い、さまざまなアーティストの“ショパン”を聴くのが楽しみの一つになっています。

そして今日は最高の夜でした。

Andras Schiff(アンドラーシュ・シフ)による、Bachの平均律1巻前半とChopinの前奏曲集というプログラム。Bachはスタインウェイのピアノで、Chopinは1860年製のプレイエルのピアノでの演奏でした。

BachのプレリュードのC-durの分散和音が響き渡ってから、f-mollのフーガの最後の和音まで、ひとつひとつの調性の色が移り変わっていく時間が、こんなにあっという間に感じられるものなんだと初めて知りました。es-mollのフーガのはじまりの美しさは、感動的でした。ぺダルを使わなくても十分に流れ歌う声部、構築されていくポリフォニー、余分なものを一切加えないことで、かえって曲を引き立たせているように感じました。
Chopinの前奏曲集は、Bachとはまた違う響きで調性が聴こえ、プレイエルの優雅な響きと相まって、味わい深い演奏でした。Chopinは、Bachの平均律をよく演奏したと言われていますが、並べて聴いてみると、調性をもとにする構想は同じでも、全く異なる音の世界で面白く聴けます。

でもやっぱりシフはBachが素晴らしい。小さい頃からシフの音楽が大好きで、平均律を初めて弾き始めたころからよくCDを聴いては、どうしてこんなに美しいんだろうと思いました。今、あれから少し年を重ねても、CDはもちろん、ライブで聴いて同じ感動ができるのは、すごいことだと思います。年を重ねてさらに磨きのかかったシフの精神性は、Bachの音楽の本質と共鳴しているように感じます。

アンコールはChopinのノクターンFis-dur、Bachの平均律1巻Fis-durのプレリュード&フーガ、そしてChopinのマズルカop.24-2C-durという、完全に調性と“Bach”“Chopin”の世界が聴ける一貫性のあるもので、センスも抜群! お客さんの拍手と笑顔が、今日の演奏会の素晴らしさを物語っていました。

終わってしまうのが惜しい・・・と感じる演奏会に、久しぶりに出会いました。





2010/01/31

Museum Etonograficzne

Warszawaの中心地にあるのになかなか行けなかった場所に、今日やっと行ってきました。Museum Etonograficzne(民族博物館)!!土曜日はfreeで入ることができます。ちょうど、Chopinがインスピレーションを受けたマゾフシェ地方の民族に関する企画展を観ることができました。

ショパンの作品の中でも、私にとって音楽的に最も弾くのが難しいのがマズルカです。慣れ親しんだことのない民謡の旋律を心から歌い、踊ったことのないリズム感を自分で創り出さなければいけないからです。







マズルカとは、どんな時に、どんな気分で踊るものなのか。 どんな衣装で、どんな楽器で奏でるものなのか。







この企画展では、当時使われていた民族楽器の音を、隣から出ているイアホン通して聴くことができ、ポーランドの民族衣装に身を包んだ人々が踊る姿が、映像で見られます。


ショパンのインスピレーションの源。

素朴なもの。

当時のものに触れられて、やっぱり考えて弾くものじゃない、いつか、溢れるような演奏がしてみたいと思いました。

ここへ来て、少しだけ、創造するためのヒントをもらえた気がします。


博物館内にあるcafé、居心地のいい素敵な空間でした!カウンターの下がポーランド民芸の切り絵細工になっていて、モダンな雰囲気のcaféにもしっくりきていて、かわいいでしょ?







2010/01/19

街を歩けば

ワルシャワで初めて見た光景でした。

いつも通る道が工事のような状態になっていて、まわりにいる人がみんな上を眺めていたので、その先を見てみると

つらら、取ってました。

確かに、あんな高いところから氷が降ってきたら危険すぎ!
それから、歩きながらいつも通る所の屋根を見てみると、確かにいっぱいつららが。。。今まであまり気にしたことなかったけど、ちょっと気をつけて歩こうと思いました。


今日はお昼過ぎ、友達とHala Mirowslaというポーランドの市場に行ってきました。大きなレンガ造りの建物の中には、普通のスーパーやお店も並んでいますが、その外には個人で出しているお店が軒を連ねていて、どのお店に行こうか迷いそうです。新鮮なお肉や野菜、果物、ナッツなど、安くて近くのスーパーにはないものがたくさんあって、楽しく買い物してきました。


帰り道、トラムの停留所から、サスキ公園を眺めました。並木道も、すっかり冬の景色。

今日から約3週間、Ewa先生は日本へ演奏ツアーに出掛けられました。隣の部屋から先生の音がしばらく聴こえない生活になります。ソロリサイタル、ベルリンフィルカルテットとの共演、レッスンなどハードスケジュールのようですが、すべて素晴らしい時間となりますように。

私は、先生が帰ってきた時、不在の期間を埋めるくらい充実したレッスンになるように、今は頑張ろうと思います。



2010/01/12

雪の日に


ワルシャワは 毎日、静かに雪が降っています。
朝カーテンを開けると、雪のおかげで光が明るく感じます。
出勤の人は朝から雪かきで本当に大迷惑でしょうが、私はのんきにも、まっさらな雪が積もった景色を見るのは好きです。




最近はBachのGoldberg変奏曲を弾いています。長い大曲だなと思っていた頃もありましたが、今はこの曲の魅力に気づき、弾くことが楽しいと思えます。ただ、繰り返しなしで弾いて40分、練習しながら最後までだと数時間かかるこの曲、シンプルなだけに、各声部を聴き分けながら弾くのは頭が疲れてきます笑

でも、純粋に芸術に向き合える幸せを感じずにはいられない曲です。



練習に疲れたら?
こんなことをはじめてしまいました。初めての編み物!
まだ初歩で、あまり深く考えずに同じ動作を繰り返してるので、なんとか続けられてます。ただ、集中するとやめられない笑
寒いうちに仕上がるといいなと思ってます。

2010/01/02

Szczesiliwego Nowego Roku!

あけましておめでとうございます!
2009年は、たくさんの方に支えていただき、私にとっていろんな経験ができた幸せな年でした。2010年が皆様にとって幸せな年でありますことを、心から願います。
本年もご指導、ご支援いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

2010年1月1日 粥川愛
Warszawaより